チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

タイの小麦粉

2011年04月30日 06時46分18秒 | パン

 雨、23度、95%

 

 日本のパン用の小麦粉が、なかなか香港のスーパーに戻ってきません。手持ちの日本の強力粉を大切にとっておいて、こんなときによその国のものを試してみます。

 香港に来た当初は、つまり、20数年前は、イギリス、アメリカ, アメリカの小麦を中国で製粉したものしかありませんでした。最近、フランス、カナダ、台湾からの小麦粉が入っています。今回、初めて試すタイ製の強力粉です。

  ぱっと見るとタイ製には見えません。

  まぎれもなくタイ語です。

 

 粉を手でぎゅっと握るとその感触で、まず、おいしいかどうかがわかるようになってきました。こね始めてドフの温度が上がると香りがします。この香りは粉の持つ香りです。フランスのやイギリスのはこの香りで、うまくできるかな?と心配になります。香りも、おいしさもも個人的なものです。つまり、私の尺度です。

 日本の強力粉は、この段階でいい香りです。この、タイ製に強力粉、香りがありません。これもだめかなと心配になる私です。

 こね上げた段階でも、かすかにバターが香るだけ。ところが、オーブンに入れると、驚いたことに、入れる前よりぐっと持ち上がって大きくなりました。これはいい粉の証拠です。

 焼き上がり、 二つに割ってみると、きれいなきめです。

 焼いていても香りはたちませんが、縦伸びするいい粉です。いいものを見つけました!

 縦伸びする粉で焼くと、しっかりと形が決まります。香りがない分、うまみにかけますが、そこはおいしい日本の強力粉と混ぜて使います。

 日本にいるときは、日清製粉ばかりでなく、東京製粉、昭和製粉と試してみました。どこの粉も、それなりにおいしく焼き上がります。日本の製粉技術は優れています。

 香港で、こうして失敗を重ねながら、自分の家の好みにあったパンを焼くことも、また楽しいものです。何と、このタイ製の強力粉、日本製のものの4分の一の値段です。

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ロンネフェルトのアールグレー

2011年04月29日 05時27分42秒 | お茶

小雨、22度、97%

 

 リプトンの普通のイエロラーベルの紅茶、マリアージュのエスプリドノエル、この二つの紅茶がここ数年の私の定番でした。どんなときも、決して期待を裏切らない紅茶でした。ところが、いただいたロンネフェルトの紅茶、ティーバックですがその包みがとても素敵です。それでも、試しもせずにほっておいたのですが、アールグレーの香りがあまりにも誘惑するので、飲んでみることに。私の紅茶は、ミルクがたっぷり入ります。アールグレーには、ミルクを入れたくありません。そんな訳で、ずいぶんとアールグレーから遠ざかっていたようです。

 お湯を注いだ時から、わくわくするほどのいい香りです。きつすぎず、どこかさわやかでしっかりとアールグレイ。少し長めに出して、一口。とにかくおいしいくて。

 ロンネフェルトという、ドイツの紅茶屋があることすら知りませんでした。日本でも、まだ、あまり知られていないようです。トーゼン香港では、お目にかかれません。

 イギリス領だったので、紅茶を飲む習慣は、香港人にあります。香港式紅茶です。ところが、紅茶の種類ときてはリプトンとトワイニングぐらいで、最近、クスミなどが売られるようになりました。香港のペニュンシュラホテルの紅茶も、なかなかおいしいものです。特に、アールグレーは、ちょっとエキゾチックです。

 ロンネフェルトと思い続けていますが、とりあえず近くのスーパーに出かけて、トワイニングのアールグレー、レディグレーはあちこちでいただくので、リプトンのものを買ってみました。

  開けると、 かわいいティーバックです。アールグレイのきつさはなく、どちらかというとレディグレイに近い味です。お茶の色も澄んでいきれいです。ロンネフェルトを見つけるまではこちらで我慢しましょう。

 もう一つ、 パッケージがかわいくて買ってしまったこの紅茶。アメリカのものです、この紅茶は、マリアージュのエスプリドノエルのように複雑な重く、甘い香りがします。ティーバックは普通のひもなしですが、箱の中袋が、何度でも密封できるようになっています。

  

 さて、ロンネフェルトの紅茶に再びお目にかかれるのはいつでしょう。

  

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鞍掛豆

2011年04月28日 06時24分29秒 | 日々のこと

曇り、25度、91%

 

