今日午後、港南区連合町内会長連絡協議会、港南区社会福祉協議会、港南区役所共催「元気な地域づくりフォーラム」が港南公会堂で開かれました。昨年、西洗自治会の夏祭りに、町の有志が制作した第二代子ども用山車が登場し、子ども達が大喜びで山車を引いたことが話題になり、地域の活動事例ということで五つの事例の一つとしてフォーラムで紹介されることになったこと、またほかの町の活動に関心があったので私も参加しました。
港南公会堂は、全館定員が609名で、そのうち、講堂が525名で、実質、講堂と言っていいものでした。展覧会を開けるような広い部屋はありません。会議室が二つありますが、どちらも定員36名で狭いものです。
フォーラムは講堂であり、密集配置された椅子席の中央部に座りました。そこへ行くのに坐っている5人ぐらいの人の前の20cmぐらいの隙間を歩いて行かなければならず、狭苦しい講堂だと思いました。昔の狭い区役所の跡地を利用したので小さな公会堂になってしまいました。港南区にふさわしくない小さな公会堂です。
フォーラムはフォーラムではありませんでした。社協の人でしょうか、壇上で町の人に聞くやり方で、壇上中央スクリーンに映写したスライドを利用しながら地域の活動事例が紹介されました。町の人は、社協の人に聞かれたことに答える形で説明したので、町の人は自由に説明できず、不満があったのではないでしょうか。社協はこのやり方を毎年続けてきたようです。
女性の人でしたが、社協の人の、なれなれしい、甲高い声が講堂に響き続けたフォーラムでした。
私を含め聴衆は社協の人と町の人のやりとりを聞くだけで質問する時間はありませんでした。場所をかえて町の人と情報交換することもできませんでした。フォーラムになっていませんね。
この後、日野南小6年の女子生徒の、港南区社会を明るくする運動に関する作文の朗読がありました。心のこもったあいさつが重要という趣旨の作文で、万引きが万引きしない店のお話しがあり、いいことを言うなあと感心しました。店の雰囲気がウェルカムで、店員が明るくて親切だと万引きも万引きできないというお話しでした。
余興として、2019創設、上大岡を拠点とする和太鼓団体「清流」の和太鼓演奏を3曲聞きました。まだ若い男性がプロの和太鼓演奏者で彼の名前が清流ということで団体名が「清流」となっているようです。彼は演奏だけでなく、作曲をやっており、自作の3曲を披露しました。伴奏をつとめた人はすべて女性で、港南区民活動支援センターの「街のアドバイザー」だそうです。福祉施設、保育園などを訪問し、演奏しているそうです。上手でした。和太鼓の音はすごいですね。私のお腹が響くのを感じました。
変なフォーラムだなと思いながら、帰りました。
広い会場を使い、港南区の全町内会にパネルで活動内容を説明してもらい、町づくりに関心がある人が、関心のある町内会のパネルの前で町の人と情報交換するパネルディスカッションの方がはるかにフォーラムになると思いました。
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