チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

和三盆

2020年06月30日 | おやつ

雨、26度、90%

 香川や徳島には「和三盆」という風味のある砂糖が取れます。その「和三盆」を木型で抜いたお菓子が「和三盆」です。小さな干菓子は口の中ですっと溶け、後味の残らぬ甘さです。高松の「和三盆」を古くからの友人からいただきました。いつも気の利いたものを送ってくれます。

 「和三盆」というお菓子も好きですが、和菓子の木型に興味があります。 これは中国のクッキーの木型です。中国菓子はあの「月餅」も木型に入れて作ります。油の乗った木型を最後にポンと打ち付けると複雑な模様の「月餅」が台の上に現れます。中国では最近プラスチックの「月餅型」が出回っています。木型を作る職人が減ってきているのだそうです。

 日本もご飯を抜く「物相」や和菓子を作る木型がたくさん存在します。なかなかそんな日本の木型を売っている店を見かけません。ネットで「木型」を探していたのは数年前のことです。日本でも「木型」を作る職人さんが減って来ているのだそうです。中でも「打ち菓子」と呼ばれる「和三盆」を作る木型は小さく模様を彫るのも大変なものだそうで作り手がほとんどいないと知りました。そんな中、木型を自分で作り「和三盆」に仕上げる店があるとネットに出ていました。私たちにも「木型」作り、「和三盆」作りを教えてくれるのだそうです。友人が送ってくれた「和三盆」はまさにその店のものでした。

 蓋を取ると、 夏らしい「和三盆」が並んでいます。中には手の込んだ「松」も見られますが、今までにない新しい感覚の「打ち型」で作った「和三盆」です。 「枝豆」や丸型で色で夏を表現しているものなど、従来の「和三盆」とは趣が違います。

 一口含むとゆるりとくどくなく溶ける「和三盆」をおやつにいただきました。このお店は高松の「日和」です。四国に渡るときには是非覗いてみたいとお店の一つです。「おごちそうさま。」

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水無月 和菓子

2020年06月29日 | おやつ

晴、23度、96%

 6月に入る頃から和菓子屋さんの店先に長い三角形に切られたお菓子が並びます。上は甘く炊いた小豆、下はういろうの2重構造。口に入れると「ういろう」が冷んやりと喉越しのいいお菓子です。6月にちなんで名前は「水無月」です。梅雨が終わり暑い夏を迎える前に厄払いをするお菓子とも言われます。6月30日の「夏越の祓え」に食べるといいそうです。

 ちょっと早く昨日冷たい「水無月」をいただきました。ちょうど、3時のお茶を入れていると郵便屋さんが保冷袋に入れて届けてくれました。いいタイミングです。中から出てきた「水無月」をよく見ると  三層になっています。一番上は「小豆の餡」、下は「ういろう」、真ん中がなんと「チョコレート」でした。「餡」「ういろう」「チョコレート」ちょっと考えましたが三層を一度に口に入れてみました。冷んやりと喉越しがいいのは普通の「水無月」と変わりません。ふた口目、「チョコレート」と「小豆」の微妙な具合を確かめます。「餡」の甘さは少なく、かといって「チョコレート」が出しゃばっているわけでもありません。いつもの「水無月」と同じに後味もさらりとしています。「小豆餡」の甘さと「チョコレート」の甘さがこの不思議なお菓子の決め手です。そこに「ういろう」がそっと口当たりを作っています。

 食べ終えてまさかの「小豆餡」と「チョコレート」の絶妙なコラボに感じ入りました。和洋折衷、でもやはり「水無月」です。あと2つ残っています。厄払いの30日まで毎日ひとつずつ、私も夏を無事に越すことができますように。

 

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ポークに桃のソース

2020年06月28日 | 昨日のお昼ご飯

雨、23度、96%

 ポークは不思議に果物のソースがよく合います。以前、お外の食事でいただいたイベリコ豚のソテーにはマンゴのピュレソースがちょっぴりかかっていました。ケチャップやウスターソースの延長と考えるとフレッシュな果物のソースも頷けます。今の時期、私は庭でとれたイチジクでポークを食べていましたが、頂き物の桃を小さく切って合わせてみました。

 イチジクと合わせるときはほんの少し「バルサミコ酢」を落とします。「バルサミコ酢」の甘さと香り、柔らかな酸味がイチジクを引き立ててくれます。さて、桃には何をプラスしようかな?