 私は、生の豆も、乾物の豆も大好きです。

 家人が、日本に出張していました。何か必要なものは?と聞いたくださったので、迷わず、柏の葉っぱ、と頼みました。でも、相手は仕事で出張の身、その上男性です。すぐには見つからないから、あったらお願い、と実はほとんど期待していませんでした。

 

 2、3軒のスパーを回ったけれどないよと、電話です。気にしないで帰ってきて、と言って電話を切りました。その晩かえってきた家人、なんと100枚もの柏の葉っぱをお持ち帰りです。わーっと、驚く私。どうしたの?と聞くと、 会社の近くのおまんじゅう屋さんに柏の葉っぱを売っているところを教えてもらったそうです。なんとそこは、新宿京王デパートの8階、富沢商店です。そこで、またしても驚く私、あの富沢商店!息子が、町田に以前住んでいました、町田の駅近くに乾物,製菓材料で有名な富沢商店の本店はあります。

 私など、富沢商店があるから町田に住みたいと思ったほどでした。柏の葉っぱを買うついでに、豆好きな私のために、変わった豆を選んでくださった家人です。

 鞍掛豆、長野の産物で、大豆のような味です。初めて見ました。馬の背に鞍をかけているのに似ているから、こう呼ばれているそうです。早速炊いてみました。

  一晩水につけると、丸い豆が細長くなって、ほんとに馬の背に鞍を置いたようです。新しい豆なので、早く炊きあがりました、40分ほどです。

 この豆は、塩ゆでか浸し豆で食べるのが地元の食べ方だそうです。まずは、塩ゆでにして。

  もっときれいな緑になるかと思っていたら、暗い色に仕上がりました。私の茹で時間が長かったのでしょう。でも、まるで大豆です。のりの香りがするとも書いてありましたが、どうも、味音痴の私には、においません。

 さて、次は浸し豆に挑戦です。甘く煮た豆より、トマト煮とか、カレー、スープにするが好きです。家人が、毎日食べるヒジキにも少し入れてあげましょう。

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マナガツオの薫製

2011年04月27日 06時20分31秒 | 料理

晴れ、23度、86%

 

 香港の市場に年中ある魚と言えば、イトヨリダイ、ボラ、高級なところでこのマナガツオです。この3つの魚は、どこの市場にでもあります。たまに、市場の掛け持ちで3つほどの市場に行くことがありますが、野菜と違って、魚は市場市場で品揃えが違います。例えばセントラルの市場では、太刀魚を売っているのを見ません。ところがノースポイントにいくと、太刀魚もたこさえも売っています。

  どこにでも見られる魚は、市民の食卓に一番上っているということですね。マナガツオ、白身で脂も乗っています。焼いても、煮てももおいしい魚です。お正月などは、みそ漬けにして焼きます。今日は、薫製です。

 薫製と言っても、難しいことはしません。マナガツオに、両面深く切り込みを入れて、お酒と塩をしてしばらくおきます。薫製にする前に、少しオイルをまぶします。

 とり、牡蠣 、ゆで卵など、薫製にするので、お鍋を薫製用に一つおろしました。つまりいぶすので、タール状の汚れが付きます。チップなど使わずに、お茶の葉、紅茶やウーロン茶の葉と、お砂糖、お米を少しがチップです。

  鍋にアルミをしいて、その上にチップをバラバラとまきます。このアルミは必ずひいてください。砂糖がこげて、後片付けが大変です。この上に網をのせ。マナガツオをおき、ふたをして中火で30分ほどいぶします。蓋の裏も、かなり汚れるので、アルミを貼付けるといいかもしれません。ほんとにいい香りがしてきます。

 簡単にできる薫製です。ちょっと目先を変えたいときに、どうぞ。 

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おしゃもじと

2011年04月26日 06時14分50秒 | 身の回りのもの

 晴れ、22度、86%

 

 このおしゃもじ、一人で生活し始めたときからか、結婚してからか、どちらか思い出せませんが、もう30年以上使っています。文化鍋、多重層鍋でご飯を炊いていました。電気釜を買ったのは、25年前です。そのときプラスチックのおしゃもじが付いていました。すべすべときれいな感じで喜んで使っていました。でも、だんだん黄ばんできます。黄ばんだすべすべは、白いご飯にすまないように思いました。

  そんな訳で、またこの竹でできたおしゃもじの登場です。きっと買ったときはもう少し大きかったのではないかと思います。お釜の底を毎日こそいでいたら、すり減ってしまいました。

