晴れ、28度、85%
花の水を換えていて、花が頭からぽろり。枯れたポトスの葉っぱを引っ張っていると横の小さな新芽がぽろり。この年になっても、どこかザワザワした落ち着かないものを身につけているようです。折角の生きているものですから、小さな器に水を入れ、テーブルに置きます。
水換えが終わったトルコキキョウをボーッと眺めていると、花から花に何かが動いているのが見えます。逆光な上に、30本ものトルコキキョウですから花の数も沢山です。動いているものは、時々こちらに手を挙げているようにも思います。近づいてみると、一匹のうぐいす色の芋虫でした。3センチぐらいの芋虫です。時折ピット頭を上げるのが、手を振っているように見えました。トルコキキョウを求めて1週間が経ちます。花にこんな芋虫がついているのは初めてのことです。芋虫だって生きてますから、殺さずに外に放ちました。このベトナムから来たピッコロワインという名のトルコキキョウ、今日までに3匹の芋虫が住んでいました。中国の昆明から来る花に虫なんてついていません。きっとベトナムでは殺虫をしないのかもしれません。
香港地元のブロッコリーはきちんと洗って湯がいても、時折青虫がお鍋にプカプカ浮かびます。アメリカからのブロッコリーでは青虫がついていた試しがありません。
殺虫をしないと言うことは虫が付く代わりに、なぜか安心感を覚えます。私、芋虫の類いは苦手ですが、最近ではちゃんとつまむことが出来るようになりました。いよいよ、暑い夏です。お米にも虫、花にも虫、野菜にも虫、テーブルに置いたぽろりの花の頭からも芋虫が出てきました。