チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

雛人形

2025年03月04日 | 雛祭り

雨、7度、89%

 「雛人形」を出してくるのは二月の終わり、ひな祭りの翌日、つまり今日3月4日にはお雛様を箱に戻していました。60年は越す古い「雛人形」です。木目込の大きな「立ち雛」です。この「立ち雛」は私の2代目の「雛人形」。初代は段飾りで3人官女、お道具もあるものでした。一体あの段飾りの「雛人形」はどこに行ったのやら?聞こうにも母はもういません。そもそもこの「立ち雛」ですら、この家の茶箱の中にゴロンと入っていたのですから。それを香港に持ち帰り、またこの家に戻ってきました。

 胸に色々な思いを抱きながら「お雛様」を手に取ります。これから先、今まで私がこの「雛人形」を飾った回数箱から出すことはないと思います。細い目の「雛人形」、少しでも見ていたいそう思いました。しばらく床間に飾ったままにしましょう。月半ば、いや月末まででもこのままおきましょうか。手に取ると持ち重みのある「立ち雛」、私の「雛人形」です。

 「雛人形」の背後には私が刺した刺繍の「立ち雛」が飾られています。 額に仕立ててくれたのは香港の姉妹で営むフレーム屋さんです。香港には額装をしてくれる店が多くありました。フレームの数、下に置くマットの種類、実に多数揃えている店が多くありました。長い付き合いのこの店に、刺し終えた刺繍布を持ち込み、フレーム、枠周り、サイズ、下地を姉妹たちとああでもない、こうでもないと話ながら決めます。楽しい時間でした。この「雛人形」の刺繍を見た姉妹、初めて目にする「雛」です。そこで、私は「雛祭り」の説明をしました。頷きながら聞き入ってくれました。そうしてできた「雛人形」の額装です。フレーム、サイズは決まりました。この刺繍布の下には「和紙」を敷こうと提案してくれました。「和紙」のおかげで麻布の柔らかい色が映えました。周りの薄黄色は布地です。額装にも掛け軸の表装のように布地を使います。数ある色の中から最後にこの薄黄色が残りました。布地のストックも多数持っている店だからできたこの額です。そしてこの額から20年後、孫娘へ私が刺した「雛人形」の額を作ってもらいました。私より年下だったフレーム屋の姉妹の顔が懐かしく浮かびます。

 一つ一つに思い出、想いを馳せる時間が多くなりました。まだ数日、「雛」に囲まれて過ごします。

 

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クロスマスローズ

2025年03月03日 | 

雨、11度、95%

 庭の「クリスマスローズ」が咲き始めました。今年は春の花の目覚めが遅いと感じます。まんまるな大きな蕾が開くまでふた月はかかります。花先が綻んでもまだ数日待ちます。ある朝行くと、微笑むかのように咲いています。

 寒さ暑さに強いと言われていた「クリスマスローズ」ですが、ここ数年の猛暑で「暑さ対策」をするように専門家が言っています。庭の「クリスマスロー」の一角は真夏は葦簀で日陰を作っています。にもかかわらず昨年、4株枯らしてしまいました。株分できるまでには植え付けて数年かかります。そんな充実した株をなくして気持ちは沈みました。

  最古参のこのイエローの株から咲き始めました。花色、花弁の状態、年々新種が発売されます。今年の新種で花芽付きの株は20,000円もすると聞きました。私は紫のような濃い花色が好きです。 でも秘蔵っ子の黒は咋夏枯らしてしまいました。種もつけていた可愛い株でした。 一重のピンク、「あら、こんな株もあったのね!」と時折、花色、姿を忘れています。俯き加減に花を咲かせます。新種ではピーんと背筋を伸ばしたように花をつけるものも現れました。「クリスマスローズ」の美しさは楚々と下を向いている様に感じます。覗き込むと惚れ惚れと美しい。

  園芸店からは「クリスマスローズ」の入荷を知らせてきています。見に行けば必ず買ってしまいそうです。一つの株を選ぶのに幾度も足を運ぶことがあります。庭に咲いた様子を胸に描きながらひと鉢を取り上げます。

 暑さ対策、葉を刈る時期や水遣り、もちろん日陰作り、しっかり準備しましょう。長く初夏まで花を楽しませてくれます。庭を巡るのが楽しみな季節がやってきました。

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梅はポツポツがいい

2025年03月02日 | 

雨、17度、94%

 「今年は梅が遅いですね。」ご近所とのこの数週間のご挨拶でした。少しづつ気温が春めき、昨日は一気に20度を超えました。しかも夕方から雨です。膨らみ始めた蕾が一斉に開くでしょう。

