チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

孫娘のスウィートパンプキン

2022年10月31日 | 孫娘

晴、13度、75%

 今日はハロウィン、日曜日の昨日、小学3年生の孫娘が「スウィートパンプキン」を作っているとメールが届きました。YouTube動画などで子供が作るお菓子や料理が配信されています。刺激を受けたのかもしれません。

  かぼちゃのくり抜き、「あれ?生のままかしら?」次々に送られてくる写真です。 ちゃんと計量しています。このババとは大違いです。

  ホイルカップに移します。これって難しいよね。

 夕方ココの散歩に出かけようと準備していると、テレビ電話で焼けたと知らせて来ました。いい具合に焼き色がついています。

 自分で作る楽しさ、作ったものを食べる喜びを味わったことでしょう。振り返れば私が8歳の頃、お菓子を作った覚えはありません。ココアを練って作ったことが一番の思い出です。いつか孫娘のお菓子、食べさせてもらいましょう。

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暖かな色

2022年10月30日 | 日々のこと

晴、14度、80%

 家の洗面所、お風呂場の床材は新建材でしょうか?名前はわかりませんが、水を流して洗えるようなものです。足裏には冷たく感じます。夏場は心地よい冷たさですが、窓も小さく陽が差さない洗面所は気温が下がり始めると寒く感じます。寒い期間だけラグを敷きます。

 先日そのラグを明るい色、暖かな色に変えました。いい絨毯ではありません。IKEAの生産停止でお安くなった品です。ブルーが基調ですが、中のピンクとグリーンが目に飛び込んで来ます。今までのものより若干毛足があるので暖かです。暖かだと察するのが早い人が敷いた脇から横になりました。

 これからは日も短く、日差しも少なくなります。今風の建築物、マンション、一軒家にはない悩みが古い日本家屋には続出します。住み始めて5年目、一年一年、気づいたことの改善です。照明も多く必要とします。壁が白漆喰なのに明るくないのは天井の高さもあると思います。手元の照明も足しました。スタンド型の照明も足しました。きっちりと作られた新しい家が羨ましく感じるのはこの季節です。

 昨年まで使っていたラグもIKEAのものでした。小さかった孫娘が遊べるようにと選んだラグです。まだまだ使えます。デッキにおきました。深い庇があるこのデッキは台風でも来ない限り雨が振り込みません。午前中は陽が当たります。大きくないラグですので、雨が心配でも軽く畳めます。午前中、ココはここで過ごすことが多くなりました。 私が本を読む足元で、のんびりくつろいでいるココを見ると安心します。日本の冬5年目、服の着方、家の冬支度、暖房機の選び方、やっと慣れて来たかな。

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練り胡麻のシフォンケーキ

2022年10月29日 | おやつ

晴、14度、82%

 バター、小麦粉などの高騰で、お菓子やパンの新しいレシピが次々に出ています。バターを食用油に置き換える、小麦粉を日本の米粉に置き換える、パン屋さんやお菓子やさんも原価を抑えるために置き換えを進めているのだそうです。米粉のパンも普及しています。お味は小麦粉と変わらないとは言い難いけど、創意工夫する日本人です。

 「練り胡麻」日本式のスプレッドのような「練り胡麻」でなく固めに作られた「芝麻醬」を使ったシフォンケーキを焼きました。 中国式の「芝麻醬」は硬めに練られた胡麻に保存性を高めるために油(ピーナッツオイル)で蓋をします。「芝麻醬」の入れ物の蓋を取ると胡麻ではなくピーナッツが香るのはそんな理由です。保存中、胡麻のペーストからも油が滲みます。この油を使ってシフォンケーキを焼きました。ゴマペーストも練りこみます。

 黒胡麻を粒ごと入れてみました。黒胡麻と白胡麻、成分は同じだそうですが、味も、香りも微妙に違います。どちらも美味しい、中国ではこの黒胡麻を擦り固めた餡子でお菓子を作ります。まんじゅうや団子の中から出てくる黒胡麻の餡はとろりと口に流れます。朝焼いて待ち遠しいおやつの「胡麻ペーストのシフォンケーキ」、ナイフを入れると胡麻の香りです。 

