チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

レーズンウィッチ

2012年06月30日 | 菓子

曇り、26度、93%、シグナル3

 ラム酒の香りがするレーズンウィッチが大好きです。もちろん、小川軒に越したことはありません。東京のスパーマーケットなどで時折見かける小川軒、住所がお茶の水かなんかです。代官山や新橋ではありません。どうも、小川軒も分家だか、暖簾分けがあるようです。折角お金を出すならと、小川軒のレーズンウィッチにはしばらくご無沙汰しています。

 2ヶ月に一度帰る福岡にも、ロイヤルのレーズンウィッチがあります。でも、クッキー地が今ひとつです。ホロホロッと崩れるのより、ちょっと固めが好きです。こうなったら、自分で作ってみましょう。ホルトハウス房子さん、島津睦子さんなどのレシピーを、自分なりにアレンジします。

  生地にも、バタークリームにも、もちろんレーズンもラム酒がたっぷり。クッキーは、クリームやレーズンを挟んでも、べったりとしません。ひとつひとつ、ラップに包んで、冷蔵庫で一晩置きます。そうすると、ラム酒がツンとこなくて、全体がひとつの味にまとまります。

 嗜んで一個ずつ、 なんて思っていたら、家人は一遍に3個も食べてしまいました。

 

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鬼おろし

2012年06月29日 | 身の回りのもの

はれ、27度、71%、シグナル1

 香港セントラル、世界の名だたるビッグブランドの店が、路面店として軒を連ねています。中国からの観光客目当てです。ところが、このセントラルから、二階建てのトラムに乗って、西に15分ほどいきます。すると、うっと鼻を突く匂いの町が現れます。香港人にとって大切な乾物を売っている町です。干し魚もありますから、その匂いは大変なものです。その商店の並びを過ぎると、急に町が穏やかな表情を見せてくれます。化粧で塗られた顔でなく、素の顔とでも言いたい、からっとした街の表情。このあたりに来ると、人通りも少なく、おそらく地価も安いのではないかしら?

 私が香港にやって来た25年前から、ずっとやっているお店がなん軒かあります。その中のひとつが、蒸篭を売っている店です。  大小の蒸篭が山積みです。香港の飲茶の多くは、ご存知のように蒸篭に乗ってテーブルに運ばれます。以前のようにスチーム付きの台車に蒸篭を乗せて、テーブルの間を行き来する飲茶は少なくなりました。それでも、飲茶、もちろん家庭にだって蒸篭は大事な調理器具です。

 このお店、 このおじさんともう一人のおじさんが、蒸篭を造っています。いつもこうして笑顔で迎えてくれます。25年前はおじさん、もっと若かったな、と自分のことを棚上げにして思います。年に何度かこの店をのぞきに、我が家から歩きます。

 蒸篭は、既に大小2組持っています。蓮のちまきのために葉っぱを買いに行くのです。

 時には、菓子の抜き型のようなものも、飾りとして買います。竹で作られる色んなものが一杯、ふと見ると、最近日本でも見かけた、鬼おろしが売っていました。

 大根おろしは、おろしが変わると味が変わることを経験しています。プラスチックのおろし金から、有次のおろし金に替えたときの、あのショックが忘れられません。品がいい大根おろし。鬼おろしは、なんだか大根が、がりっと歯にあたりそうです。$20、日本円で200円もしません。ちょっと試しに買ってみましょう。お店では、ショウがおろしとして売られています。

  歯は、まるで子供の工作のようです。 細かくなりすぎずに、なかなか歯ごたえのある大根おろしです。有次とこの鬼おろし、料理によって使い分けてみましょう。サバの卸し煮なんかは、鬼おろしで大根を下ろした方が好いような気がします。

 いつ行っても、同じ笑顔が迎えてくれるこんな店が、 残っていて欲しいと思います。

 

 

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パグの抜き型

2012年06月28日 | 日々のこと

晴れ、27度、84%

 我が家には、パグのモモがいます。もちろんパグが大好きです。そんなことよくご存知の皆さんから、パググッズをいただきます。本物のパグ、モモさんがいる上に、至る所にパグが顔をだしています。この、パグの形をしたクッキーの抜き型、シドニーに帰ってしまったパグのまんじゅうちゃんのママからのプレゼントです。日本のクオカのものです。

 随分以前にいただいたのに、使わないまま台所にぶら下がっていました。結構大きいのです。一番長いところで10センチもあります。

 昨日、別のクッキーを作っていて、ついでにパグクッキーを作ってみました。

  当たり前ですが、抜いた後もパグ。パグの横顔は、鼻がないのでストンとしています。 クッキーにしても、パグは可愛いわね。などと言いながら、作ります。このクッキーの写真だけをアップしていたら、ココアを混ぜて、次回はクロパグをとの要請もありました。好いわね。クロパグも可愛いでしょうね。

