チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

アレッシーの時計

2010年05月31日 | 身の回りのもの
うす曇、25度、91%

日か射さない。発芽したち新芽の成長が気にかかる。月末なので朝から中掃除。
日ごろ手ををかけていない額のガラスや掛け時計の上も今日はひと手間。

15年ほど前に求めた、アレッシーの置き時計。ここ香港でも日本でももう店頭で見られなくなった。土台の板の部分が少しめくれはじめ、振り子が揺れない。
でも、きっかり二分遅れで動いてくれている。
時間を合わせるときは、針を指で動かしてやる。以前、長針がダランとなったときあわてて
力をこめて治そうとしたせいか、ほんの少し曲がってしまった。

この掛け時計は、色違いも含めていまだに店頭に出ている。掛け時計にしては奥行きが9センチ近くもある。青と赤の鳥が立体なので、二つが重なるときの空間が必要からだ。
毎日何気なく見ているもの、でもこのすっきりしたデザインの中に何かちょっとしたユーモアが
暮らしのアクセントになる。
今日で、あわただしかった5月もおしまい。
明日から、新しい月の時を刻んでもらおう。
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家に帰ると

2010年05月30日 | もも
曇り時々雨、27度、92%
家に帰ると、パグ犬モモがお出迎えかと思いきや、彼は所定の位置でしっかりと休んでいる。
なぜか私が帰ってきても出迎えに来ることは稀。
旅から帰ると、ボストンバックを置いたままほかの用事をしていると、急に気付いたのか
下半身を大振りに振って、歓迎してくれる。とにかく嬉しい表現が顔だけでなく体まですべてから伝わってくる。さて、その熱烈歓迎の儀式が終わると、上の写真のようになる。
ボストンバックの上にいるのはパグ犬モモです。
さて、これは朝走って帰ってきたあと靴脱ぎっぱなしにして、飲み物を作っていたら、この状態。

普通に靴を置いていても靴の上に載ったりしない。なぜこうなるのか?
これ以上出て行かないでくれという意味なのかと、自己満足な解釈をする。
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エコバック

2010年05月29日 | 私見
うす曇、29度、90%

家人がランバンでスーツを求めたら、エコバックをくれた。
エコバックを使い始めたのが1994年。なぜ覚えているかといえばこれも頂き物のエコバック。
1994年10月、オリバーという香港の高級食材店でイタリアフェアを記念してくれたもの。あの頃は、このバックをレジで出すとレジの人がいぶかったものだ。
次に買ったのは、クラバトリーのもの。一番これを使ったように思う。痛んできて新しいものを買いたくてもなかったので、持ち手は二度付け替え、そこもつぎを当てている。
次のは、何か本で見て欲しくてパリのパン屋のポアレーヌにメールで頼んだもの。
開けてびっくり、とにかく小さな私には大きすぎて、持ち手も袋の本体も縫いつめて使っている。
2ねんほど前から使い始めた、フォションのものは、三色、季節や服の色に合わせて使っている。
昨年から、香港ではレジでバックを50セントで買うようになった。
今では、ほとんどの人がエコバックを持って買い物に出る。持ってないと、少ないときなど
手にそのまま持ち帰る人もいる。レジバックの有料化は、確実にこの町で根付き、人々も目の前の環境問題として意識を持ち初めた。主婦の目からすれば、地球を包む大気が云々というより、理解でき実践できることだと思う。
それにもまして、私はいろいろなエコバックを入手しやすくなった。
生活の必要品、水からミルク、野菜、肉、魚を運んでくれる私の相棒たち。
たくさんのしみをつけてがんばってくれている。
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朝 走ること(1))

2010年05月28日 | 香港

うす曇、26度、77%

毎朝、雨が降らない限りは
走りに出る。朝といっても朝の5時。この時間は最近大気汚染が問題になり始めた香港でも空気が清々しい。家を出て一時間半、いろいろなことを考えながら走る。

毎朝ほとんど同じところで同じ人たちに出会う。「チョウサン」と挨拶を交わしながら
西に向かって、日の出に向かって走る。

この道は、走ったり、散歩をする人たちの道。
香港島の北側のほぼ中腹にある寶雲道。車は途中までしか入れない。
香港島の中心部を下に見ながら、片道4キロ。

香港といえば、林立するビルを思い浮かべる方のほうが多いだろう。
山頂までの中腹にはこうした緑が多い。
ここで会う人、野良猫、ハクビシン、蛇、鳥。
この道を走ることで、教えられたこと朝ごとに元気をもらうこと
緑の中を走るたび、足の下に香港の土地を感じるたび
幸せになる。

 写真は、昨日花市で求めた、アダブカダブラ。固いつぼみが開いてきた。

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小さな物(1)

2010年05月27日 | 身の回りのもの

小雨、27度、80%

花を求めに、九龍サイドの花市まで車で出る。
フロントガラスに柔らかい雨。
年中、同じ花しかないものかと、日本の四季それぞれの花たちが懐かしい。

木が少なく、バラ,菊、カーネーション、トルコキキョウは種類が多い。
30年以上前、六本木のゴトウ フローリストで初めて見たトルコキキョウ。
ガラス張りのショーウインドーにあふれる紫に惚れ惚れとした。

今日は、斑なアダブカダブラと縁が少しピンクのカーネーション。
何もトンネルを越えて車で花を買いにいくこともないだろうに
12本とか24本とかの大きな花の束を抱えて、ごっそりと部屋に飾るのが好きだから、それに入荷のある日に求めた花たちは永いこと咲いてくれる。