 刺激が強すぎず桃の甘さを支えてくれるような味、「マスタード」がいいなと思いました。キリッとした辛子のようなマスタードではなくやさしい「粒マスタード」です。「粒マスタード」はマスタードシードにビネガーを加えて作ります。辛味は柔らかくツブツブの食感が美味しいマスタードです。果物のカシスのビネガーで作った「カシスディジョンマスタード」はカシスの色がついていてピンク色です。 桃やポークの切り口に色にも似通っています。普通の粒マスタードよりも辛味を感じません。小さめに切った桃とこの「カシスディジョンマスタード」をソテーしたポークに添えました。桃のやさしい味を損ねることなくカシスのつぶつぶマスタードは口の中でプチンと弾けてアクセントを作ってくれました。

 フレッシュな果物のソースはビーフには肉そのものが強すぎて似合いません。チキンではお互い淡白で馴染みません。その点ポークの脂と肉質は不思議なくらいに果物のソースを受け止めてくれます。インパクトが強いのがお好みならマンゴー、程よいアクセントならイチジク、さらりとした甘さなら桃がいいかと思います。また一つ、楽しい皿ができました。

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中国茶の楽しみ 工芸茶

2020年06月27日 | お茶

曇、25度、92%

 気温が高く、湿度も上がって来ると飲みたいと思うお茶が変わってきます。梅雨に入ってこの方ずっと中国茶を飲んでいます。体への効用などは考えず、その時飲みたいと思うお茶を選びます。

 香港で中華レストランに行くと給仕の人たちは「お茶は何にしますか?」と尋ねてきますが、日本人だと思えば「ジャスミンティー」を勝手に出してくる店もあります。日本人は「ジャスミンティー」が好きだと思っているようです。香港のレストランで普通に出されるお茶は「ポウレイ」、つまり「プアール茶」です。長年発酵させた色の濃いお茶です。中国茶も発酵させていない緑茶から半発酵、発酵させたお茶まで数りなく種類があります。日本茶同様、芽が出たばかりの柔らかな葉先のお茶は中国茶でも高級品です。

 お茶の葉を使わない花だけのお茶もあります。菊の花、バラの花の花びらだけのお茶もまた中国茶の一つです。花びらとお茶の葉のブレンドが「ジャスミンティー」に代表されます。そして葉が開く過程を楽しむお茶もまたあります。色が出ない緑茶と花を糸で縛り乾燥させた「工芸茶」はガラスのポットの中で葉と花が開きます。「工芸茶」も高価なお茶の一つです。

 先日飲んだお茶は菊の花とジャスミンが花開きました。中国茶は熱いお湯で時間を置いていただきます。ゆっくり花開く様子を見るその時間が大切です。お茶を湯呑みに注ぎます。「ほたる」と呼ばれる透かしの入ったお湯呑みでいただく中国茶は涼しげです。 古くからの中国ではお茶受けに棗の乾燥したものなどを出していたそうです。お茶が喉の渇きを潤すばかりか、体を整えてくれると考える人たちの知恵を感じます。

 チクチクの合間のお茶の時間は目の疲れ、肩の重さをほぐしてくれます。急に「ライチ紅茶’」を飲みたくなりました。甘い香りと味の「ライチ紅茶」見かけたら是非一度お試しください。

 

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オダマキ

2020年06月26日 | クロスステッチ

雨、24度、94%

 庭の花をクロスステッチで刺し始めて3作目、「オダマキ」です。2年前、友人からいただいた「オダマキ」の種を蒔きました。昨年それらしい芽吹きはありましたが花を咲かせませんでした。この春も同じ場所に「オダマキ」らしき植物が芽を出しました。葉の形だけでは確実ではありません。

 バラの木の下に芽生えた「オダマキ」、4月に入って気付くとピンクの花をつけていました。 30センチほどの茎の先に幾つかの蕾をつけています。蕾をつけていたにも関わらず私は気付かずにいました。よく見ると横にももう一本蕾をつけた「オダマキ」がありました。「オダマキ」の花は小さいながら華やかな姿をしています。あとに咲いたのは紫の「オダマキ」でした。 この花を幾度見ても見飽きません。花の作りが精巧で華麗です。種類も多く我が家の八重咲きです。2年目にして花を咲かせました。

 「セージ」「ポリジ」そして「オダマキ」を麻布に刺しました。「オダマキ」は色を紫とピンクの中間色にしてみました。「オダマキ」の花はそれぞれが思い思いの方向を向いています。今はすっかり枯れて種をつけています。来年も芽吹いてくれるでしょうか。

 刺し終わるとすぐに次の麻布を枠に張ります。友人たちに送るつもりのもの、庭の花もまだまだ刺します。幾つか刺し終えて額に入れます。ひと針ひと針、形と色が麻布の上に出て来るのが楽しみです。

