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「追憶」、刑事となった篤、25年前の殺人事件に向き合うことに。岡田准一渾身の力作!

2017-05-13 18:55:38 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

監督の降旗康男82歳、カメラの木村大作77歳。

熟年コンビが描くサスペンス。

舞台は、富山と能登、日本海の美しい風景、特にラストの夕日は、この映画を象徴して美しい。

13歳の少年3人は、親に捨てられ、喫茶店を営む涼子に育てられていた。

そこへやってきたヤクザの男、涼子を手籠めにしていた。

思い余った少年たちは、その男を殺してしまった。

二度と会わない約束でちりじりになった3人。

一人は、刑事(岡田)、一人は土建屋(小栗)、一人はガラス屋(柄本)になっていた。

東京にいたガラス屋は、金策で、能登に住む土建屋を訪ねていた。

その前日,飲み屋で偶然、刑事と出会う。

ガラス屋は、土建屋とあった後、殺された。

二つの殺人事件を背景に、不幸な家庭に育った3人の男の生きざまを通して、家族愛に焦点を当てて描いている。

短めの作品だが、。中味は重厚。

事件を追うより、人間の葛藤がメインだ。

それだけに、役者の演技が問われる。

岡田准一、小栗旬、江本祐をはじめ、安藤サクラ、長澤正美、木村文乃が好演している。

 

 

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