チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

汁なし担々麺

2024年08月31日 | 昨日のお昼ご飯

曇、27度、85%

 孫たち一家が来ている間は食事が孫中心です。何でも食べますがいつもとは違う味付け、お肉中心の孫好みに用意します。調味料も普段はこの家にないものを買って来ます。東京に戻って行くと、まずはそういう調味料や買い過ぎたお肉を片端から食べます。やっと冷蔵庫の中が普段に戻りました。

 この2日間、台風で家にこもっていました。そんなに重くないお昼にと「汁なし担々麺」を作りました。「汁なし」は本場四川、「汁あり」は日本が考えた担々麺だと言われます.夜鳴きそばのように天秤棒かついでの四川の「担々麺」は汁があっては仕事ができないから「汁なし担々麺」だそうです。「汁あり」よりスープがない分作るのも準備も簡単です。

 麺は香港から主人が持ち帰ってくれた「蝦子麺」、 香港の麺の種類の多さは飛び抜けています。生麺、乾麺、インスタント麺、街角にインスタント麺を食べさせる店まであります。「蝦子麺」は古くからのインスタント麺の一つ、「蝦」の卵が練り込まれているので茹でてそれだけ食べてもいい味です。

 「汁なし担々麺」、調味料は3つ。お醤油、黒酢、ラー油です。ラー油はパーアップした、自家製を使います。 唐辛子より山椒をより多く使います。挽肉の味付けはお醤油とお酒だけ。作り始めて15分で完成。

 「汁なし担々麺」は和え麺ですから、思い切りよくかき混ぜて食べます。 「蝦子麺」でなく中華麺で十分です。「蝦子麺」の美味しさはまた格別です。

 やっと普段の食生活に戻りました。台風もおとなしく過ぎてくれました。よかった。

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岩舘隆さんの「浄法寺塗」

2024年08月30日 | 身の回りのもの

雨、25度、97%

 岩手県二戸市の浄法寺は日本で一番良質な「漆」が採れる土地だと聞きます。「漆」を搔き、漆器に仕上げていく何百年も続く歴史がある土地だそうです。その「漆」はお安い中国産に「漆器」はプラスチック製品に押され、すっかり「浄法寺塗」は途絶えました。その「浄法寺塗」を甦らせたのが塗師の「岩舘隆さん」です。

 私は塗りの器が好きです。普段に毎日使う「漆器」、洗うのも普通にお茶碗と同じように扱います。蒔絵の漆器ではなく毎日使う漆器は素地のものを揃えています。40年近く前、馴染みの器屋さんにあった手に収まりの良い黒のお椀が私の「浄法寺塗」との出会いです。ぽってりとしていますが、黒の色もよく汁ものばかりかご飯も香のものも色映えよく収まります。すぐに、同じ型の朱の椀を揃えました。その次は朱の大ぶりな蕎麦椀を求めました。そして、お店を介して作っていただいたのが「合鹿椀」と呼ばれる台の高い椀です。 すべて「岩舘隆さん」の手によるものです。どれもこれも長年の使用にびくともせず艶を増して来ました。

 数日前の新聞に「岩舘隆さん」の記事を見つけました。「浄法寺塗」の復活に尽力なさったことが書かれています。 「岩舘さん」のこうした働きは馴染みのお店の方から伺っていました。

 浄法寺の「漆」がいいものだと知れるようになったのは30年ほど前だったと思います。私が「浄法寺塗」を買い求めて数年後のことです。そしてあっという間にお値段が上がりました。馴染みの店も器が入ってこないほど人気が出ました。私は運良く随分お安いお値段で「浄法寺塗」を揃えることができました。今は「溜塗」が流行りですが、「浄法寺塗」の「朱」は鮮やかでどこかに可愛さを秘めた色で私の好みです。日々使う塗椀はこの4種類、テーブルに上がらない日はありません。

 岩舘さん、お元気に今も器に塗りをなさっています。人の手で作られた器を手に取ると、作り手のお人柄まで伝わります。優しくておおらかでそれでいて剛健な「浄法寺塗」、改めて感謝の気持ちで使います。岩舘さん、ありがとうございます。私の大事なお椀たちです。

