チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ゆで玉子が怖い

2011年02月28日 07時47分47秒 | 日々のこと

晴れ、18度、93%

 ここ一月ほど、気になっていることがありました。気になるというより気の重いことです。

笑われそうですが、ゆで玉子がうまく出来ません。

 香港では、地元の卵、中国、日本、韓国、アメリカ、フランス、ドイツ、タイ、マレーシアの卵が売られています。値段は、日本のものが一番高く、ついで韓国、アメリカのフリーレンジのものが続きます。ゆで玉子を我が家で召し上がる方は、家人。それで日本の卵を買ってきて、ゆでていました。ところが、日本国内での卵の高値から、香港で日本の卵を見なくなって、ふた月。

 お菓子やオムレツに使う卵はタイのものを買っていました。仕方ないのでタイの卵で家人にゆで玉子を作りました。いつものように作ったつもりでしたが、

  こんなふうに、白身が殻に着いてよくむけません。卵が悪くなっているわけではないのです。こんな惨めなゆで玉子が何回か続きました。とうどう、朝ごはんにゆで玉子とひじきの炊いたものを召し上がる家人の怒りが爆発。

 卵が古いの、私がゆで時間をケチっているのと、朝からお小言です。こういうときは黙って聞いているのが一番。でも、朝からゆで玉子の様に、私も惨めでした。

 そこで、なべを変えてゆでたり、時間も12分ぐらいゆでたり、挙句にウェッブでゆで玉子の作り方を調べたり。でも、やはり惨めなゆで玉子しか出来ません。

 毎日頭の中はゆで玉子。家人にゆで玉子といわれると、胸がズキンと痛みます。殻をむくときなどお祈りしてむく有様。

 ところが、3日ほど前、家の玄関を出るとき、なぜか急に卵を替えてみよう!と思い立ちました。そこで、今度はマレーシアの卵を購入。

  いつものようにいい加減にゆでました。そしたら、

  オオー、きれいなゆで玉子。感激です。

 この一月ほどの胸のつかえが、一気に取れました。卵を替えるという単純な発想に到るまでになんと時間がかかったことか。我ながら呆れます。

 香港に来てまもなくフランスの卵を買ってみました。卵を割ると、白身の部分が青っぽく見えます。なんだか気味が悪く思いました。後で、知人に教えてもらったことですが、アメリカやフランスの卵は、傷まないように何か薬のようなものを入れるそうです。

 タイの卵もそんなわけで、白身がうまく固まらないのかもしれません。おかげで出来損ないのゆで玉子を随分食べる羽目になった私。クレーターつきのゆで玉子、やはり美味しくありません。朝からこんなゆで玉子出されたら、やっぱりわたしも文句をつけるでしょう。

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新しい仲間

2011年02月27日 06時09分25秒 | 日々のこと

晴れ、18度、91%

 

 居間のソファーで新聞を読んでいると、窓辺に鳥たちがやってきて、えさを啄ばんでいるのがすぐそばで見ることが出来る。

 えさが無いと、無花果の枝に止まって、 ください。と大合唱。

 よその部屋にいても、その声でいそいそと、新しいパンを運ぶ私。私が、窓を開けて、籠にえさを入れるあいだ2-3m先の隣の窓辺で待っている鳥たち。

 気温が上がり始めた香港、窓を少し開けて、ソファーで本を読んでいた。鳥が来ているのはなんとなく分っていたのだが、本から目を上げた私、今までにない大きい鳥にびっくり。 鳩。

  小さい鳥と違って動きがゆっくりしている。

 私が、顔を上げた動きにもかまわず、小さい鳥たちが散らかして行ったパンくずをつついている。それから3日、毎日 小さい鳥たちがいない時間にやってくる。

  一人で来てくださる分には、大歓迎ですが。どうか、大勢でおみえになるのは勘弁してください。

  あなたたちも、今まで見たいにのんびり出来ませんよ。

 鳩さんに加えて、不定期にすずめさんもやってくる。さてさて、これからどうなることやら。

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ガトー バスク

2011年02月26日 07時10分08秒 | 菓子

曇り、17度、77%

  ガトーバスク、バスク地方の焼き菓子。バスク地方、フランスの南西スペインと接した地方。言葉もバスク独特のものがあり、スペインの影響の多い地方らしい。

 このお菓子、実は菓子屋さんの店先で見たことがない。日本でも香港でも。でも、なぜかフランス菓子の本には、紹介されている。

 私がこの菓子をはじめて作ったのは、20年以上前。私の、お菓子のレシピのノートには、一番初めに書かれているのが、このガトーバスク。お店の、本物の味を知らぬまま、いろんな本のレシピを混ぜて自分のガトーバスクを作っている。

