チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ふぞろいの角砂糖

2012年08月31日 | 日々のこと

曇り、27度、88%

 紅茶やコーヒー、ほとんどお砂糖は入れずに、ミルクの甘みでいただきます。それでも、キャラメルティーを飲む時は、お砂糖を入れます。

 ちょっと甘みが欲しいとき、

 ちょっとお疲れ気味のとき、

 うんと甘くしたいとき、  

 サトウキビ100%のこの角砂糖、さらっとしていて優しい甘みが特徴です。しかも大きさがまちまち。気分によって、大きさを選びます。フランスの砂糖です。ペルーシュホワイト、とかいう名前で、オウムの絵の付いたきれいな空色の箱に入っています。デパートの地下などで売っているはずです。自然の色のブラウンシュガーの角砂糖もあります。

 お砂糖を替えただけで、こんなに味が違うものかと驚かれるはずです。実は、箱に惹かれて、20年近く前に買いました。それ以来、お茶に入れるお砂糖は、これ。ブラウンの砂糖は室温で置くと、この高温多湿の香港、気が付くと溶けてしまっていました。

 最近、固形でない砂糖をビニールパックでも売っています。もちろんオウムの絵が付いているので、すぐ分かります。お砂糖を摂ると、頭も体も疲れがスット消えてくれます。夏の終わり、疲れが溜まった方は、お砂糖をちょっぴりどうぞ。

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ビーズのネックレス

2012年08月30日 | 身の回りのもの

曇り、28度、88%

 先日、日本で、スパンコールで出来た指輪を求めました。日本には生活雑貨を扱う素敵なお店が多くあります。どういうわけか、ここ香港、そういうお店が少なく、日本にいると、急いでいても思わず立ち寄ってしまいます。スパンコールの指輪は、外のワインドーに飾られていました。支払いをするため、店の奥に行くと小さなガラスのケースに、ビーズのネックレスが、飾られていました。

 ちょうど、鎖骨の真ん中ぐらいの長さです。お値段も、1000円ちょっと。めったに衝動買いをしないのですが、2つ合わせても、3000円しません。お店のお姉さんが、このネックレスの先についているのは、外せば  指輪になりますよ、と教えてくれました。なんだか、得をした気分です。

 スパンコールやビーズなど、まるでガーリシュな趣味です。もういいお年ですから、年相応のものを身につければ良さそうなものを、やはり、似合う似合わないというのがあります。立派な宝石の類いは、手も出ませんが、よくしたもので、似合いもしません。

 スパンコールの指輪は、大きいので、痛み易いと思って、もっぱら、 この指輪とネックレスを付けています。ビーズは軽くて、付けていることを感じません。汗をかいてもさっと水洗い出来ます。

 2日ほど前、あれ?あれ?ネックレスをよく見ていると、2つに別れるように出来ています。 こういう具合です。つまり、2つのブレスレットと、1個の指輪にもなります。ますます、嬉しくなってしまいました。どこかが痛んでも、長く使って行けそうです。

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ラクサ ココナッツ風味カレーヌードル

2012年08月29日 | 料理

曇り、24度、80%

 ココナッツとカレーと言えば、タイカレーを思い浮かべます。ところが、東南アジアには、ココナッツとカレーを合わせる料理が、沢山あります。似たものかというと、それが宗教の違いもあって、食べてはいけないものなどがあり、微妙に違うのです。昨日、香港、秋の気配を感じながらも、気温は、この夏最高を記録しました。やはり、カレーが食べたくなります。

 カレーうどんなる、カレーとヌードルを合わせたものもありますが、ほとんどはご飯と合わせるものが多い中、たっぷりのカレースープに入ったこのラクサ、ココナッツの香りがお好きなら、気に入ること請け合いです。

 マレー料理で、シンガポール、マレーシア、インドネシアのストリートフードです。香港でも、このラクサを食べさせる店があり、人気の店の昼食時は、長蛇の列です。その上、インドネシアからヘルパーとして香港に来ている人も多いので、簡単にラクサを作れるペーストも容易に手に入ります。

 材料は、 このラクサペースト、ココナッツミルク。

 麺は、チャンポン麺のようなものと ビーフンを使ったものとあり、お好みで選べます。地元では、このチャンポン麺とビーフンを半々にして出してくれる店もあるそうです。具材は、 もやし、薄揚げのサイコロのようなものは定番。エビや鶏肉、かまぼこのような練り物と様々です。

