ただの偶然といってしまえばそれまでですが‥偶然にしてはあまりに絶妙なタイミングで物事が起こったり、何かを見つけたり、何かと何かが繋がっていたりすることって、ありますよね。
1月は、気持ちだけでなく、いろんなところの「ひきしめ強化月間」なので(笑)、昨日、スポーツクラブで初めてボディコンバットというのに挑戦してみました。
いつもの「踏み台エアロビクス(30分)」+マシントレーニング(15分)+「やさしいエアロビクス(45分)」を、「踏み台~」+「ボディパンプ(45分)」+「ボディコンバット(30分)」に変えてみたのです。
ボディパンプは、音楽に合わせてバーベルを使うエクササイズで‥しばらくご無沙汰しているうちに、30分の初心者クラスから、45分の初級クラスに変わっていました。(キツカッタ)
ボディコンバットの動きは、エアロビクス+格闘技(空手やキックボクシングなど)‥というのはなんとなく知っていたのですが、いつもは時間のことや、できるかなあという心配もありで、横目でスタジオを見ながら帰っていました。でも、何しろ今月は「強化月間」だし、時間の制約も昨日はなかったので、見よう見まねでとにかくやってみることにしたのです。
全体的は構えはボクシングで、曲と曲の間の息を整えるところで、空手の型のような?太極拳のような動作が入ります。
鏡に映った自分‥かなりへなちょこでした。でも、へなちょこながらも、前に進みながらパンチ・パンチ・パンチ+膝蹴り、なんてのを繰り返していると、ちょっとだけ気持ちが「戦闘モード」に入ってくるのがわかります。そんなアッパーじゃ効かないよ~もっと強く、もっと強く~ほら、今のは効いたあ。なんていうインストラクターの声にも煽られたりして。
そして、午後。
珍しく夫と二人だったので、テレビ録画で、残っている映画を見ようということになって‥。 『ミリオンダラーベイビー』を見たのです。クリント・イーストウッドがボクシングの名トレーナーで、無名の女性ボクサー(ヒラリー・スワンク)をチャンピオンが狙えるまでに育て上げる話です。
初めてボディコンバットをやった日に、ボクシング映画。
どっちも娘rが不在だったゆえに、実現したメニューという共通要素はあったものの、その「偶然」具合がなんかおもしろくって。
自分がほんの一瞬でも「戦闘モード」に入ったことや、その時の気持ちの昂ぶりを、主人公のマギーに反映させたりなんかして‥。映画を観終わったときに家族が居なければ、鏡の前でフックやアッパーの練習してたかもしれません。(それはないかなあ‥)
ボクシングはスポーツというより、生き方そのものですね。
映画も、ただのボクシング映画ではなく、生きることの意味を問う内容でした。たったひとりで、殴りあうために、リングの真ん中へ進んでいくのですから、後ろに信頼できる人の声やまなざしがないとやっていられません。