そして、 しゃもじ受けです。電気釜には、プラスチックのおしゃもじにプラスチックのしゃもじ受けです。我家のしゃもじ受け、ほんとは何かのサーバー用に作られたものです。

 柄のところは、 ぷつぷつの模様が描いてあってチーターの形です。もう、模様がはげています。安定がよく、テーブルトップに直にものをおきたくないときに重宝しています。

 お玉だって

 昨日は 月桂樹の葉っぱをとって、乾かすために。

 ご飯がくっつかないプラスチックのおしゃもじも出ていますが、私は、この小さくなった竹のおしゃもじとチーターの柄のしゃもじ受けを使い続けそうです。

  

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また、トリムですか? パグ犬モモ

2011年04月25日 06時01分13秒 | もも

 晴れ、19度、64%

 

 日増しに、日差しが強くなってきた香港です。

パグ犬モモ二度目のトリムです。ちょうど家人が在宅。写真を撮ってもらいました。 

 

  まずは、背中から。 

  首周りが、襟巻きのようにふかふかなので、丁寧に。

  脇腹も刈りましょう。

  あごの下もずいぶんのびてますよ。

 この後、パグ犬モモを仰向けにして、お腹を刈りました。実は、この一週間後、調子に乗った私はまたしても、三度目のトリムを始めました。いけません。やっちゃいました。

  二カ所、バリカンの入れる方角を間違って、深く刈りすぎてしまいました。背中だから、パグ犬モモには見えません。出張から戻った家人、めざとく見つけて、パグ犬モモを哀れんでいます。

      ごめんなさい。今後調子に乗らないようにします。

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kitchen aidのスタンドミクサー

2011年04月24日 05時25分35秒 | 身の回りのもの

 曇り、19度、57%

 

 4日前にパンをこねていると、急にスタンドミクサーの調子がおかしくなりました。なんだか、大揺れの船に乗っているように大きく揺れています。手でこね上げて、ミクサーを調べてみるとどうもどこかのねじがブッツリと切れたみたいです。

  翌日、この赤いミクサーを車の助手席にのせて、ケンウッドの修理屋と、町の修理屋を回りましたが、頭をかしげて修理不能、と言われました。

 この赤いミクサーは2代目です。初めて使ったミクサーは、やはりケンウッドのでしたが、17、8年使いました。やはりあるとき、パンをこねてる最中にショートして使えなくなりました。この赤いのは、すぐその後に買ってまだ4年ほどです。

 前回の買い替えのときも、パンは手ごねに戻ろうかと思ったのですが、ずいぶん前から右手の親指の付け根をいためています。無理をさせると、痛むことがあるのです。それで、一番安いタイプの赤いのを買いました。

 今回もまた、手ごねに戻ろうかと悩みます。修理不能とわかってすぐに、出張中の家人にメールで、新しいものを買っていいか尋ねました。

 今でこそ、いろいろなメーカーのスタンドミキサーが売られている香港ですが。kitchen aidのものなどが入り始めたのは、この5年ほどのことです。

 ケンウッドの新しいシリーズも出ています。家人の返事待ちです。翌朝、家人から電話で買っていいとのこと。いつも、台所の道具で私が欲しいというと、買いなさいと言ってくれる家人です。鍋、釜、食器.ずいぶん我がままさせてもらっています。

 買ったら、デリバリーなど待っていられないもので、前日は、赤のミキサーをのせた助手席に新しいミキサーを積んで、帰ってきました。

  赤のよりやや小振りですが、重みはずいぶんのものです。赤の痛んだ部分が、新しい方はがっしりと作られています。

  色も、多色そろっていましたが、トースタの色に合わせてクリーム色にしました。 food and wineなどのアメリカの雑誌で見慣れたこのkitchen aidのミクサー。私の3代目のミクサーになりました。

 さて手始めに、バターロールを。 パワーも十分です。最速にしても機体が揺れません。

 以前のように、全部がアメリカ製ではないようですが、保証書は、アメリカに送り返さなくてはいけないようです。どうか末永く、おつきあいください。

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セルフィーユの花

2011年04月23日 05時58分46秒 | 日々のこと

小雨、20度、91%

 

 昨年の秋に蒔いたセルフィーユ、クリスマス、お正月に活躍して、パセリとともに今ではこんもりと茂っています。

 