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さくらんぼと桃

2020年06月25日 | 日々のこと

大雨、23度、92%

 永くからの友人が「さくらんぼと桃」を送ってくださいました。 彼女からの荷物の蓋を取ると必ず「ラベンダー」が入っています。香港にいた時に受け取った荷物にも新鮮なラベンダーが数本必ず添えられていました。「さくらんぼも桃」も私が食べやすい分量です。早速その晩、白ワインで「さくらんぼ」をつまみました。小粒ですが甘みがあり色が乙女を思わせる可愛いさくらんぼです。このさくらんぼでお菓子を作ってみたくなりました。2週間先、記念日があります。

 2週間この優しいさくらんぼを保存しておくために、「キルシュ漬け」を思いつきました。早速、 種を取ります。オリーブ用の種取りですから、「さくらんぼ」を傷めないように瞬時で握り種を外します。 「キルッシュ」はさくらんぼの蒸留酒です。「キルッシュ」だけではアルコールが強すぎるので半量のシロップで割りました。 

 桃も小ぶりな早生ものです。ネクターを作ろうと思いますが、生のまま全部食べてしまいそうです。するりと皮がむけて桃の香りが果汁と共に口に広がります。「さくらんぼも桃」も私の今年の初物です。「キルッシュ漬け」のさくらんぼ、2週間後お菓子となって再登場する予定です。友人たちのおかげでいつも旬の物の恵みを受けて生活を送っています。ありがとう。

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刺繍の額装

2020年06月24日 | クロスステッチ

晴、24度、92%

 庭に咲いた「セージ」と「ポリジ」の花を刺したクロスステッチを額装してもらいました。帰国後初めてのチクチクでしたので30年ぶりの日本での額装です。日本のことですから世界中の外枠が集まっているに違いないと期待して出かけました。

 外枠選びから始めます。ボードにL字に切られた外枠のサンプルが磁石で貼られています。その中から手にとって選ぶのは香港と変わりありません。ところが思ったよりその種類が少なく、イタリア製のようなものは一つもありませんでした。日本製でもいいデザイン、木の質感、枠の太さのバリエーションがあればいいなあと思いつつ、金色の角にだけ飾り彫りのある細いものを選びました。お次は外枠と入れるものの周りにマットを入れるかどうかです。マットを入れるとその分大きな額に仕上がります。つまり外枠も大きくなり値段は上がります。おすすめですと当ててくれたマットの色も紙の質もいまひとつしっくり来るものがありませんでした。そういう時はマットなしで外回りを残して額に入れます。香港の時はこの外回りがおおかた2インチと言われていました。次はガラスかアクリルを選びます。ガラスでなくアクリルが主流であることは香港も日本も変わりありません。アクリルの質、透明感がぐっと上質になっています。軽い上に割れることもなく傷もつきにくいのでアクリルを選びました。

 そこで大きさを測り、外枠の使用する長さ、アクリル板の大きさを割り出して手数料込みで値段が算出されます。想像通り日本の方がいい値段です。外枠の発注(在庫がなかったので)も含めて10日かかると言われました。実際は1週間で仕上げてくれ、昨日取りに行きました。

 ハズレのない外枠を選んだつもりです。金ピカではなくややマットな金が欲しかったのですが止むを得ません。香港では永く同じ額屋さんに通いました。気心が知れていました。お店の人のプロの知識をたくさん教えてもらいました。そして何と言っても外枠の種類が多かったこと。

日本では出来合いの額を買うのが主流だからかもしれません。今回の額屋さんでも出来合いのものを勧められました。「絵」や「書」をする人が額の注文に来るのは多いのでしょうが、自作の刺繍布を携えて来る客は少ないとのことでした。

  セージの花。   ポリジ。

 日本に戻って初めての刺繍と額装でした。「セージの花」と「ポリジ」の布の色の違いは「スイスの布」と「デンマークの布」の違いです。この2つの後も刺し続けています。この3年間私を支えてくれた友人たちに小さなものを刺したり、庭に咲いた花を刺したりしています。チクチクとひと針ずつの仕事です。お手元に届くのは先になるかと思います。

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お茶の缶

2020年06月23日 | 身の回りのもの

晴、22度、92%

 日本茶、紅茶、中国茶。日本茶も煎茶あり玄米茶あり時にはお番茶も。紅茶もダージリン、セイロン、アールグレーに特別ないい香りのお茶も。中国茶もウーロンにプアール。お茶の葉の数だけでもかなりの数です。季節やその時の気分で飲み分けます。流しの上の棚にはお茶の缶が並んでいます。しかも幾つかのお茶を除いて全部同じ缶に入っています。