 「芝麻醬」の油も残さず使い切りました。食品の値上がりはまだ続くと聞きます。無駄なく、安くて美味しいものを考えるのも楽しい時間です。

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信号待ちでの出来事

2022年10月28日 | 日々のこと

晴、13度、80%

 昨日の信号を待っている間の出来事です。都市銀行二行に用事があり、市の中心部に出ました。銀行を行き来するのに大きな道の信号を渡ります。市内でも人、車の量の多い信号です。そばの花壇の花を見ながら待っていると、急に背中を引っ張られました。正確に言うと服を引っ張られました。ビックして振り返り樣、またぐっと引かれます。私よりお年を召した女性が立っています。「何か?」と尋ねました。「いや、上着がスカートに入っていて、みっともないから。」と言いながらまた私の背中に手を回そうとします。怖くなって少し身を引きました。周りにはたくさん人もいます。大きな道ですので信号が変わるまで時間がありました。

 この女性、悪気があったのではなく好意から私のジャケットを引っ張ったのに、私はきっと怪訝そうな迷惑な顔をしていたと思います。信号が青に変わり歩き出す前に「ありがとうございました。」と言い会釈しました。

 道で背中のチャックなどが開いている人を見かけると、声をかけようか迷います。でも手を出してチャックを上げてあげようとは思いません。難しいなあ、人の体に触れる行為は容易には出来ないと思います。

 そう思いながらこのジャケットを着ていた3年前のことを思い出しました。義母がまだ骨折で病院に入院していた時のことです。毎朝、洗濯物を取りに出かけていました。同室の年配の女性から「その服、元々そんなデザイン?」と尋ねられました。「若い人の着るものは変わってるね。」若くはありません。変わったジャケットだとは思ってもいませんでした。背があまり高くない私はジャケットなどの上物を選ぶ時、丈の短いものを選びます。時にはジャケットの裾上げしてもらうこともあります。長いとバランスが取りにくいのです。このジャケットは初めから短め、しかも後ろはやや上がり気味なデザインでした。シャツをジャケットの下から出したまま着ている人も多くなったこの時代ですが、短めのジャケットがスカートのウェストより上にあるとみっともなく見えるのでしょう。

 信号待ちの最中の出来事でした。グッとジャケットを引っ張られた時、一瞬ですが心臓がドキンとしました。引っ張った女性に嫌な顔をした私です。申し訳ないと思うものの、やはり怖かった。

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秋のお弁当

2022年10月27日 | 昨日のお昼ご飯

曇、14度、70%

 2日間変則的に雨が降りました。気温が下がって青空が戻って来ました。お昼まで外出、お昼の用意をしていたら庭でお昼を食べようと思いました。青空に誘われます。お昼の用意をお弁当に詰めるだけのお昼ご飯です。

 塩味に炊いた「銀杏ご飯」お弁当用に瓢箪に抜きました。 おかずは「ブリの刺身のハーブ焼き」大きな策だったので食べきれず残しておいたものにミックスハーブをかけて焼いただけ。 かぼちゃの蒸し物はいつも冷蔵庫にあります。「湯葉と人参の炊き合わせ「大根の山椒昆布和え」お昼は残り物を食べることが多いのでこんなお弁当になりました。

 地面はまだ湿っていたので椅子を運ぶ間、 お弁当を見つけたココ。大したものは入っていませんが、庭で広げるお弁当は気分転換になります。真夏は蚊がいて無理、真冬は寒くて無理、春と秋の私の楽しみ、庭でのお弁当です。

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火鉢に炭を入れました。

2022年10月26日 | 日々のこと

晴、11度、72%

 主人の実家に木炭が山積みされているのを見つけました。冬中、主人の家では火鉢に火が入っていました。座卓の中央は切られて炉になっています。この座卓を囲んで炭で焼き物をしてみんなで食事をしました。木炭は叩くといい音がします。まだ使えそうです。そこで持ち帰りました。

