おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
「アベンジャーズ」シリーズに代表されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)に続く第2作です。
前作を鑑賞しておかないとちょっと置いて行かれます。
というのも、前作の解説がなく、登場人物も多いので、混乱します。
冒頭、70年代の軽めの音楽にのせて、木片のロボットがダンスを踊ります。そのテンポにまずぎゃふん。
なにしろ登場人物がユニーク、凶暴なアライグマ、マッチョな破壊王、そして、木片グルート。
このグルートが大活躍。
宇宙での大戦争だが、宇宙戦艦的なノリでなく、個人戦であったり、ボタンを押して終わりだったり。
そして家族愛が基本テーマで、泣きの要素があふれています。
でも、後半の戦闘シーンの迫力は、これでもかの連続で堪能。
わかりやすい設定がなにより、
顔の色を変えたり、人が特定できるのがみそ。
そして音楽。
戦闘映画なのに、音楽のノリで見せるおかしさ。
さらには、血筋の父か、育ての親かのひねりが効いています。
スペースオペラにくすぐりが効いて、大団円です。