 我が家の梅の木は私が小さい頃は植木屋さんの手入れの甲斐あっていい木姿でした。母が手入れを怠り梅の木ばかりか庭木は全て茫々となりました。梅の木は徒長枝が出やすく、わき枝がすぐに混み合います。私は徒長枝だけは払いますが、相変わらず姿の悪い梅の木です。

 ご近所の高齢のおばあさんの庭には数本の梅の木があります。庭をめぐる梅の木は年2回、植木屋さんの手が入ります。樹齢は我が家の梅と変わりませんが、木姿が乱れることなく透かされた枝が端正です。梅の花は桜の花と違い咲き誇る姿よりポツポツと咲き始める頃に風情があると思います。 まだ丸い蕾が残り、開いた花がポツポツ。日本らしい趣です。この写真は手入れの行き届いた梅の木です。一方我が家の梅の木は見上げると、 すでにボサボサと花が開いていました。みっともない下がり枝にも花が咲いています。 手入れがされていない証拠です。それでも花は花。メジロやスズメはこの梅の木が好きで集まります。五月の終わりにはたくさんの実を付けます。まるで梅農園の梅の木です。

 この梅の木下に立つと昔の美しかった姿を思い浮かべます。器量は悪くなりましたが、「花」と「実」で季節を伝えてくれます。そして何よりは小鳥たちが集まる木になってくれました。ポツポツがいいと思うものの茫々の我が家の梅の木を愛おしく思います。

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弥生 三月ついたち

2025年03月01日 | 日々のこと

曇、7度、97%

 梅の綻びがいつになく遅い今年です。花が綻び始めると、庭には冬鳥とは違った鳥たちが集まります。梅の木には「ホオジロ」です。日差しがあると水溜に必ず水を飲みに来る「ムクドリ」もいく組みもつがいがいます。寒さから締め切っていた窓を開ける日もあります。春が来ています。

  三月には珍しい色合いのクロスをテーブルにかけました。「赤い実を啄む鳥」が描かれています。庭の野薔薇の少なくなった赤い実を嬉しそうに突くのは「スズメ」と「ホオジロ」です。小さな鳥は私の少しの気配でも飛び立ちます。鳩よりやや小ぶりな「ムクドリ」は私にはお構いなし。地中の生き物が目覚めるのも間近です。

  床の間には雛飾り。掛け軸ではなく私が刺した「雛額」をかけました。広い床間に小さく見える「雛飾り」と「雛額」です。今日は庭から「花桃」を手折って飾ります。まだ蕾ばかりの「花桃」ですが昨日の暖かさで弛み始めました。

  床の間の前のティーテーブルの本はイギリスの女流陶芸家「ルーシー・リー」の本2冊です。彼女の手から作られる焼き物は直線であってもそこに女性らしさを感じます。この本を出してくると「ルーシー・リー」の好きだったチョコレートケーキを作りたくなります。彼女に因んだレシピを10年前に作りました。チョコレートケーキと共に陽だまりで飽きることなくこの2冊の本をめくります。

  今月のモモカレンダー、モモが2歳の頃の写真です。晩年の穏やかな顔が心に残っているのですが、2歳の頃のモモは男らしい顔です。香港の方達に「レンチャイ」つまりハンサムと言われていたモモです。はい、いつものように食卓の上に上っているところです。

 見出し写真の「合わせ雛」は私が大学のためにこの家を出る時、母が荷物に入れてくれました。以来、50年。私とずっと一緒です。毎年数日しか出しませんが、箱に貝を合わせて仕舞っているものを大事に取り出します。「立ち雛」「合わせ雛」「額雛」自分のお雛様を68歳になろうとする今も飾れることは幸せです。

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腐乳

2025年02月28日 | 食材

雨、8度、72%

 豆腐に麹菌をまぶして作る「腐乳」という調味料が中国にはあります。白い麹菌、赤い麹菌、どちらを使うかでも味わいが変わります。赤い麹菌のサプリメントが取り沙汰されて以来、すっかり赤い「腐乳」は日本の市場から姿を消しました。先日、白い「腐乳」台湾産を見つけました。

 麹菌が違えばこうも違うものかと実感します。国が違えば麹菌も違います。「腐乳」はお粥にそのまま添えられたり、炒め物、肉の煮込みの隠し味として使います。白はさっぱり、赤がこくが出ます。今回求めた台湾産の「腐乳」は白です。中国の保存食らしく油に入れて売られています。油は空気との接触を防ぎ腐敗させないためです。 この油はラー油に近いのかやや赤い色です。辛味はありません。私はご飯にのせて食べることもあります。1センチ角ほどの大きさ、本来の豆腐でありながら味が深みを増しています。食感はねっとり。中国のものより塩気が薄く、なかなか美味しい「腐乳」です。