 我が家には父母から受け継いだ火鉢があります。火鉢にはまっさらな灰も入っています。木炭の火起こしをしたことはありませんが、義母がしていた様子を思い浮かべて試してみました。ガスレンジで「火起こし」に入れた木炭を加熱すること10分、炭が真っ赤に起こりました。そっと火鉢に入れました。

 昨日から福岡も気温が下がりました。寝具からココの敷布に至るまで冬仕様の準備です。火鉢は座敷の縁側に飾り物として置かれています。空調やストーブのような暖かさではありませんが、炭入れすると空気がほんわかとして来ました。暖かなのでココは側に座ります。 

 この家にはもう一つ火鉢があります。庭仕事の道具を入れて使ってきました。色絵のやや小ぶりの火鉢です。貫が入っているので睡蓮鉢として使えません。この火鉢にも灰を入れようかな?

 ストーブの炎を見るのも好きです。でも結局は空調の暖房を使ってしまいます。早く温まる、空気を汚さない、火の元の心配がないなどなど。古い日本家屋です。隙間風が入ります。寒さを迎える準備に余念がありません。

  義母が使い込んだ「火起こし」それを受ける「十能」、私が受け継ぎます。寒い台所で「火起こし」をガスレンジのかけて朝の仕事に取り掛かっていた元気な頃の義母を思い出します。

 火鉢の横で編み物をしていると炭の弾ける音がしました。弾ける時にかすかに炭が香ります。「空気が緩む」と肩の力が抜けました。夕方、灰をかぶせて火の収まるのを待ちました。火落としです。この冬は火鉢も暖房に加わります。

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食器棚

2022年10月25日 | 身の回りのもの

雨、14度、78%

 私が生まれる前からこの家にあった食器棚、中にはガラスのグラスが入っていました。下の扉の中には漆器などが箱に入って収められていました。滅多に使わない物を仕舞ってあった食器棚です。物心ついた時から家の中の物で一番好きだったこの食器棚、私が使い始めて5年が経ちました。

 掃除はしない、物が壊れてもそのままだった母がこの家で過ごしていた頃には、左の扉のガラスはなく、中のグラスの壊れたまま入っていました。掃除をしないので埃が積もっていました。上下の扉を開けるのも一苦労、蝶番も錆びていました。ガラスを入れて、下の扉の中に棚を作り、拭いて拭いて、蝶番に潤滑油を指して手入れをしました。拭いても拭いても雑巾が黒くなります。潤滑油を指してもギーギーと扉は音を立てました。

 私は普段使いの食器を入れています。毎日上下の扉を開け閉めします。数日前ハッと気付きました。音がなくスムーズに扉が開きます。そういえば最近雑巾も汚れなくなりました。気付くと嬉しくて幾度も扉を開け閉めしました。滑らかに扉が開きます。手入れをした甲斐がありました。

 隣には私が結婚以来使っている食器棚があります。 40数年、箸の出し入れ、茶器の出し入れ触れない日はありません。引き出しのノブは色が薄くなりました。台所にいればこの2つの食器棚が目に入ります。毎日目にしているのに、改めてゆっくりと眺めました。

 古い食器棚はどのくらいこの家にいるのでしょう?扉を開けながら思います。「やっと私のものになったわね。」

 

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壺切茶と栗蒸し羊羹

2022年10月24日 | おやつ

雨、18度、72%

 今年も「壺切茶」をいただきました。 昨年初めて知った「壺切茶」、新茶を壺で寝かせたものです。数ヶ月の眠りから醒めたお茶は新茶の爽やかさを持ちつつも奥のあるまろ味を帯びています。この夏の殊更の暑さは夏の間お茶を飲むことは水分補給でした。ゴクゴクと喉を鳴らしながらお茶を飲みました。秋になり暑さも収まり、こうしてお茶を味わいながら飲む喜びを思い出しました。

