先日厚木市内で走り始めた神奈川中央交通(神奈中)の連接バス・Twin Linerに乗車するために本厚木へ行く際は、現在工事真っ盛り(そのため乗り換えなどは随分厄介ですが…)の海老名駅で相鉄線から小田急線に乗り換えたのですが、乗り換えの際に一旦駅前のバス乗り場に立ち寄ると、神奈中では非常に珍しい日野製中型車の姿が…
神奈中は日本のバス事業者で第2位・約2000台という規模を誇りながらも、日野製車両はマイクロバスと伊勢原営業所(神奈中の営業所にしては小規模な方で、それも神奈中で大多数を占める三菱ふそう製車両がゴロゴロしています)の大型車を除くと、極一部に例外的に配置されているだけで、中型車で日野製ともなれば、その存在自体が非常に希少なものとなっています。
写真がその希少な日野製中型車で、このタイプの車両(Rainbow RJ)自体は他事業者(特に地方)ではありふれた存在ですので、さほど珍しく感じない方も居られるかと思いますが、日頃神奈中のバスを見慣れた人間にとっては、あまり見慣れない車両だけに、つい足を止めて見入ってしまうものです。
ちなみにこの車両は他の営業所から転属して現在大和営業所に所属し、子会社の藤沢神奈交バスに管理受託されている車両ですが、大和営業所で神奈交受託となっている中型車両は、この車両が存在するお陰で国産4メーカーが揃っているのも興味深いもの(それでも過半数は三菱ふそう製ですが…)で、先日は時間の都合もあって乗車は見送りでしたが、機会があれば是非この珍車にも乗車してみたいものです。
(ただ年式的にも古いですので、残念ながら長い活躍は期待できないのですが…)