 パグ好きにとっては、パグは全て可愛く思われます。おならだって可愛いのですから。

先程から、鼻をひくひくさせている、モモさん。やっぱりこのクッキーだけはあげれません。だって、共食いになってしまうでしょう。

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イエナ洋書店

2012年06月27日 | 

晴れ、28度、85%

 銀座の5丁目にあった、小さな洋書店、イエナ。閉店してもう、どのくらい経つのでしょう。銀座の表通り、ビックブランド路面店が軒を連ねています。イエナなんて名前の、間口の小さな本屋を覚えている人も少いでしょうね。

 福岡から東京に出てきたのは、大学になってです。高校のときも、知人宅に留り、ひと月ほど東京にいたことがあります。ひと回りも年が違うその知人が、連れてきてくれたのがイエナでした。

 隣にある近藤書店と並んで、小さい入り口。本は天井近くまで棚に並んでいました。店の照明も、今のように明るくありません。まだ、20歳前の私など、本の背の題名を読むのにも時間がかかりました。丸善の洋書売り場とは、雰囲気が違います 。何年か前、銀座に行ってみると、イエナはもうありませんでした。店があったところで、なんだかポカーンとしてしまったことを覚えています。先日、福岡の実家で私の本の整理をしていると、懐かしいイエナのブックカバーがかかった本が出てきました。イエナが好きだったのは、このブックカバーが好きなのも、ひとつの理由です。 ジョージオーウェルですね。

 日本も、ここ香港も本屋の形が変わってきています。随分昔のトムハンクスとメグライアンの出ていた映画、「ユウゴッタメール」。トムハンクスが経営する大手ブックストアー的な本屋が増えてきています。コーヒーも飲めて、子供たちが遊ぶ場所もあって。

 メグライアンが譲り受けたような小さな本屋は、今では、古本屋ぐらいにしか、あの趣が残っていません。天井まである本棚、ちょっと薄暗い明かり、あの本の匂い。

 25年前に香港に来たとき、本屋に入って同じ匂いを嗅ぎました。本が上から落っこちそうなくらい並んでいて、梯子も置いてあって。

  時代が変わって、私だって、イギリスのAmazonに本を頼みます。それでも、小さな本屋が、なくなるのは寂しい思いがします。

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茘枝 ライチ

2012年06月26日 | 香港

晴れ、28度、83%

 果物屋の店先に、ライチに実が並び始めました。香港、スイカは一年中どこからか輸入されています。ライチを見ると夏だと感じます。このライチ、お隣のシンセンやトンガンから運ばれてきます。

 ライチ好きの私、はて、初めてこの実を食べたのは?と思い起こしてみました。30年以上前の羽田空港です。当時は、国際空港でもあった羽田。東京から福岡に帰るには、新幹線よりスカイメイツを使って、飛行機での方が安かったように記憶しています。その羽田の国際線乗り場の方にあった、確か、南国酒家で食べた冷凍のライチが初めてでした。 食事の最後に冷凍のライチが、たった一粒出てきます。飛行機の発着を見る楽しさも手伝って、このライチのために、幾度も足を運びました。

 まさか、こんなに安くいっぱいにライチが食べられる所に、こんなに永く住むとは、思っても見ませんでした。お隣のシンセン、つい10年ほど前まで、ちょっと町から離れると、ライチの木が植わった山が沢山見られました。今では山は崩され、工場地、住宅地にそして道が次々に造られています。あの、ライチの木はどこに行ったのでしょうね?

 これからの季節シンセンの道端には、ライチ売りが、リヤカーにライチを乗せて売っています。シンセンから戻ってくる家人は、いつも私のために、5ポンドも入った竹籠のライチを持って帰ってくれていました。「汚いから、よく洗って。」といつも念を押します。

 洗って、実だけにして、冷蔵庫に一晩。一人で、あっという間に食べてしまいます。

 ライチは、家人が持ってきてくれるものと、思っている私、昨年は、一度も食べませんでした。ライチも良く実のつく当たり年と、そうでない年があります。たまたま、昨年は、家人忙しくて忘れていたようです。今年は、まだ出始め。逃すまいと、久しぶりに自分で買ってきました。 ライチの蜂蜜も、シンセンの道端で売られています。ところが、きちんと精製されていないので、冷蔵庫に入れていてもすぐに泡が浮いてきます。

