おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
多重人格者の話って、あんまり好きじゃなくて、私的には ☆☆
多重人格者に、3人の女子高生が拉致監禁されます。
この多重人格(ここでは23人とも24人とも)者を演じるのがジェームズ・マカボイ。なかなかの怪演です。
一方、監禁された3人の女子高生のうち主人公は幼少期のトラウマを抱えています。
多重人格者も、幼少期のトラウマが原因です。
冒頭のサスペンスフルな拉致監禁に続いては、主人公の過去や、監禁者の過去、それに多重人格者の主治医との会話など、だんだん、様子がわかってきます。
そしてラスト、24番目の人格者の登場となるのですが、ここからはオカルトチックで、いわゆるビースト(野獣)の本性が現れます。
ラストはあっけなく、「アンブレイカブル」の主人公が現れて、続編の予告です。
主人公のケイシーを演じる女優がアニヤ・テイラー=ジョイで、ちょっと不思議な印象の女性です。
まあ、風変わりな拉致監禁事件の映画をお好みのかたには、よろしいのでは。