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ワンプレートのお昼ご飯

2024年08月29日 | 昨日のお昼ご飯

雨、25度、84%

 町の洋食屋さん、一つのお皿にフライやサラダ、スパゲッティを乗せて出してくれます。小さな店のテーブルに座って、フォークとナイフでそんな一皿を食べるとホッとします。町の洋食屋さんが周りにありません。ファミリーレストランもめっきり数が減りました。一皿でもお腹いっぱい。

  ハンバーグを焼いたのでお家でワンプレートのお昼を作りました。少なめのスパゲッティと思ったのですが、残り物の「ジェノバソース」でバジルご飯にしました。ハンバーグのソースも残り物の「トマトサラサ」冷蔵庫の残っていたサラダの葉っぱ、取り立てのいちじくを添えました。

 町の洋食屋さんならハンバーグの横にエビフライか小さなコロッケが付いて来そうです。紙ナプキンにナイフとフォークも洋食屋さんのお決まり。お味はホッとするおうちの味で、調理場からの炒めたり揚げたりする音を聞きながらフォークを口に運びます。そんなお店で一皿のお昼ご飯を食べたのはずっとずっと昔のような気がします。

 思い立って家にあるもので作ったワンプレートのお昼ご飯、懐かしいおいしさでした。

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Google検索「AIによる概要」

2024年08月28日 | ぼんやりと考える

晴、29度、77%

 私の検索エンジンは「Google」です。「Google」をお使いの方はお気づきかもしれませんが、検索結果の一番上に「AIによる概要」と書かれた項目が出て来ます。検索内容をまとめた要するに答えです。すべての検索結果ではありませんが、概要はよくできていて次への検索へもスムーズに繋いでくれます。 「Google」がこのサービスを日本に導入したのは、この8月16日だそうです。そういえば「NHK」も最近「AIによる音声放送」が数分流れます。

 「AI」が徐々に生活にも浸透して来ています。「AI」のアプリを私も使ってみようと思ったのは数ヶ月前です。意外に使用料金が高いので必要性を鑑みてやめました。「AI」搭載ロボットも見かけるようになりました。

 60年ほど前、「鉄腕アトム」を見ていた時のアニメの世界が現実になりつつあります。「AI」と名付けられたのは1956年だそうです。便利になるのは嬉しい、ありがたいと思う反面、温もりのあるものが消えていくような気がします。

 日に幾度も検索します。その度「AIによる概要」に触れます。「AI」と気付かず使っているものも多いはず、これからどう進化、進歩するのかしら。今大型台風が接近中です。どんなに「AI」が世の中で使われても自然災害は防ぎようがないと思います。毎日目にする耳にするようになった「AI」、ぼんやりとその「AI」が時代を変えつつあると感じています。

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バイカラーの車

2024年08月27日 | 日々のこと

晴、29度、77%

 町を走る車、屋根の色がボディーの色と違う「バイカラー」の車が目につきます。「いいなぁ。」と思うので目につきます。写真はスズキの「ハスラー」ばかりですが「ミニクーパー」「Nボックス」も「バイカラー」の車があります。「バイカラー」ですから2色、色の組み合わせにもさまざま。屋根の色に合わせてサイドミラーも同じ色にしている車が多いようです。 

 全体が一色の車よりスッと軽い感じ、「ハスラー」に至っては「かわいい。」。 木の影のボディがブルーで屋根が白の車も「ハスラー」です。この車が一番カッコよかった。「ミニクーパー」は色の組み合わせが大人びています。渋いオレンジ色のボディに屋根がグリーン。「欲しい、欲しい」と思ったほどでした。きっと信号待ちか何かで前の車が「バイカラー」だったことから目に飛び込んでくるようになったのだと思います。運転してても、歩いていても、気になります。

  黒白の「バイカラー」、キリリといい感じ。大きな車でないからよく見えるのだと思います。大型車だと逆に嫌味かもしれない。程よい大きさの「バイカラー」の車、しばらく私の「推し」になりそうです。