 ライチの木は、木姿が好いとは決して言えません。葉っぱも趣のある葉ではありません。地味な木から、重たく赤い実を付けた枝が、垂れているのは可愛いものです。それにこの木には、面白い虫がいます。ライチランタンバグ。色も派手、形も面白いこの虫、滅多に見ることが出来ません。シンセンのライチの木と一緒にこのライチランタンバグも、どこかに追いやられたのでしょうね。

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「Peaches for Monsieur le Cure」  Jonnne Harris

2012年06月25日 | 

曇り、27度、83%

 「Peaches for Monsieur le Curé]ジョアンヌハリスの14冊目の新刊です。帰国の行き帰りで読み上げるつもりだったのに、昨日までかかってしまいました。ジョアンヌハリス、映画「ショコラ」の原作者です。日本でも4冊ほど翻訳書が出ています。

 私がこの作者を知ったのも、「CHOCOLAT」 からです。この彼女の3冊目の本以来、12年間、新刊は出来るだけ読むようにしています。イギリス人とフランス人のハーフのこのハリスが描くのは、開放的な南フランスの香りとイギリスの堅牢さがミックスした、不思議な世界です。

  「BLACKBERRY WINE」

  「FIVE QUARTERS OF THE ORANGE」

  「COASTLINERS」

  「HOLY FOOLS」

  「JIGS & REELS」

    「GENTREMEN & PLAYERS」

  「THE LOLLIPOP SHOES」、「CHOCOLAT」の続きになります。この後の2冊の新刊は、何故か買わないままでした。

  「PARCHES FOR MONSIEUR LE CURé」これまた、「CHOCOLAT」の続々編です。日本では、早川から訳本が出でいるのでもお分かりのように、推理小説ではありませんが、大人のファンタジーとでも言いたくなる、ストーリーの展開です。

  「THE FRENCH KITCHEN」

  「THE FRENCH MARKET」この二冊は、cookbookです。

 この人の本の装丁は、ハードカバーもペパーバックも全て同じ人が手がけています。こうしてずらっと並べただけでも、見応えがあります。

 好きな作家は、日本海外をとわず、追いかけて読む癖があります。そんな理由で、現存の作家の新刊チェックは、怠れません。

 

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ラバーメイドの水切りかご

2012年06月24日 | 身の回りのもの

曇り、28度、84%

 ラバーメイドの水切りかごを使い始めて30年。今使っているので4代目です。30年前は、まだ東京に住んでいました。東急ハンズの台所用品売り場で求めました。色は赤。当時の我が家の台所、ホーローの鍋も全て赤でした。そして、この水切りかご、アメリカ製でした。その頃の「暮しの手帖」の商品比較の記事で、エアードライの一番優れた商品としても紹介されていました。エアードライ、つまり、洗って、入れっ放しでいかによく乾くか、という比較でした。言い換えれば、洗って入れ置けば、そのうち乾いていますよ、ということです。ずぼらな私にぴったりです。

 この赤のはじめの水切りかご、香港まで連れてきましたから、おそらく10年は使ったかと思います。たまたま、香港のローカルの大きな雑貨屋に白いものが出ていました。それが2代目。これがどこ製だか、記憶にありません。白になると、さびが目立ちます。4、5年使うと、角角がどうしても錆び付きます。3代目は、香港では売られていなかったので、日本のデパートで求めて帰りました。これも白。4代目は、デパートでも売っていなかったので、ネットで注文して、日本の実家から持ち帰りました。

 どうして、たかが水切りひとつにこんなにこだわるか、使い慣れもありましょうが、使い易いのです。今はたった二人の家族ですが、何故か、朝から洗いものがいっぱい出ます。

 ある朝の水切りかご。 少ないときは、お鍋も一緒に入れます。

このかごの両サイドは、くるっと丸くなったワイヤーになっていて、コップを逆さにかけることが出来ます。コップのスペースぶん、広く使えます。向かって右側が、シンクです。片側に4つのカップ掛けがあります。だからいつもシンクの方の4ッで間に合うので、

  左側のコップ掛けは、ほとんど使いません。片方に重さが寄っているのに、ひっくり返ることがないのです。この日は、右にお鍋までのっています。30年来の不思議です。

 この水切りかごのある景色が好きです。中に洗ったものがあろうがなかろうが、色が赤でもクリームでも、ラバーメイドの水切りかごのある台所風景が好きです。アメリカでは、随分以前から、ラバーメイドの水切りかごはロングセラーと聞きます。アメリカ映画で台所が出て来ると、隅から隅までよく見ます。確かに、沢山の映画にこの水切りかごが出てきます。

 そうそう、3代目からは、中国製です。だからと言うのではないのですが、なんだかさびが出るのが早くなったように思います。5代目が我が家に来るのも、そう遠くない気がします。

 

 

 

 

 

 

