日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

クスノキは残った

2024年05月14日 | 社会

ソテツは風格があるので日本の人々は、玄関の前にソテツを植えて飾ることが好きです。私も、地植えではないが、大きな鉢にソテツを植え、玄関に至る通路の脇に置いて玄関前を飾っています。地植えの方がいいのですが、管理のしやすさを考え、巨木は家の庭には植えないことにしています。高くなる木は、強剪定で低木風に樹形を整えています。

私が現在通っている横浜栄共済病院の歩行者専用門を入ると、左手に巨木になったソテツが植わっており、まさに病院のシンボルツリーになっています。

横浜栄共済病院のシンボルツリー「ソテツ」

実は横浜栄共済病院の前身は、大船海軍共済組合病院でした。1940年、フィリピンのルソン島から、恐らく小さな状態だったと思いますが、ソテツが玄関前に移植されたそうです。以来、このソテツは病院再建の度に移植されてきました。現在のソテツは4回目の移植で、玄関前ではなく、玄関前に広く設置された駐車場の中央部に植えられています。83年以上、生きてきたソテツで、これまでの病院従業員の思い出の木になっています。

西洗公園も、シンボルツリーにふさわしい巨木が残っています。クスノキ、ケヤキが多数残っており、これこそ西洗公園のシンボルツリーと評価が定着した巨木はまだありませんが、多くの人々が新緑を愛でる公園の南側のエリアについては、これぞ西洗公園のシンボルツリーとみんなが思える木が誕生し、100年、200年と残せるといいのではないでしょうか。

残念ながらケヤキは、土地がやせ、枯れつつあります。しかしクスノキは強い木です。たくさんあるクスノキの中からシンボルツリーにふさわしい木が定まってきてみんながだいじにするようになるといいですね。

日限山4丁目が歴史のある町として永続し、その中央部に美しい西洗公園が、町の神社のごとく、やはり、永続し、「クスノキはのこった」となるといいですね。

町の人、みんなで西洗公園を大切にし、公園が、町の人々が愛する居場所、活動場所になることを祈ります。

西洗公園愛護会は、公園に対する町の人々の思いを大切しながら、港南土木事務所と協働して公園維持改善に努めたいと思います。

公園愛護会会員となって公園維持改善に汗を流すことは、美しい公園を一番満喫することになるし、健康にいいし、仲間づくりになるし、何と言っても、町の人々のために役立っているとの成就感、充実感、満足感を味わえます。

ぜひ愛護会に応募して、町での豊かな生活を楽しんでください。

西洗公園愛護会事務局は、人々の朝の散歩のように、朝のラジオ体操のように、原則、毎朝8時ごろ、公園に行き、ごみ拾いをやります。気になれば、落葉掃除も雑草とりもやります。問題がないか、改善すべきことはないか公園を見回ります。

愛護会員は週1でも月1でも公園管理にご参加ください。花壇づくりにご関心があれば、花壇づくりグループを編制し、補助金を申請するなどして、花壇づくりに挑戦しましょう。愛護会の具体的な活動は会員でよく話し合いましょう。

生活環境部公園担当主催の月1,2回の当番班による公園清掃には、愛護会員は、原則、毎回参加し、公園担当にご協力ください。次の公園清掃は6月2日(日)です。

当面、この公園清掃のあと、約30分間、西洗公園愛護会は公園で青空会議を行います。方針はこの会議で決めていきたいと思います。雨天の場合は、公園清掃も中止、公園愛護会の青空会議も中止です。

なお、5月12日(日)の公園清掃のあとの公園愛護会青空会議では、掃除して集めた落葉は、原則、オオムラサキ大植栽のなかの通路部に撒き、腐葉土づくりすることを決めました。公園の土地がやせるのを防ぐためです。従来の大きな黄色のビニール袋に入れて処理処分する方法は、従となります。毎回、生活環境部公園担当が指示を出しますのでご協力ください。


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