 赤麹の「腐乳」は「南乳」とも呼ばれ独特の匂いがあります。味わいも深みがあり、好き好きが分かれます。この台湾産の白い「腐乳」は腐乳の旨みが凝縮したような美味しさ。豚肉の煮込みに2欠けほど入れる、レタスなどの炒め物に潰しながら入れる、たちまち料理の味に奥行きが出てきます。

 「発酵食品」のブームです。現代のように「発酵食品」がどの様な効用があるかわからなかった昔から中国、韓国、日本ではそれぞれの「発酵食品」を作り続けています。ヨーロッパにも「魚醤」のようなソースがあると聞きます。土地土地に伝えられた「発酵食品」です。

 香港にいる頃は「発酵食品」とも考えずに「腐乳」を食べていました。沖縄の「豆腐よう」はこの「腐乳」の流れを受け継いだものでしょう。改めて「発酵食品」のことを考えます。

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ティータオル

2025年02月27日 | 身の回りのもの

晴、5度、74%

 「ティータオル」台所で使う「おふきん」です。日本の「おふきん」よりサイズが大きく、コットンやリネンでできています。お鍋だってすっぽり拭けます。薄いグラスをピカンと拭き上げるにはリネン素材が最適です。しかもリネンは乾きが早いので大助かり。ただ洗って乾かすとシワクチャです。リネンを使うときはシワも味のうちと諦めるか、いやいやとアイロンをかけるか、分かれます。私が主婦になりたての頃は赤ちゃんの「」おしめや「ふきん」にアイロンをかけると殺菌にもなると言われていました。布おむつを使った最後の世代です。洗って、お日様の下干して、アイロをかける、当たり前の仕事でした。

 毎日洗うリネンの「ティータオル」です。この冬は数枚まとめてアイロンするようになりました。 夏はアイロンが必要な衣服がたくさんですが、冬はウールが多く毎日仕事でなくなります。シワクチャでもいいかな?と心をよぎります。ところが朝ピシッと畳まれた「ティータオル」を手にすると、私の気持ちもシャキッとします。「ティータオル」はいい仕事をしてくれるばかりではありません。アイロンのかかった畳まれた「ティータオル」はさあ、今日もがんばろうと私の背中を押してくれます。

 小さな「おふきん」が私の一日の原動力です。

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歌集「ゆふすげ」 美智子

2025年02月26日 | 

雨、8度、74%

 昨日は久しぶりに気温が上がりました。身体が緩みます。日差しもあったので椅子を窓辺に引き寄せて、日がな一日、歌集「ゆふすげ」を開きました。

 上皇后美智子様の皇太子妃、皇后時代、つまり「昭和」「平成」にわたる未発表の歌を集めた歌集です。年初めの歌会で耳にする美智子様のお歌はその年々にお心に刻まれた想いをお詠みになりました。大きな地震が2度ありました。被災地を度々訪れられた後のお気持ちでしょう。天皇様との海外旅行もいく度か、美智子様らしい目線で小さなことを捉えて詠まれます。この歌集はそういう美智子様の歌よりもより個人としての歌が多い歌集です。妻として、母として。

 「ゆふすげ」は「キスゲ」のことです。黄色い百合に似た花を咲かせます。私はまだ実際の「キスゲ」の花を見たことはありません。「キスゲ」のことを読んだのは50年近く前、高校の時でした。立原道造の歌集「萱草に寄す」この題名の「萱草」が「キスゲ」です。詩に詠まれた「キスゲ」を想像しますが当時はすぐに調べる手立てはありませんでした。そして半世紀、数年前、立原道造の建築家としての本を読んでいる時に再び「キスゲ」に出会いました。すぐさま手元のスマホで調べます。黄色い優しい小ぶりな百合に似た花です。群生する様子が見られます。浅間、日光、有名な「キスゲ」の群生地だそうです。

 「ゆふすげ」が出版されたのは昨年末、やっと手にしました。そしてこの歌集にいく句もの「ゆふすげ」「キスゲ」の歌が収められています。美智子様がよほどお好きな花なのでしょう。那須や軽井沢に避暑に行かれた折に見られた風景でしょうか?「ゆふすげ」に心を乗せて歌を詠まれています。天皇様への想い、ご自分のお母様への想い。花の優しい姿がそのまま美智子様に重なります。一句読んでは庭を見ながらその歌の光景を思います。

 全部で五百句近い歌が収められています。春近いと感じる窓辺でいい時間を過ごすことができました。 装画は安野光雅の「ゆふすげ」です。

 同じ女性としてこの歌集「ゆふすげ」はこの先の私の心を支えてくれそうです。

 