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「パンを焼いてください」と書かれたmailを受け取りました。

2012年06月23日 | パン

曇り、28度、80%

 4日間の帰国、初めてのお宅を訪ねたり、30年ぶりの友人にあったり、いつもの、実家の整理をしたり、役所に並んだり、珍しくヘトヘトで香港に戻ってきました。

 家を出る前に焼いておいた、シナモンロールは、帰ったらもうありません。パンを焼かなきゃね、と思いつつ重い腰。戻って2日目の午前中、一通のmailがやってきました。「パンを焼いてください。バターと蜂蜜がたっぷり塗って食べれるパンを。」差出人は、モモと家人です。疲れている様子を慮ってか、いつでもいいです。と書き添えられていました。

 いえ、ご要望とあらばと、重い腰はすっと立ちます。仕事に出る1時30分までには、ぎりぎりで焼き上げられそうです。香港に帰ってきたら、食パンを焼くつもりにしていました。家人が、帰国したとき、カメリアのひとつ上の強力粉を買ってきてくれていたのです。

  この粉は、ほんとに美味しい。我が家の2斤型には、650gの強力粉を使います。半分以上使うので、失敗は禁物。2年ほど前は香港ジャスコでも、この粉は入手出来ました。今では、売られていません。焼き上がったパンをラックにのせ、おいしいパンが香る我が家を後に、急ぎ仕事に向かいました。

 夕方戻ったら、まだ、パンの匂いがしました。さあ、もう一仕事。薄く切り分けます。

   今回は2斤を、24枚に切りました。足元には、 切り分ける音と香りに誘われた、モモさん。パンの番人です。

 モモさん、明日の朝まで待ってくださいね。

 

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お出かけしてはダメです。 パグ犬モモ

2012年06月22日 | もも

曇り、26度、97%

 たった4日だけ帰国していました。帰って来て、どうもモモさんの様子が違います。普段でも、私が出かける用意をはじめると、ソワソワ落ち着かなくなります。ひどいときは、ビッタリとついて回ります。挙げ句に、いよいよ出かける時には、私の足下を見ます。履いている靴で、どれくらい永いお出かけかを判断しているようです。

 昨日は、出かける準備を始めても、食卓横の椅子の上で爆睡中。テーブルの上に出かけるバックを置いて、着替えのために奥の部屋に行きました。出てきてみると、

テーブルに上がり、バックをしっかり抱え込んでいます。 頑として動かない態勢です。後ろから見ると、 こんな感じ。でも大丈夫、バックを奪回するための懐柔策があります。奥の部屋に戻って、今まで着ていた短パンを持ってきました。この短パンと交換してもらうのです。いとも容易く、この交換条件を受け入れるモモさん。 そんなに永くはありません、お昼には戻りますからね、行ってきます。

 

 さて、2時間後、 ただいま。ドアを開けた瞬間です。やっぱり、テーブルの上で短パンを抱えたまま、同じ姿勢です。まだ、寝起きで、お顔が全体的に垂れてます。

 きっと、電話さえならなければ、3、4時間はこのままいたことでしょう。

  おいおい、モモさん。そこ、テーブルの上よ。椅子から下りて頂戴ね。

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2012年06月21日 | 旅行

雨、28度、91%

 産まれて高校卒業まで生活した福岡、私にとってふるさと。その福岡、埋め立ては進む、バイパスは出来る、次第に知らない土地に感じます。福岡の西の方で産まれ育ったので、元々東や南には、トンと疎く、おそらく私が言う福岡は、中州の辺りから西にかけての狭い範囲のことです。

 変わって行く福岡で、変わらず出迎えてくれる景色。福岡城跡のお堀端です。

 2ヶ月前には、桜には間に合いませんでしたが、八重桜が満開。確か、まだ、お堀には蓮の気配すらなかったと思います。

  雨上がりの早朝、蓮の葉に溜まる水は、コロコロと丸く愛らしい姿です。昔と違うのは、アオガエルが見られなくなったこと。町の真ん中のこのお堀端にも、蓮の葉の上を、ぴょんぴょんと飛ぶアオガエルがいました。保護色なんでしょうね。葉っぱと寸部違わないきれいなグリーンでした。

  水辺に蓮。この取り合わせは、洋の東西に見られる景色です。もちろん、香港も蓮の咲く池があります。池や湖、お堀などに佇むと静かな湖面に景色が映ります。木立がそのまま湖面に映るのを見ていると、 ふーっと深呼吸をしたくなります。

 アオガエルはいなくなりました。それでも、夏の間、お堀には蓮が彩りを添えてくれます。次に、この堀端に立つのは2ヶ月後。盛りを過ぎた蓮の花が、きっと待っていてくれるはずです。

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