 写真のデミカップ、ベルリンに住む知人が送ってくれたもの。
我が家のモモかと思うほどよく似ている。
知人の言葉に、ベルリンの街角でモモちゃんに会いました、とあった。

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乾物市場 香港

2010年05月26日 | 香港
晴れ、27度、70%

桜海老を求めに、上環にある乾物市場に行った。
乾物といっても、町は、干し魚のにおいでいっぱいである。
つまり、海鼠、干し魚、干しえび数々の中国薬湯の元になる
朝鮮人参などを売っている町なのだ。

店の数、大小合わせると50件以上もあるらしい。
旧正月の前になると、ことさらに人出が多くなり
祝儀物は値段も通常より高くなる。

香港は、同じものを売る店が一箇所に固まって店を出している。
商売が成り立つものかといぶかしく思うこともしばしば。

海鼠、しいたけ、干し貝柱の一等品はみな日本のもの、なぜか誇らしく感じてしまう。

目当ての桜海老は、上物ではないせいかとても安く買えた。
さすがににおいが強いせいか、観光ルートには入っていない。
リヤカーや搬入のおじさんたちに「どいてくれ」と言われながら歩くのも一興だ。

天気がいい日は、道端にとてつもなく大きい海鼠や魚の肺を干してある。
写真が重くて載せられないのが残念。

上の写真は、モモがてんぷらを食べてもいいかと待っているところ。
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蝉時雨 香港

2010年05月25日 | 香港
快晴、29度、50%
二日続けての快晴。昨日とは違って風がない分ほんとに暑い。いよいよ、夏到来。

除湿機は必要ないものの,クラーはフル起動。

前の車のレアウィンドウに映る空のきれいなこと。この町では普通の目線では空が見えない。
あごを上げてみるか、街中ではもう少し上向きに見上げるか。

今年は蝉の鳴き始めが3月23日。例年より若干早かった。
涼しかった4月が過ぎてやっと蝉の最盛期。

車の窓を開けて走っていると、このセミたちの鳴き声が木々の間のこもれ日とあいまって
にぎやかさを増す。この暑さが10月頃まで続くのは分っているけど、いつも言葉とは裏腹に
夏の暑さを待ちわびている。

クーラーの聞いた部屋でも寝苦しいのか、パグ犬モモは顔をうずめて昼寝中。
4月ごろ、土から出てきたセミたちが
天気の不順で雨に当たったり、急に寒くなったりで、死んでいるのを見た。
長いこと土の中にいて出てきたらすぐに死んでしまうものたちの哀れ。

日本の蝉よりもっやや大きく、鳴き声もうるさい。日本でも子供たちは蝉取りなどしないのかしら。こちらに来て一度も虫かごや網を持っている子供を見たことが無い。
大きな蝉なので、すぐに捕まえることができそうに思う。

そんな不埒なことを思っているせいか、走っているとき天罰のようにおしっこをかけられる。
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雲ひとつない

2010年05月24日 | 身の回りのもの

快晴、29度、50%

日差しは強いものの、心地よい風が吹き何といってもからっとしている。
4月から11月まで、クーラと除湿機が24時間フル回転する。
湿度の高さと暑さに弱い犬がいるからだ。

確かに暑いけど、この気持ちのいい日に窓を閉め切っているのがもったいなくて
パグ犬モモには申し訳ないが、窓を開け放っている。

昨日は雨上がりの上に気温が上がり始め、久し振りに部屋用のscented candleを求めた。
一晩中炊いていたけど、この自然の風が運んでくれる夏の初めの匂いにはかなわない。
向こうサイドの山まではっきりと眺められる。このお天気も今日まで。
天気がいいとじっと家にいることができない。

風がよく抜ける家人のベットで暑がりのパグも四肢を伸ばして熟睡中。

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我が家の裏と表

2010年05月23日 | 珍現象
 曇り、27度、87%

珍現象かもしれない。どちらを裏といってどちらを表というべきか
海と山の両方に窓がある。

今日のような雨の日に、時折、山側は雨なのに、海側は降っていないなんてことがある。そういう時、山側の道は濡れているし、海側は乾いている、当然だけど。
そんなに大きなフラットではないのですが。

雨がその後、海側に移動しないまま、上がってしまう。
5分くらいの片や雨、片やくもりを楽しんでいる。

昨日午後の蒸し暑い中、モモをつれて、水君子の花を摂りに出かけた。
昼間なので、あたりは匂わない。

遠くから目を付けてみているのに葉陰に隠れて真下まで来ないと花があるか分らない。隣にあるブーゲンビリヤは遠目にもはっきりと花をつけているのに。

明日の朝この花たちはほとんど散ってしまっているだろう。短い夏の初めの花たち。
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気が付いたら

2010年05月22日 | 香港
曇り、29度、80%

いつも見慣れている窓からの景色それがいつの間にか空も海も小さくなってしまってビルが林立してる中に住んでいる。

夜になるとビルのイルミネーションがきれいとはいえ、緑の深さ、空の広がりが欲しくなる。

早朝の清んだ甘い香りの水君子、今朝は道に散っていた花を拾ってきた。
小さな花ながら、姿もそそとして愛らしい。
木に咲いている様はとても控えめで、匂わなければ花があるとは気づく人も少ないのではと思ってしまう。

今年は、アカシアがすぐに散ってしまった。水君子が終わる頃はフランジパンが咲き始め夏中
花の優しげな様子と香りで楽しませてくれる。

 明日は大雨と天気予報。水君子が散ってしまう前にモモを連れて写真を撮ってこよう。
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