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初めてのたこ焼き

2025年02月25日 | おやつ

晴、1度、70%

 初めて「たこ焼き」を作りました。30歳を越した頃から「粉物」と呼ばれる「たこ焼き」「お好み焼き」が好きではなくなりました。家族に請われると「お好み焼き」は作ります。外食の時にも「粉物」は避けました。おやつにと「たこ焼き」を買って家族が分けてくれる時も一つで十分でした。なぜ好きでないのか?考えたこともありませんでした。

 好きでない理由が急に頭に浮かんだのは数ヶ月前のことです。「ソース」です。ベッタリと掛けられた「ソース」が苦手だと気づきました。「ソース」がない「たこ焼き」を想像します。「美味しそうだわ!」家族に家で「たこ焼き」を焼くと話しても、「粉物」を好きでないと知っているのでまともに相手にしてくれません。私は真剣に「たこ焼き」を作るつもりです。

 まず「たこ焼き」を作る器具をどれにするか迷いました。卓上のプレートもたくさん出ています。鉄鍋、フッ素加工の鍋もあります。求めたのは鉄鍋です。 大勢で焼く時にはテーブルにガスコンロを置き焼くことができます。

 小さい頃から「たこ焼き」を焼いているのを見るが好きで、お店の前でじっとお兄さんたちの手つきを見てきました。自分だって焼ける!と昨日初の挑戦です。鍋に生地を流し込み、タコを真ん中に入れて頃合いを見計らってクルリ。簡単よと始たものの、クルリがうまく行きません。しかも個数がありますから手間とっていると横のもクルリのチャンスです。台所のレンジの前で悪戦苦闘しました。火加減の調整も必要です。手早さが肝心です。焼くだけでお腹が空きました。

 どうにか丸く焼けました。 もちろんソースなしで、パクパク。「美味しい!」粉の調合、焼き加減に課題がありますが、初焼きにしてはと満足。大きい「たこ」入りが食べたいとぶつ切りにしましたが、そこそこに大きいものの方がクルリと返しやすいと気づきました。

 数作ればもう少し上手く焼けるでしょう。ハマるな「たこ焼き」作り。鍋が油で馴染むまでクルリ、クルリと楽しみます。

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イタリアベリーのバターケーキ

2025年02月24日 | おやつ

小雪、2度、57%

 主人が持ち帰ってくれたイタリアのベリーの瓶詰め、どう使おうか悩みます。 ほんのり甘いシロップにブルーベリーなど3種類のベリーが入っています。色は真っ黒、タルトを作るには少なく、パウンドケーキに入れるには多すぎる。しっかり水分を切ったベリーを適当に合わせたバターケーキの生地に入れて焼いてみました。生地の量とベリーの量が半々ぐらいです。水気を切ったつもりでも焼くうちに水分が出ることを予想しています。生地の様子を見ながら粉を徐々に足しました。中温で時間をかけて焼きました。 バターの香りがしっかりの色黒いケーキが焼き上がりました。

 時間をかけて焼いたので、外はカリッと中はしっとりのケーキです。 バターの香りと共に甘酸っぱさが口に広がります。レーズンにはない爽やかさです。焼いている香りが紅茶やコーヒーでなくお茶と合いそうに思いました。緑茶の苦味がバターをさらりと流してくれます。小さく切ってカリッと噛めば柔らかな生地とベリーがプチプチ。

 お家で作るおやつに決まりはありません。寒い日のおやつは格別です。明日から少し気温が上がると予報です。もう少しで寒さを越えるかな?

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サーモンの脂

2025年02月23日 | 食材

晴、0度、69%

 ノルウェーの「サーモン」の厚切りを見つけました。日本の「鮭」より脂身の多い「サーモン」です。輪切りの「サーモン」をグリルして食べたいと思いますが、売られているのは日本らしい切り身です。フライパンでソテーしました。皿に移すときにフライパンの中には「サーモン」から出た脂が溜まっていました。食後、気になってその脂を白い皿に取りました。

 クンクン、かすかに焼いたものの匂いはありますが、「サーモン」の匂いももちろん魚臭さもありません。その上オレンジ色が綺麗です。そのままカウンタートップに置いておきました。夕方、見ても脂はサラサラです。冷えていますから匂いひとつしません。寒い海を泳ぐ「サーモン」ならではの脂です。この脂を2度に分けてココのご飯に混ぜました。捨てるにはもったいない脂です。ココの食べっぷりがいいのは当たり前です。時間と共に固まるの豚や牛の脂と違い、魚の脂が体にいいと目の当たりにしました。

 つい最近、魚屋さんに「鮭」と「サーモン」の言葉使いの違いを教えてもらいました。国産のものは「鮭」、輸入物が「サーモン」だそうです。ほんとかな?

 「サーモン」をソテーした後はフライパンをすぐには洗わず、ココのために脂を残しましょう。色、匂い共に綺麗な「サーモン」の脂です。

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