 マレー系の人たちは、宗教上、豚肉は食べません。スープは魚介類から取るのが一般的だそうです。ペーストを、水とココナッツミルクで溶きスープを作ります。麺と、もやしなどは湯がいてざっと油を落として、スープと合わせるだけです。 唐辛子がギラギラしていますが、口の中ものど越しも辛くはありません。ところが、食べ進むうちに、汗がジワリジワリと出てきます。もっと、刺激的な味にしたいなら、赤唐辛子の輪切りや、エビのペーストに唐辛子を練り込んだものを、少しずつ加えて食べます。

 今回使った、ラクサペーストはマレーシア産。香港、このラクサペーストもいろいろあります。この暑いうちに、食べ比べてみましょう。

 

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一枚のシーツから

2012年08月28日 | 身の回りのもの

晴れ、29度、88%

 私が香港に来た25年前、香港には、日系デパートが6軒(現在1軒)、地元のデパートが4軒(現在3軒)、中国系でパートが4軒ほどありました。地元デパートのひとつ、今はもう無いドラゴンシード。セントラルにあったデパートです。たまたま、当時、私が好きだったラバガジェリィのバックが売られていたことから、ドラゴンシードに通い始めました。

 日系のの6軒のデパートは、今は無い大丸を除くと、デパートとは言えないような貧相なものでした。ドラゴンシードは地元のデパートですから、洋服などはぱっとしません。ところが、どういう訳か家庭用品、とりわけタオル、寝具の類いに、ヨーロッパからのいいものが置いてありました。そのシーツ売り場で、一目惚れして求めたのが、 この黒地に白のバラのシーツです。この写真、最近のものです。

 その頃、日本人の夫人たちの間で人気だった、上海仕立て屋、安く早く、生地を持って行くと洋服を誂えてくれました。お店は無く、誰かの家に訪問して、生地を集めて行くのです。そこで、私、このシーツのフラットなものを一枚求めて、夏の長袖の一重のツーピースを作ってもらいました。確かに、早くて安かったと記憶しています。

 まあ、嬉しいものですから、どこに行くにも着ていきます。家に帰れば、ベットも同じ柄。ところがいけません、簡単なワンピースぐらいなら良かったのでしょうが、ジャケットです。クリーニングに出しただけで、型くずれしてしまいました。型くずれしたものを見るに忍びず、2シーズンほどで、捨ててしまいました。

 その、ツーピースの残り生地で作ったのが、見出し写真の巾着です。

 ツーピースを着ている時に、シーツの生地から作ってもらったと話すと、黒のシーツ?と怪訝そうな顔をされたことを覚えています。今でこそ、シーツも色とりどりですが、あの時分は、白を基調にしたうす色のものがシーツでしたものね。このシーツ、こしが弱くなってきました、黒い色が、白んできています。でも、現役。しかも25年経った今も、一番好きなシーツです。

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正木春蔵の酒杯

2012年08月27日 | 身の回りのもの

晴れ、27度、62%

 日本酒を飲んでいる人を見ていると、舐めるように少しずつ嗜んで飲む人、クイッと杯を空ける人、それぞれです。日頃、せっかちだと思っているような方が、ゆっくりと杯を重ねたり、のんびりしてるなと思うような方が、思わずいいペースで飲んでいたりします。要するに、お酒は日本酒に限らず、楽しむものですから。

 私は、あまり日本酒を飲みません。それで、酒杯は、家人用にひとつずつ求めてきます。一個ですから、少々お高いものでも手が届くというもの。数あるうちで、正木春蔵さんのものは、この3点です。

  古九谷に習ったような、吉田屋風の緑鮮やかな、浅い杯です。このように口の拡がった浅めの杯、家人はあまりお好きでありません。そこで、杯としては、とんと出番が少なく、醤油皿に使ったりしています。

  深みがあるこちら、家人曰く、お酒が入るとこの緑が、とてもきれいに映るそうです。そうなんですよね、お酒を入れてみないと、解らない。口元に運んでみないと、口当たりは解らない。結局はお酒を飲まない人が、杯は選ばない方がいいのかもしれません。もっと大事なのは、お酒を飲まない人が造る杯は買わないことですね。正木春蔵さんは、ご自身お酒がお好きだと、何かで読みました。

  祥瑞のぐい飲み、家人が使っているのを見たことがありません。青の色が、薄いのです。それでも、私が、我が家の酒杯の中で一番好きなのが、この祥瑞。手の中に納まりもよく、絵の書き込みも とても気に入っています。