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イチジクのお酒

2024年08月26日 | 庭からの贈り物

晴、27度、87%

 今年も「イチジク」が豊作です。赤く熟れた「イチジク」を日に20個獲ることもあります。 「イチジク」が好きな私にとって嬉しい限りです。ところがこの夏の福岡の天候は高温、雨がほとんど降りません。やっと昨日まとまった雨が降りました。雨無しで毎日照りつける太陽、「イチジク」の熟れ方に変化がありました。色が濃い赤に変わり身の底の穴が開き始めたら収穫です。ところが今年は穴が開く前に触ると柔らかくなっています。中には自分で落ちる「イチジク」もあります。穴の開き具合でなく実の柔らかさで獲ると中はまだ熟れていません。「イチジク」は後熟れしない果物です。そんな味のまばらな「イチジク」が日にたくさんあります。 

 その上、私の食べる速度より収穫量がはるかに多い、嬉しいような悩みです。 ジャムも作りました。「ドライイチジク」にはうってつけの天候ですが、家で作る「ドライイチジク」は常温での保存が難しいと経験上感じています。

 「イチジク」のお酒を作ってみようと思いました。頭の中でその味を想像しますが、今ひとつしっくり来ません。パックに入って売られている「イチジク」は匂いませんが、実は葉も実も木から獲った時は芳香があります。イチジクの木の周りにはその香りが空気に漂うほどです。その香りがうまく「イチジクのお酒」に残ってくれるかな?枝からもいだ「イチジク」は白い液を出します。ベッタリとしていて被れる人もあるそうです。この白い液が香りの元だと思います。そこで捥いですぐに洗った「イチジク」を「ホワイトリカー」に漬けてみました。まだ2日目、「ホワイトリカー」がこの白い液のせいでやや濁っています。甘みの強い「イチジク」ですので蜂蜜で漬けました。おそらく皮の赤みが「ホワイトリカー」を染めると思います。3ヶ月ほど寝かしてみるつもりです。「イチジクのお酒」どんなお味になるのやら。

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生麩のスモークサーモン巻き

2024年08月25日 | 昨日のお昼ご飯

晴、26度、88%

 「生麩」が大好きです。お餅みたいでそれでいてお餅じゃない。グルテンの塊です。「よもぎ麩」「粟麩」「手鞠麩」、最近は「かぼちゃ麩」「コーン麩」なんてものまであります。田楽や汁物、煮物に使われますが私はそのままお刺身のようにして食べます。食べる前に冷蔵庫から出しておくと柔らかな味ももっちり感も増します。かまぼこの倍くらいの長さの「生麩」を一本食べると、お腹もちょうど良いくらいに膨れます。お醤油をちょっと垂らしてワサビで食べるとなかなか。

 昨日は冷蔵庫にあった「スモークサーモン」に「粟麩」を巻いてみました。彩りに庭の大葉を摘みました。 一見お寿司のようです。「粟麩」は断面に粟のプツプツが見えますが口当たりは滑らかです。「スモークサーモン」の塩気がお麩に移って、用意していたお醤油は使わずに食べました。食べてしまうのが勿体無いほど美味しい。三枚しかなかった「スモークサーモン」です。残りの「粟麩」はいつものようにちょっぴりのお醤油で食べました。

 「焼き麩」と「生麩」は別物です。「焼き麩」はさほど好きではないのですが、「生麩」は好物です。「生麩」との出会いは「麩饅頭」でした。薄い「生麩」の皮にこし餡、教えていただくまでは「生麩」とは気付きませんでした。香港にも市場のお豆腐屋さんに「生麩」に似た物が売られています。硬めで見た目も無骨、精進料理の大切な具材です。

 意外な組み合わせですが我が家の定番になりそうな「生麩」の「スモークサーモン」巻きです。

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障子の穴

2024年08月24日 | 孫娘

晴、29度、89%

 孫娘が使っていた2階の部屋は畳の部屋です。ベット横の窓には障子を入れています。孫娘が帰った後、2階に行くと障子に小さな穴が空いていました。そういえば、帰る前に「寝てて指が当たって障子に穴を作った。」と言っていた気がします。2階の部屋を主人や孫家族が使っている間は私は2階に上がりません。上がると部屋の散らかりが気になります。仕事を増やさないために2階は無視して過ごします。

