豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

東急名画座ほか 断捨離の途上で(6)

2019年03月10日 | 映画

 今回は、古い映画館のチケット(半券)や次週予告のプログラムなど。

 学生時代によく通った映画館は、渋谷駅前の東急文化会館の4階(5階かも)にあった東急名画座だった。
 大学に通うため東横線の渋谷駅ホームに立つと、目の前に東急名画座の3本立ての看板が目に入ってくる。
 そのうちの2本見たい映画だった場合には見に行く(大学はサボるか早めに切り上げる)というルール(?)を自ら立てていた。

 この映画館は、東宝東和提供のメロドラマ系をよく上映していたように記憶する。

            
 
 
 もう1軒が新宿駅東口の雑居ビルに入っていた名画座ミラノである。

 この映画館が入った雑居ビルの2階に、かつてはスケートリンクがあったことは以前に書き込んだ。
 子どもの頃、母に連れられてここにスケートに来たが、手袋を忘れていたため、近所のウエスタリアで、手の甲の部分がタータンチェックの手袋を買ってもらったことがあった。
 なぜかその手袋の色形を鮮明に覚えている。

 今回、この映画館と東急名画座が系列館だったことを知った。ひょっとしたら当時から知っていたのかもしれないが、忘れていた。

 名画座ミラノも、通学の途中で山手線が新宿駅に近づくと、車窓からビル壁面の看板が目に入ってしまう。
 1年間に何百本も見るというような映画ファンではなかったが、月に1、2回は通ったと思う。

                
 
 そして、池袋の文芸坐、文芸坐地下にも時おり行ったらしい。
 現在ではサンシャインに向かう道の左側にあった。“人間の条件”をオールナイトで上映したりしていた。
 
 “エデンの東”を予告する文芸坐のパンフが出てきたところを見ると、リバイバル上映された、そのまた後に2番館、3番館として、ここで上映していたのだろうか。

 早稲田近辺の映画館はほとんど行った記憶はないが、プログラムなどが残っているところを見ると、何回かは行ったのだろう。
 むしろ、何も出てこなかったが、飯田橋のギンレイ(銀嶺?)や飯田橋名画座には行った記憶がある。

        

 最後の、西荻セントラルは、懐かしい西荻窪駅北口の映画通りにあった映画館である。

 中学生の頃、三原堂の前からバスに乗って通学していたが、映画館に入ることは禁止されていたので、入ったことはない。
 バスを待っていると、商店街のスピーカーからコニー・フランシスの“可愛いベイビー”などが流れていた。

               

 なんで、西荻セントラルのパンフなどがあるのだろうか。


 2019/3/10 記 


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