曇、5度、62%
ステーキの肉をパイに包んで焼いてみたいと急に思いました。「折りたたみパイ生地」は作り置きが冷凍庫にいつもあります。パイに入れる肉は挽肉にしたものばかり、一枚の肉を入れたらどうなるかな?一緒にパイに詰める野菜も考えます。肉の火の入れ加減、一旦両面に焼きをつけて包むつもりです。それでも肉汁が出るので、パイの底の生地に火の通りが悪くなり最悪は半焼けになります。想像するより、まず作りましょう。
一緒に詰める野菜は「マッシュルーム」の炒めたもの、「ほうれん草」を一度さっと湯がいたものにしました。「ほうれん草」はこの時期ならではのチヂミの「ほうれん草」を使いました。 厚目の葉は香りよく旨いと感じます。両面焼き色をつけたステーキ肉を「ほうれん草」で包み、「マッシュルーム」を炒めたものを乗せて、パイ地を被せました。横長のステーキを丸く整えるのは「マッシュルーム」です。中のものは全て火が入っていますから外のパイ地が膨らみ色付けばオーブンから出すつもりです。高温で焼きます。
家で焼いたパイは熱々を食べれるところが最高。18センチの大きさのパイです。 刃を入れ切り分けました。パイの生地からはバターが香ります。切ると牛肉の匂い。 湯気もご馳走です。
肉の中央はまだ赤みが残っていますが、周囲は心配通り火が入り過ぎで硬いと感じます。パイ時の膨らみは上々。「練りパイ」の生地を使うと重いパイになります。幾重にも折られた「折パイ」はバターをたくさん使いますが、軽い仕上がりです。
一番の懸念、パイの底は肉汁を吸い火は入っているけれど焼き色が出ていません。底をパリッと焼き上げたい。我が家のオーブンは上火下火の調節が効きません。しかもファンが回ります。ファンが回るのは温度を一律にするには便利ですが、下火を強くと思うときは役に立ちません。
まだまだ課題多い「ステーキのパイ包み」まるまるひとつお腹に入れました。ソースを添えるのことも考えましたが、パイ地のパリパリを楽しみたくてやめました。 お腹いっぱい、次回はもう少し工夫を試みます。