 小さくて空いていても気にならないけどやっぱり閉じましょう。 和紙を抜くのに料理の抜き型を出して来ました。市販の障子の穴塞ぎもありますが、きれいに切られた市販物は味がありません。和紙の繊維が感じられるように切り口はボソボソさせたいと思います。型で押し抜いた和紙の縁を水を付けて解しました。使った型は「梅の花」。愛嬌のある障子の穴塞ぎです。 

 いつも何か忘れ物をする孫娘、今回はこの「障子の穴」を置いて行きました。

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「小さな建築」隈研吾

2024年08月23日 | 

晴、30度、82%

 建築物、大きいもの小さいもの、新しいもの古いものどれも興味深く観ます。公共の建物、商業施設、民家、私はどれもに建てた人の反映を見ます。

 2013年に発行の「小さな建築」、隈研吾の本です。建築の歴史は大きな自然災害を契機に発展、変化を遂げているという視点で書き進められています.そしてご自分の美観でしょうが、大きな建築は醜いと書かれていました。隈研吾の建造物は確かに大きさを誇るものではありません。2013年という年でお分かりかと思いますが、2011年の東北地震がこの本を書くきっかけだったのではないかと想像します。

 昔は大火災で街が焼け野原になりそこに人間は次々に大きな建造物をつくりました。それは東京に限ったことではなく、パリやニューヨークでも同じだそうです。大きさを競う根元には建築素材のコンクリートや鉄材の量産が貢献します。建築家は大きさ、形、外観に奇抜を好むように思います。そこは「小さな建築」という隈研吾も同じです。「大きな建築」の中にある「小さな建築」は目を惹きます。隈研吾の建築の本は素人の私にも読みやすく、いつもたくさんのことを教えてくれ「建築物」への思いが深まります。

 振り返って自分住むこの家を見ました。築100年近く、耐震設計なし。床下に潜れば柱の基盤は「石」です。屋根裏に入れば大小の「梁」が釘を使わずに接続されています。地震が来ればペシャッと潰れそう、火事に遭えばすぐに燃えるでしょう。「小さな小さな建築」です。

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孫娘との8日間

2024年08月22日 | 孫娘

晴、29度、85%

 8日間、私と二人で過ごした孫娘が昨日東京に帰りました。暑い日の連続、遠出では出来ませんでした。日々の生活を共にすると、良いところも見えますが、注意したくなることもたくさんありました。気付きたことは話すようにしました。気難しいばばとの生活、お疲れ様でした。

 夕方の便で戻ります。朝は「パフェ」を作りました。大好きなシャインマスカット、先日作った「ピスタチオアイスクリーム」いちじくのジュレ。絞り袋を使ってクリームを飾ります。どんなふうにグラスに入れるか下絵を描いて考えていました。 朝ごはんは「パフェ」でした。

 孫娘は今回一人で2階の部屋を使いました。夜も一人で2階です。この8日間、私は彼女に2階は任せて一度も上がりませんでした。昨日、持ち帰る荷物を全部階下に下ろした後、寝具の整理に2階へ行きました。引き戸を開けると、 ベットは作られていました。最後の日だからでしょう。家を出る前には仏壇代わりの本棚に飾ってある曽祖父、曽祖母4人に向かって手を合わせました。親たちの見様見真似です。

 一人飛行機に乗るのは3度目、今までは羽田から一人旅でしたが今回は勝手の違う福岡空港です。空港に向かう間、少し緊張しているのがわかりました。 機体変更のため大幅な遅延でしたが、無事、親の待つ羽田に着いたようです。

 ふっくらと女の子らしい顔になりました。身長はほぼ私と同じです。お正月にはまた一人でやって来るはずです。大好きなココも待ってますよ。 私と二人だけの時間、ありがとう。

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