 この「壺切茶」にはお菓子もついています。 「抹茶マドレーヌ」です。抹茶の味がしっかりとしたこの一口マドレーヌも大好きですが、「壺切茶」に合わせて竹皮で包んだ「栗蒸し羊羹」を作りました。 練り羊羹に比べるとあっさり仕上がる蒸し羊羹です。竹皮で包むとほのかに竹の香りが移ります。先日作り置いた栗の甘露煮をコロンコロンと入れました。 実は栗の甘露煮は洋菓子用に作ったものです。ラム酒を入れて作りました。この「栗蒸し羊羹」かすかにラム酒の香りと味がします。羊羹にラム酒が合うのは「ラムレーズン」入りの羊羹で体験済みです。

 昼間は半袖のTシャツ一枚で過ごせます。庭はまだ蚊がいます。座敷の縁側でおやつです。金木犀は一気に花を散らしました。穏やかな風を感じながら、「栗蒸し羊羹」を頬張り、「壺切茶」を愛でました。

 

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蟹と春雨の土鍋仕立て

2022年10月23日 | お夕飯

晴、19度、82% 

 ワタリガニが店に並び始めました。大きな蟹はいいお値段、小ぶりの蟹は手頃なお値段です。中くらいのワタリガニを5杯買いました。 お味噌汁にするには大きめ、そのまま蒸してもいいのですが、春雨と合わせて土鍋仕立てにしました。

 香港では寒くなり始めると土鍋料理が並びます。大衆料理やさんの道沿いには一人用の土鍋が積まれます。土鍋で作る炊き込みご飯用です。ご飯の焦げる匂いと干し椎茸の香りが夕方の街に流れます。蟹と春雨の料理はこうした大衆料理やさんのメニューです。中秋節以降はいいレストランでは「上海蟹」が出されます。春雨と土鍋で出てくる蟹は地元のもので市場では生きたまま売られています。青くてぷっくりした「青蟹」です。

 小ぶりのワタリガニはざっくりと包丁を入れます。ニンニクと生姜で炒めて、豆板醤とオイスターソースで味をつけた簡単な料理です。 包丁を入れた時から「みそ」が詰まっているのが見えました。赤く火が通った蟹は食欲をそそります。「みそ」を吸った春雨が美味しい。

 「上海蟹」を食べに行くと給仕の人がハサミを入れてくれます。手が汚れますから中国茶の指洗いが出されます。「蟹」以外のものだと食事中ずっと仕事の話ばかりする男の人たちも、「蟹」の時だけはみんな黙りこくって「蟹」に向かいます。食べ終わるまでは静かなテーブルでした。真剣に蟹の身を取り出し啜ります。懐かしい思い出です。

   もちろん私も5杯の蟹を前にせっせと手と口を動かし食べることに専念しました。

大きな「毛蟹」や「足長蟹」とは一味違う「ワタリガニ」の旨さでした。土鍋で仕立てると、蓋をとった瞬間の湯気と香りが楽しめます。

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Jazz in Paris

2022年10月22日 | 音楽

曇、20度、74%

 朝晩は寒く感じますが、日中は半袖で過ごします。真っ青な空に終わりがけの金木犀の香りをかすかに感じます。一歩一歩、秋は深まります。

 予定の家事を放り出して、床に座り込みました。床には11枚の古いジャズのCDが並んでいます。探し物で開けた引き出しに見つけました。「Jazz in Paris 」シリーズで出されたCDです。ジャケットは白黒の古いパリの写真、中のジャズはレコードの雑音まで入ったものもあります。

  CDも整理して帰国したのですが、手元に残した11枚です。 しなくてはならないことがあるのに、プレイヤーに入れてしまいました。

 寒い時、暑い時、ぼーっとすることはありません。秋の心地良い日には同じ気温でも春と違って昔を思い出します。パラパラとページをめくるように、とりとめもないことを思い出してCDを聞きました。気づくともう夕方の散歩の時間です。

 今日はやりかけのことを片付けなくては。私の人生もちょうど秋、季節もちょうど秋。贅沢な時間の流れです。

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