 ビスケットの生地にカスタードクリームを詰めて焼いたもの。

  カスタードには、ラム酒をたっぷりと。

  厚めのクッキーの生地。中のクリームもしっかりとして、重いお菓子。

 フランスに行ったとき、お菓子屋さんをたずねる時間がなかった。この焼き菓子、フランスでも家庭のお菓子なのかもしれない。

  そうそう、ポルトガルに行ったときには、カステラが菓子屋の店先にあるか見て廻った。らしきものはあるものの、日本のようなカステラは見つからなかった。

 どうだろう?このガトーバスクは。

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もう春です 香港

2011年02月25日 05時42分21秒 | 香港

曇り、17度、87%

 つつじが咲き始めました。 年に二回香る銀木犀も花をつけはじめました。

昨日まで、何気なく手を通していたセーターがなんだかチクチクします。

香港、もう春です。道を行く人の顔がゆるくほころんでいます。足取りも心なしか、ゆったりと。

 気温が上がり始めました。この冬よく働いてくれたオイルヒータもカバーをかけて。

 気温が低いあいだ、パグ犬モモは遠出の散歩が出来ます。20度を越えたあたりから、例の短い鼻のおかげで、呼吸器に負担がかかるので、遠出は無理になります。

 長い散歩は1時間、夏の散歩は15分。極端な差です。

 1時間の散歩の行程は、我が家の裏ピークのほうに少し上って、西に向かいます。

  九龍サイドも香港島の市街も見ながらの散歩です。

 ほんの3日前の散歩では、パグ犬モモ、休まず家の帰りました。ところが、少し暖かくなったので、途中で一休み、 この姿を上から見ると

  こうなります。ここで、水分を取って後一踏ん張り。

  ここで休みながら道行く人、車を見るのも大好きです。この長い散歩、3月までのパグ犬モモの楽しみです。

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街角のゴミ箱 香港

2011年02月24日 06時27分28秒 | 香港

晴れ、16度、89%

 日本の帰ると困ることのひとつ、ゴミ箱が道にも、駅のホームにもないことです。確か、爆弾テロの危険があるとかで無くなっていったのではないでしょうか?

 日本人の気質から、ゴミ箱がなくても、ポイと捨てないからいいものの、香港にゴミ箱がなくなったら、それは大変なことになります。ゴミ箱があってもポイと捨てるのが、得意な香港人です。

  町のいたるところに、オレンジか紺のゴミ箱が立っています。その上、一日に2回から3回ごみを集めています。ごみを集めるのは、道路掃除のとき。だから、道路の掃除も一日2回から3回。台風が来るといえば、お掃除の人たちこのゴミ箱を近くの柵に縛り付けます。旧正月も、お休みなしに働いてくれます。ありがたい限りです。

 我が家のパグ犬モモは散歩のとき、トイレをします。日本では、犬のしたものは持ち帰りましょう。とポスターがありました。 香港では  犬の散歩の道筋に犬用のゴミ箱があります。しかも、

  漢字と英語、もうひとつ、フイリッピンの言葉。犬の散歩は、フイリッピンのお手伝いさんがすることが多い香港です。

   最近香港でも分別ごみが叫ばれ始めました。ごみ後進国です。しかも、ビンの分別はありません。紙と、プラスチック、缶類の三種類です。

 

 これは、どこにでもあるわけではないのですが、 古くなった衣類の収集箱。

 なぜか我が家の近くに2つもあります。

 ゴミ箱があれば町がきれいというわけでもないでしょうが、ごみを持ち歩かなくていいのは気持ちのいいものです。どのゴミ箱もきちんと掃除されているのを見るに付け、政府の並々ならぬ経費と実際に働いてくれている人のことを思います。

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パグ犬モモ 隠し物

2011年02月23日 06時41分52秒 | もも

曇り、15度、74%

 私の写真ホルダーの中に「モモの忘れ物」というのがあります。モモが、遊んでいたぬいぐるみをそのまま放って置きっぱなしにしてしてるものを撮ったものです。

 初めのころは、廊下やベットに転がっていただけでした。ある頃から、パグ犬モモの一番大事なねずみのぬいぐるみが折り曲がったような形で、物陰や、隅っこで見つかるようになりました。たとえば、