 焼き締めの徳利に唐津の杯なんて、言われていますが、お酒同様、好きずきに。

 昨晩、夕食の折、家人が、この冬は日本酒を飲んでみたらと誘ってくれました。それもいいですね。きっと日本酒を飲み始めたら、まずは、この祥瑞で。

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本を売る

2012年08月26日 | 日々のこと

曇り、29度、68%、シグナル1

 ちょうど一週間前の今日、私は、福岡の実家にいました。本を売るためです。玄関に続く、二畳の間に所狭しと、前日積み上げた本を買いにきてもらうのを待っていました。 BOOK-offなどに売るには、少し場違いかと思われる本ですので、予め、古本屋を捜しておきました。本の金額でなく、本を大事に扱ってくれそうな方を探していたのです。もちろん、ネットで探していますから、私の勘です。福岡市の西の我が家に日曜日の早朝、東の端からわざわざいらしてくださいました。どうやら、私の勘、外れなかったようです。

  この板の引き戸、お手洗いの戸です。以前は、この戸を開けると、中のトイレの前には、半畳ほどの床の間がありました。

  雨戸も開けずに写した、欄間です。この古い家、今年の長雨で、雨漏りもひどくなってきています。母を施設に預けて、1年が過ぎました。ほとんど、掃除もしない母です。この家で母が暮らした最後の2、3年は、ヘルパーさんが、掃除をしてくれていました。と言っても、母の身の回りだけのことです。

 実は、本はまだ同じくらい裏の部屋にあります。今から、家具、ごろごろある大きな壷、そして最後は、この手にあまる家の処分が、当面の私の課題です。

 ものを捨てる、売る、その片付けをしながら、一人で黙々としているものですから、考えることが一杯です。私の頭と体が、使えるうちに、自分の始末だけはしておこう、そうつくづく考えています。

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ワインの木箱

2012年08月25日 | 日々のこと

曇り、27度、66%、シグナル1

 2年ほど前、ワインの木箱にCDを整理しました。それぞれのシャトーの焼き印のあるワインの木箱が好きです。ところが、このところワインをダース買いしても入ってくるのは、紙の箱。DVDの整理のために、ワインの木箱が欲しい、ワインの木箱が欲しいと思っていました。さすが、永年ご一緒の家人、私の心をお見通しです。今回の注文のとき、木箱木箱と念を押してくださったようです。

 最近、香港デリバリーが時間きっかりにやって来ます。おじさんが運び込んでくれたのは

      あれ?私が思っていた大きさの木箱ではありません。そういえば、家人が今回はイタリアワインと言っていたようです。フランスと、イタリアでは箱の仕様が違うのかしら               

試しに、DVDを入れてみましたが、多すぎて入りきりません。本、CD,DVD増え続けます。何度も何度も、戒めてはいるのですが、やっぱり増えますね。家人と、ワインを飲みながら、そのうち全部、iTunesで買って、PCに入れて仕舞おうね、と話しました。随分とすっきりすることでしょう。

 ところで、 このイタリアの赤、重たくなく、いいお味です。こんないいワイン、毎晩飲むわけではありません。

 家人が、あまりにも木箱を強調してくれたお陰で、見出し写真の一本入り木箱まで、おまけ付きでした。とりあえず、大きな木箱には雑誌を入れておきましょう。

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コットンの袖無しシャツ

2012年08月24日 | 身の回りのもの

曇り、28度、81%

 先週、日本に戻る前に、天気や気温を調べました。連日34度、天気は晴れ。夏場は、日本に帰るにも、服装は香港とほぼ同じですみます。今回は、弔問先も無く、普通の服を用意しました。

 電車、バス歩いている女性たちの服装を見ていると、ほとんどの人が袖付きの服、人によっては長袖です。半袖の人も、腕をすっぽり覆う長い手袋のようなものをしています。そして、皆さん日傘か帽子をかぶっています。きっと、涼しい素材で出来た長袖だから着ていられるのでしょうが、袖無し、タンクトップ、キャミソールの人を見かけません。ここ香港、香港人も外人も皆、大いに腕を出しています。

 私は、この10年ほど、夏はほとんど同じパターンの格好です。まず、ズボンははきません。何となく足にまつわりつく感じです。そこで、フワッとしたスカート。トップには、コットンの袖無しシャツです。

