チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

大きな刺繍枠をポチリ

2022年07月19日 05時00分31秒 | クロスステッチ

曇、27度、89%

 数日前、久しぶりに刺繍を始めました。使う布も糸も今までに使ったことのないもので、心地よく興奮気味です。クロスステッチですが、布はいつも枠に張ります。ピンと張った布に針を落とすのは気持ちがいい。今回はキャンバス地で目の大きなもの、しかもサイズが50センチ×80センチの大判です。手持ちの一番大きな枠でも張るのは無理でした。「まあいいや」と枠無しで始めました。このお歳です、目は疲れる、指先の力は衰える、気持ちほどに仕事は進みません。「枠があればなあ。」

  私の刺繍枠たちです。大小様々、長年の刺繍になくてはならない道具です。大きな長方形の2つは、香港で求めたものです。1997年の中国返還前後、多くのイギリス人が経営する店は店を閉めました。この枠を求めたのもそんな店でした。イギリスに帰るというおばあさんから使い方を教わりました。丸い枠しか知らなかった私は大喜びでした。 

 キャンバス地の刺繍布は扱い辛く、ネットで刺繍枠を検索しました。10年ほど前はテーブル状の刺繍枠を探したことがありました。ちょうど老眼になり始めた頃です。あちこちの衰えと共に道具に補ってもらいます。テーブル状のものはプレタポルテのアトリエで使うようなもので、市販されていませんでした。10年ぶりの刺繍枠の検索で驚きました。枠の素材も金属製のものが登場しています。お値段もそんなに高くありません。幾つになるまで刺せるかわかりませんが、思い切ってポチリと押しました。長方形で大きさが調整できる大きな金属製の枠です。

 届くまで数日、いつもの麻布、木綿の花糸でクリスマス用の小さなものを刺しました。目は小さい麻布ですが、慣れとは恐ろしい、数時間で刺し終えました。「まだまだ、刺せるじゃない。」

 年齢の衰えは何かで補います。麻布の目が見え辛くなった時は「拡大ルーペのメガネ」を買いに車を飛ばしました。好きなことを続けたい、続けられることは喜びです。明日、刺繍枠届きます。それまで小物を刺して待ちます。


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