  ベットの隅。

   ソファーのクッションの裏。

  CD入れの裏。

 このねずみのぬいぐるみは、食後、必ずパグ犬モモが遊んでくれといって、持ってきます。

 そこで、とても真剣なふりをして、ねずみを盗ろうとする私。この遊びの後、パグ犬モモはねずみをくわえて、狭い家の中をハッハッ言いながら、せわしなく動くのです。知らん顔をして、目で追っていると、ぬいぐるみを隅のほうに押し込んでいます。

 ただ置き忘れたときのぬいぐるみは、こんなに曲がっていません。ソファーの上に上がって、前足でソファーを掻きます。そしてぬいぐるみを短い鼻で、隅に押し込むのです。

 隠し終えたパグ犬モモの表情は、安堵感がにじんでいます。つまり私は、パグ犬モモの敵。

隠したままで、次の食後、ぬいぐるみを入れた籠にねずみがいないと、隠したこと忘れているので、小さいほうのねずみを持ってきます。

 隠したところを覚えていてくれるといいのにね。

 

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工事現場の犬 香港

2011年02月22日 06時29分41秒 | 香港

曇り、14度、64%

 

 香港の工事現場、以前はよく犬が飼われていた。ビルを建てるといっても30階40階の高さ。当然、工期も長くなる。

 上の写真、香港島セントラルの隣、上環の商業ビルの現場にいた犬。2008年11月撮影。

 現場に飼われている犬が服を着ているなんて、珍しかった。

  2009年3月。

  2009年4月。

  2009年10月。

  2009年11月。

  2009年12月。

 いつ通っても寝ていた。現場の人たちのお弁当の残り物などを食べて生きていたに違いない。約一年、この後、現場は外装に入って、この犬の姿は見えなかった。 

 オスかメスかも分らないまま。どこに行ったのか、今は店も入った背の高いひょろひょろビルの前を通るたび、この犬を思い出す。

 

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おまんじゅう

2011年02月21日 06時29分39秒 | 菓子

曇り、14度、、91%

 

 山芋をすりおろして作るおまんじゅう。

 山芋の粘りが出ないので、上新粉を足しました。

  蒸あげて、 蕨の焼印を押して

 一口、パクリ。 あれ~~。上新粉を足したのが失敗。皮が硬いのです。

  お重に詰めてみたものの、今日の集まりに持っていくかどうか、思案中。和菓子も年季がいります。まだまだ、私は駆け出しです。

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今年のウサギ

2011年02月20日 05時56分31秒 | 香港

曇り、13度、89%

 

 旧正月も明けて、2週間が経つ。そろそろ、街中飾り付けの片づけが始まる。クリスマスの後に、クリスマスツリーを枯らして捨ててあるのを見るのも無残だが、旧正月の飾り物、とりわけ桃の木、菊、みかんの鉢植えをごみとして捨ててあるさまは耐え難い。量の多さに圧倒される。専門に集めて廻るトラックさえある。道もいたるところ,みかんの潰れたの、菊の花がぐちゃぐちゃになったのと、正月の晴れやかさと表裏一体。

 大きなモールにあるウサギの飾り物。

 セントラルのランドマーク。いつもは噴水が出ているところ。この周り、記念撮影する人も大勢。

  よく見ないとなんだか分らなかったけど、ウサギの大群。

  ifcビルの中にある、セレクトショップ、レーンクロフォードのディスプレイ。

 香港中、いたるところのショッピングモールにはこうした大掛かりなディスプレイがなされている。これらの撤去は、おそらく夜されるのだろう。目にしたことがない。でも、きっと香港のごみの埋立地、今頃色とりどり、日ごろの何倍もの量だろうと思うと、物悲しさと気味の悪さが一緒にこみ上げてくる。

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試作品 ミューズリー入りのパン

2011年02月19日 05時34分32秒 | パン

小雨、13度、91%

 

  滅多になく、香港は気温の低い日が続いています。そんなわけで、朝から冷たいミルクをかけて食べるミューズリー、食べるのを忘れていました。ではと、ミューズリー入りのパンを作ることに。一口にミューズリーといっても、メーカーによってその配合が違います。あまり参考になるレシピもないまま、作り始めました。

 重いパンになることだけは予測できますが、今回、1:1の粉とミューズリー。

  いつもミルクをかけるのでミルクとバターを少し。

 やはり持ち上がりが悪いですね。いっそのこと、ライ粉で焼いたほうがよかったかしら?

 ミューズリーは、最後に手で捏ね入れたほうがいいようです。次回は粉を変えて、砂糖を蜂蜜にしてみましょうか?美味しくないパンは、パグ犬モモにも鳥さんたちにもそっぽを向かれます。味はいいのですが、この手のパン、どうしてもベタッとした感じになります。

  さて、次回をお楽しみに。

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