曇り、18度、92%
主人が東京の出張から豆大福を持ち帰りました。取引先の方が、「並んで買わなくては売り切れる人気の豆大福ですよ。」と仰った豆大福だそうです。しかも主人との会談中、お若い方が買いに走らされたのだとか、申し訳ないことです。おかげさまで、売り切れるという豆大福を頬ばることが出来ました。 やや小ぶり、ぷっくりと持ち上がった豆大福です。本当はまん丸なのに、遠路はるばる飛行機に乗ってやって来たので途中押し合いへし合いで四角になったものと思われます。日本からのあんもののお土産は、時に甘さがくどく感じられます。中国にも小豆のあんはありますが、そんなに甘さがきつくない、お砂糖の違いかとも思います。この豆大福、薄い皮の中には一杯の粒あんです。ふた口程で食べれます。甘みがさほどきつくない、なのにしっかり小豆の味がします。北海道の小豆を使っていると書かれていますが、口に当たる豆の味はなんだかみつ豆の中の赤エンドウの味がします。その豆の味によく出来た家庭の味がするから不思議です。
銀座の街角はよく行列が出来ています。季節限定栗のお菓子、季節限定桜のお菓子、ベルギーワッフルに少産の最中まで、美味しいと聞けば並んでまで手に入れます。いつも短い日本滞在ですので、並びたくても並べない私など喜んで頂きます。
あと一つ、「銀六餅」というこれまたふた口どら焼きも頂きました。 お店のある銀座6丁目で「銀六」だそうです。ワッフルには餅の粉を使ってあると書かれています。口溶けのよいワッフルと粒あん、大きさといいあんの甘さといいついつい食べ過ぎてしまいそうです。
豆大福の賞味期限は、売られた当日、つまり、私が口にしたのは賞味期限を過ぎていましたがそんなの何のその。銀座のお店の中であんから作っているのだそうです。きっと出来立てはもっと美味しいかもしれません。