  なかなかお店では売っていないセルフィーユ、チャービルとも言います。葉の形が、イタリアンパセリより細かなギザギザがあり、香りはミントとパセリを掛け合わせたように感じます。別名、美食家のパセリというそうです。

 二日前に白い小さな花が付きました。普段なら、花が付いたと喜ぶ私ですが、ハーブばかりは喜べません。花が付くと俄然香りが落ちます。セルフィーユに至っては、とうもたちます。花が付きそうになると、花芽を積むといいそうです。でも咲いてしまったので、種を取ることにしましょう。

 4月に入って蒔いた、バジルとしそ。

  バジル。

 

  しそ。例年は、しそが10日ほど遅れて発芽するのに、今年はバジルに負けずに一日遅れで芽が出ました。この双葉の段階では、どちらかわからないのですが、次の二枚の芽は明らかにしそと、バジルの違いがはっきりします。しそはあの形の小さい芽を出すのです。

 日に日に暖かく、いえ、暑くなってきました。蝉たちも、だんだん鳴くのが上手になってきました。きっと、うまく鳴けるようになると、地上での短い生命が終わるのでしょう。そうそう、今朝の小雨で、カエルも鳴き始めた香港です。

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マイクロファイバー

2011年04月22日 06時26分44秒 | 日々のこと

晴れ、22度、92%

 

 今日から、月曜日まで香港はイースターホリデーです。

 ずいぶん以前から、マイクロファイバーのものに興味がありました。水を使わなくても、洗剤を使わなくても汚れを落とせる上に、洗濯ができ使い捨てではありません。これは環境にもいいしと思い、結構なお値段を出して買いました。 ところが、このマイクロファイバーのふきんは、乾いたままでは、あまり威力を発揮しません。そこで、水を使ったり、洗剤を使ったりしていました。でも、普通の布とは違って、拭いた後がすっきりとしています。もう3年ほど使っています。先日、近くのスーパーの掃除用具売り場に、マイクロファイバーのミントのようになったモップがかかっていました。手にはめて、お掃除するタイプのものです。

  日本製のように上品ではなく、両面マイクロファイバーのボアボアが着いています。3、4回その前を通ってやっぱり気になるので買い求めました。帰ってすぐに、あちこち拭いてみました。これなら、本の上のところもうまく拭けそうです。

 

 気を良くして翌日、 ガラス用と

  車用を買ってきました。我が家にしては珍しく派手な色です。

 これを両手にはめて、掃除をすれば能率が倍になるかしら?と考えながら、楽しんで掃除に励んでいます。ただ、引っ掛けるループが着いていないので、

  クリップで挟んで、収納です。

 4月がお正月のタイに、一ヶ月の休みで戻っている我家のお手伝いさん、5月に戻ってきたら、このミントを見て驚くでしょう。新しいものは、なんだか家の空気を変えてくれます。


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いなかぱん

2011年04月21日 06時27分43秒 | パン

 晴れ、17度、86%

 

 パン用の強力粉、カメリアが香港の日系スーパーからすっかり姿を消してしまってひと月がたちます。困ったな。買いだめてあるけれど、大切に使わなくてはなりません。その上、カメリアの次に好きなカナダの強力粉も入荷がありません。

 日本の大手のメーカーの小麦粉の原料となる小麦は、カナダ産と聞いたことがあります。それが理由で、カナダの小麦粉をおいしいと思っているのかもしれません。

 今ある、カメリア、カナダの小麦粉を大事にしまって、フランスの小麦粉を出してきました。家庭でのパン作りの小麦粉、みたいなことが書いてあります。

  この小麦粉を使うときは、いつもほかの小麦粉と合わせて使っていました。今回は、この粉だけでしかも、裏の作り方通りにやってみました。

  上の方に、パン焼き機で焼く方法が書かれています。ふんふん、フランスでもパン焼き機が流行っているのだな、などと納得しながら、水と、塩、粉、イーストだけのベーシックなレシピです。

 発酵しているとき、焼いているときのにおいが、なんだかいなかっぽいのです。フランスパンのパン ド カンパニューなんてしゃれた名前じゃなくて。

 においは味にも、影響するようです。  次に焼くときは、イチジクとクルミを入れてみましょう。この粉、まだ、1キロ500グラムも残っています。ものは大切に使わなくては。このパンをこねている最中から、スタンドミキサーの調子が悪くなりました。今日の一番お仕事は、ミキサーを修理に持っていくことです。

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