晴、11度、78%
この季節庭に印象的な花色の「ハナズオウ」が咲きます。「蘇芳」色、赤でもなく朱でもなく。不思議な濃い色です。物心ついた時から「ハナズオウ」が庭にありました。花が終わるとハート型の葉がそよぎます。 「ハナズオウ」は「豆科」の植物です。秋になると裸木に豆の鞘をつけて冬を越します。
花の脇に古い茶色の豆の鞘がついています。6年ほど前、表の道の玄関際に小さなハート型の葉をつけた新芽を地面に見つけました。その葉を幾度も確かめました。「ハナズオウかな?」毎年その苗は大きくなりハートの葉を茂らせますが、「蘇芳色」の花は咲きません。やっと私の腰の高さです。この春花を咲かせました。「やっぱりハナズオウだったのね。」
チラホラとした花を咲かせました。「ハナズオウ」だと思い待ちました。木を育てるには時間が必要です。
垣根の手前が子供の「ハナズオウ」。垣根の向こうに頭が見えているのが親木の「ハナズオウ」です。親の豆の鞘が弾けて種を飛ばしたのでしょう。
我が家には二本の「ハナズオウ」の木があります。親子の「ハナズオウ」です。
きっと