 ハッチのドアを開けると整然と並んだお茶の缶、毎日手を伸ばす私は間違うことなく目当てのお茶の缶を取り出します。自分の決まりで並べているからです。さほど大きくない紅茶が入っていたこの缶は、私が2週間ほどで飲み切る量のお茶の葉が入ります。なんとも手頃な缶の大きさです。この缶の後ろには缶に入りきらなかったストックされたお茶の葉が大きめの別の缶に入れられています。この黒い缶のお茶の葉がなくなると補充されます。

 お店でから入って来たお茶缶を並べると、日本茶の茶筒、中国茶の派手な缶、紅茶もメーカーによって様々、高さも違い凸凹です。毎日使うお茶だけ全部同じ缶に入れるとスッキリとしました。主人がお茶を自分で入れることはありません。私だけがどの缶に何のお茶の葉が入っているかわかればいいのです。人が多く出入りする台所ではこうはいきません。一目瞭然、どの缶に何が入っているかわかることが肝心です。訪ねてくる人があってもお茶を入れるのは私。毎日、私が気持ちよく使うことを第一にしました。

 お茶の缶なんて小さな小さなことです。いろんな缶を楽しみたければそれもよし、スッキリと同じ缶が並んでいるのはお茶屋さんの棚を思わせるようでお茶を入れる手もテキパキと働きます。

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芝刈り

2020年06月22日 | 庭仕事

晴、21度、92%

 梅雨の雨の降り方が昔と違って来ています。大雨が降る梅雨を体験するのは30年ぶりに日本の戻って来てからでした。梅雨入り前から大雨の対策法が新聞、テレビで報じられます。今年はまだ災害がありませんが心配事の一つです。

 雨の後、庭を見れば雑草がうんと背を伸ばしています。芝ももっさりと重苦しく見えます。梅雨の合間の庭仕事の一つが芝刈りです。自分の髪と同じで鬱陶しく見えると芝刈りを始めます。日曜日ですが、気温が上がると予報が出ているので涼しいうちに刈り始めました。

  こんもりとふた山、刈り取った芝はこのまま乾燥させてゴミに出します。昨年からバッタが庭に出てくるようになりました。 トノサマバッタです。バラを植えた翌年からは、 コガネムシも多く見られます。人が住まない状態が続いた後のこの家の庭には蚊がいっぱいでしたが、少しづつ昆虫の生態環境の変化が見られます。人が生活をして家や庭に人手が加わるということの意味を身に沁みて感じます。

 もっさりした芝が短くなってスッキリしました。梅雨が明ければまた芝刈りをすると思います。地面に這いつくばっての芝刈りはそれなりに楽しい庭仕事の一つです。この庭と向き合って3年目、四季の巡りを3巡しました。地元の自然の移ろいも3年にしてやっと飲み込めた感があります。昆虫たちを見ながら30年間日本にいなかったことの大きさを改めて思った芝刈りでした。

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いちごのお羊羹

2020年06月21日 | おやつ

晴れ、20度、96%

 いちごのお羊羹をいただいたのは3月のことでした。虎屋の小型羊羹です。初めて見るパッケージの可愛さに大事にとって置きました。 つい10年ほど前までは大きな竹皮で包まれてお羊羹ひと竿ペロリと食べれるほどだったのに、今ではこの3口程の小型のお羊羹で十分になりました。なんだかそんな自分を不甲斐なく思います。

 最近、お羊羹も進歩しています。ドライイチゴがゴロリと入ったお羊羹も出現、考えてみれば寒天で餡を固めるのですからゼリー感覚で作れます。大事に大事にとって置いた虎屋の「いちご羊羹」を昨日のおやつに封を開けました。

 「いちごのつぶつぶが入っているのかな?」などと想像しながら銀色のパッケージを取りました。中から出て来たのはなんとまあボルドー色のお羊羹です。光に透かして見たりします。「綺麗だわ。」とこの小さなお羊羹に感激。実にいい色です。

 そっと竹のフォークを入れて切りました。つるんと滑らかな肌です。いちごの香りはありません。口に入れて噛み始めると小豆の香りと餡の砂糖の甘さと交わったいちごの味が広がります。いちごのツブツブもありません。深い色合いと香りでいちごを感じます。いえ、いちごとお砂糖が合わさった「イチゴジャム」の香りです。

 小さな「いちご羊羹」は期間限定商品です。小さなお羊羹ですが完成度の高さを感じます。小豆の漉し餡にいちごの濃縮液を混ぜ色と香りを作り出す、さすが老舗のお菓子屋さんの成せる技です。少し肌寒い梅雨の晴れ間のおやつでした。気温が上がるといよいよ水羊羹の季節です。来年も「いちご羊羹」出て来るかなあ。

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