先週韓国の中型路線バスとして、現代のAEROTOWNを取り上げさせて頂きましたが、今日は大宇の中型バスの紹介です。
こちらはROYAL MIDIと名乗っており、車両によっては車体側面に表記もありますが、この車両もAEROTOWN同様に大型車に比べると陰の薄い存在で、BM090という形式番号が側面に掲出されている車両が多く見られます。
デザインもAEROTOWNの様な丸みはないものの、全面ガラスが傾斜している特徴的なスタイルの車両が多く見られますが、中には大型車ROYAL CITYと同じ四角い印象を受ける車両も走っています。
写真の車両は全羅北道Jeolla-bukdo・益山Iksan市の市内バスとして活躍しているROYALMIDIに、以前MAKIKYUが益山～参礼Samrye間を乗車し、参礼到着時に撮影したものです。(この時はその後全州Jeonju市内へ向かうバスに乗り換え)
また今年夏には今度は逆に全州→参礼→益山と市内バスに乗車する機会があり、参礼～益山間では65番という路線で同形車に乗車しましたが、この路線はかなり大回りで参礼～益山駅間でも50分程度かかる路線で、途中では韓国最大の米どころだけあり日本の農村を思い出させる田園風景が広がり、農道の様なかなり狭い道を通る所もあるローカル路線です。
しかも所要時間が長いだけでなく、益山駅から400～500m離れた所で降ろされ、列車にギリギリで飛び乗る状況でしたので、時間に余裕のない時にはオススメできない路線ですが、乗り応えはなかなかあります。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様で、このローカルバスに乗車された方は殆ど居られないかと思いますが、もしこの地域へ行かれる機会がありましたら、この路線に乗車されると面白いかと思います。
(ただ所要時間が長いですので、この点は要注意です)
画像は益山市の市内バスで活躍するROYALMIDIと、益山市内バス65番に乗車中の車窓です。
補足:記事投稿後に益山市HPの交通情報で市内バス情報を調べた所、参礼出発時刻(1605)とサボ表記(画像のガラスに写っている経由地にBonggaeの表示あり)から推測して、MAKIKYUが乗車したバスは65番ではなく67番の様です。(確証はありませんが…)
なお益山～参礼間の市内バスは多数の系統があり、遠回りで1時間程度かかる系統がこの二系統以外にも複数存在しますので、韓国に不慣れな外国人旅行者の利用には多少難があるかもしれません。
詳細を調べられたい方は益山市HPへ。(交通情報は韓国語です)
http://www.iksan.go.kr/home/
(交通情報の中に、市内バスに関する項目があります)