  白です。     黒で肩のところに飾りがあります。

  ペパーミントブルー。この3枚と見出しの市松模様のは、プラダのです。

  クリームがかった、よく見ると白のプリントです。ジルサンダーのもの。

  私にしては、珍しく明るいジョッキー柄。エルメスです。

 あと2枚、プラダのカップスリーブの白と黒。計8枚を取っ替え引っ替え。コットンの布は、体にぴったりせず空気をはらんでくれます。

 日本で、一番びっくりしたのは、昼間に長袖長ズボンで走っている女性を見かけたことです。きっと、速乾の通気のいい服なのでしょうが、私なんか、あんな格好で走ったら中で蒸れてしまいそうです。お陰で、私の腕も顔も年中いい色に焼けてます。

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中国の松茸

2012年08月23日 | 日々のこと

晴れ、25度、82%

 日本に帰っている間、デパートの地下の野菜売り場で、中国産の松茸を見かけました。デパートですから、早くから入荷しているのでしょう。松茸が、高嶺の花になって以来、滅多に口にすることがありません。デパートの中国産の松茸が、高いのか安いのかも解らないまま、香港に戻りました。

 たった4日の留守ですが、冷蔵庫の中は、普段買い物など行かない家人が、喜んで買ってきたとおぼしきものが入っています。その中に、キッチンペーパーに包まれ、ジップロックに入っている何やら解らないものが出てきました。開けてみると、松茸です。

 帰宅した家人に訊くと、中国からのお土産で沢山いただいたとのこと。私がいないので、会社で皆さんに分けてきたとも言います。その上、あまり美味しくないかもしれないよ、とまでおっしゃいます。

 ともあれ、食べ物は大事にと思い、その日のうちに松茸ご飯と網焼きにしました。

 ご飯が炊けている間も、松茸の香りがしません。 

 網焼きする前に、お酒をふってみましたが、 こちらも香りがありません。随分以前、台湾の方からいただいた松茸は、おいしかったのですが。

 松茸は、なんといっても香りが命です。土瓶蒸しの蓋を取った時の、あの香り。食べるの方も楽しみでしょうが、料理を作る方は、その料理の間、あの香しさの中にいることが出来ます。がっかりです。

 中国産の松茸は、松に生えているものでなく、ブナに生えているものだそうです。DNAの鑑定では、ほぼ同品種ということ。でもね、あの香りが無くちゃね。

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アメリカから本が届きました

2012年08月22日 | 日々のこと

晴れ、26度、84%

 7月の末に、amazon.comに本を頼みました。8月に7日に発売、予約販売をしています。予約販売ですが、お値段は、若干安くなってます。早速、一冊頼みました。さて、ここでアメリカから香港まで送ってもらう方法を選びます。2日ほどで着くエクスプレスを選ぶと、送料が、本より高くなります。エクスプレスは、パス。そんなに急ぐ本ではありません。送料の一番安い方法を選びました。

 8月7日、一通のメールが、amazon.comからきました。発売当日に、既に発送され、到着予定日は9月14日。約5週間かかることになります。まだ、読み上げていない本もあります。ゆっくり待つことにします。出たばかりの新刊、しかも、ハードカバーです。香港の本屋に頼んだら、2ヶ月ほど待つことになります。送料をプラスした代金より、本屋に頼んだ方が少しですが高くなると思います。

 昨日の昼前、家のベルが鳴ります。家のベルを鳴らすのは、郵便屋さんかガスの検針だけです。あれ?と思ってドアを開けると、手渡されたのは、 随分早くつきましたね。発売から2週間。予定より3週間早く着きました。I-PARCELを使って届けられています。

 今まで、amazon.ukとamazon.jpに本を頼みました。.ukには、12冊のハードカバーを頼みました。これも、一番送料の安いコースで届けてもらいました。ほぼ予定通り、注文からひと月で着きました。.jpには、薄い本を一冊。なんだかすぐに送られてきた、覚えがあります。近いですからね。ただ、気になるのは梱包。 今回の梱包は、本にぴったりサイズの厚手の段ボール紙で出来たものです。.ukに頼んだ時は、やはりがっしりした段ボール箱ひとつに、12冊が入っていました。ところが.jp、たかだか、一冊の薄い本に、なんと2周りも大きい段ボール箱が2重でした。日本の過剰包装を、見せつけられた思いです。過剰包装は、いい表現をすれば日本人のデリカシーでしょうか。

 今回アメリカに注文するまで、いつも、amazon.usで検索していたのですが、 amazon.comでいいんですね。そうよね、本家ですから。

 送られてきた本は、しばらくお預けです。さしかけた刺繍がありますので。

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