チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

シナモンロール

2021年07月31日 | パン

曇、26度、90%

 「シナモンロール」ってアメリカの家庭パンだとばかり思っていました。数年前、映画「かもめ食堂」を見て初めて北欧の菓子パンでもあることを知りました。それまではアメリカっぽく天板いっぱいにちぎりパンにして焼いていた「シナモンロール」を巻いて好きな形にして一つ一つ焼くようになりました。

 映画「かもめ食堂」を見た方は覚えていらっしゃるかもしれません。「シナモンロール」の焼ける匂いで道行く人が「かもめ食堂」の前で立ち止まるのです。甘く香ばしい香りは人を誘います。アメリカタイプの「シナモンロール」と北欧のものが大きく違うのは形だけではありません。生地に「ガルダモン」を入れて焼くところです。この「ガルダモン」が焼く時にそれはそれはいい香りを出します。

 映画「かもめ食堂」以来、私の「シナモンロール」は北欧タイプに変わりました。 「ガルダモン」です。この鞘の中から種を取り出して、 粗く潰します。硬い種です。パウダー状のものもありますが香りの立ち方が種を潰した方が数段いいと思います。これを生地に入れ、「シナモンパウダー」を巻いて焼き上げます。白いアイシングシュガーがかかったのはアメリカタイプだそうです。

 オーブンに入れて「ガルダモン」と「シナモン」のいい香りの中、オーディオの修理を始めました。早く食べたい一心、修理にも熱が入ります。気付くと「あれ、焦げてる!」大慌てで台所へ。甘いので焦げやすい「シナモンロール」です。

 中のお砂糖が溶け出して手がベトベト、それでもやっぱり美味しい「シナモンロール」。食べながら何か忘れてる?そうです、「ラムレーズン」を入れるつもりでした。「ラムレーズン」を入れるともっと強烈ないい香りがします。オーディオの不調が気になって忘れていました。

 やっとオーディオが治りました。次回は「ラムレーズン」入り、焦がさないように焼きましょう。

 

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鰈のソテーに紫花豆のトマトソース

2021年07月30日 | 昨日のお昼ご飯

晴、25度、78%

 お豆を肉料理のソースに使うのよく見かけます。豚肉やウサギの肉などにレンズマメや小さなインゲン豆を合わせる西洋料理です。お豆のでんぷん質がとろみと満腹感をもたらします。

 「紫花豆」のトマトソースを「鰈」のソテーに合わせました。一緒に煮込んでスープのようにしようかと思ったのですが「鰈」の煮崩れが気になります。「鰈」をソテーすると香ばしさが残ります。大きなお豆のソースになりました。

 身の厚い「鰈」はホロリと身が外れます。庭の「オレガノ」が味のアクセントです。「オレガノ」は生のものより乾燥したものの方が香りが強いので、メリハリを効かせたい時はソースを作る時乾燥の「オレガノ」を入れるといいかと思います。

 昨日のお昼ご飯、この一皿でした。足りなければとパンを取ってあったのですが、「紫花豆」をたっぷりと使ったので充分な量になりました。ザクザクと切ったトマトで煮込んだだけの「紫花豆」はトマトの旨みを吸って美味しさが一段と増します。「紫花豆」は私の一番好きなお豆です。

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土用の丑の日 鰻

2021年07月29日 | 昨日のお昼ご飯

晴、26度、86%

 昨日は土用の丑の日、一年中食べれる「鰻」ですがこの暑い夏を乗り切るために「鰻」を食べました。出来るだけ大きな「鰻」の蒲焼を買ってきて、タレを全部洗い流し蒸してご飯といただきます。

 小さい頃から「鰻」というと父が車を走らせて「柳川」に行きました。当時は道路も整備されてなく行き帰りに時間がかかりました。柳川沖の端には数軒の「鰻屋」がありあます。その一軒「若松屋」が行きつけの店でした。柳川の鰻は「せいろ蒸し」です。昨年、主人と何十年ぶりに柳川に鰻を食べに行きました。向かった「若松屋」は店も改造されて昔の面影もありません。しかも頼んだ「せいろ蒸し」は甘すぎてご飯を残してしまうほどでした。昔から「こんなに甘かったのかな?」と思いました。鰻のタレをご飯にまでまぶしたような甘辛さでした。折角の鰻の味を損ねているように感じます。それでも待つほどのお客でした。

 私の「鰻」は蒸し上げると白いご飯にのせます。卵の薄焼きも香の物も付きません。「肝吸い」が欲しいのですが手に入らず省略です。薬味には「山椒」だけでなく「山葵」を少々。 若い頃は一人2匹ずつ食べていた「鰻」です。この歳になり脂の乗った「鰻」をさっぱりといただきました。

 「鰻」を食べながらモモさんを思い出します。好物でした。ですからいつも「鰻」を3匹買いました。パグはほとんど噛まずに食べ物を胃に流し込みます。一度、戻すほどに「鰻」を食べたモモさん、自分が戻した「鰻」をまた全部食べてしまいました。それほど好きでした。もちろん、昨日はココさんも「鰻」でした。ココさんには初めから少ししかあげません。それでも満足そうに舌なめずり。

 雨のない暑い日が続いています。私も「鰻」に力をもらいました。この夏まだ幾度か「鰻」が食卓に上ると思います。

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白花豆の冷たいスープ

2021年07月28日 | 昨日のお昼ご飯

晴、26度、90%

 熱中症対策と言って水分を多くとります。するとそれだけでお腹が一杯になります。暑いので食欲も減退気味です。胃に優しく、消化が良くての喉通りもいいものを食べようと思います。冷たいスープが一番です。お味噌汁も冷蔵庫で冷やすと、ひと味違います。ジャガイモでつくる「ヴィシソワーズ」を真似てジャガイモ代わりに「白花豆」を使いました。しかも火を使うのも暑くて嫌です。すでに茹でてある「白花豆」だけが素材です。

 スープの作り置きもありませんでした。そこで「白花豆」と水、塩胡椒をガーッとブレンダーにかけました。暑い時は滑らかになるまでかき回します。すんなりと口に入ります。これを冷蔵庫で冷たくします。スープを使っていないので、食べる直前に「乾燥キノコ」をすりおろしてスープに振りかけました。 熱いスープではないので香りは立ちませんが、キノコの旨味が食べる時に口に広がります。たまたま手元にあった「ミックスキノコ」の乾燥したものです。干し椎茸で十分美味しくいただけます。

 ジャガイモのスープに似ていますが「白花豆」の優しい甘みが美味しい。暑い日のお昼ご飯、これにパンを添えていただきました。意外にお腹持ちがいいスープです。この季節同じようにして「かぼちゃ」「枝豆」もスープにして食べます。

 この夏、雨が少なく連日の猛暑です。暦はまだ7月、暑さに負けないようにしっかりと食べなくては。今日は丑の日です!

 

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コロナワクチン、2回目接種終わりました。

2021年07月27日 | 日々のこと

晴、27度、80%

 2回目のコロナワクチン接種完了しました。昨日、午前中に接種後、現在に至るまで発熱や頭痛の症状はありません。接種部の筋肉痛も1回目より軽く感じます。接種後の反応は個人差が大きいと聞きます。2回目は発熱の割合が大きくなるとも言われています。でもあくまでも個人差が大きいものだと感じました。

 福岡市は接種前日にはメッセージとラインで次の日の予約があることを知らせてくれます。 接種漏れ、接種忘れをなくすためでしょう。

 アレルギーはないのですが、日頃薬を飲みつけていない私は麻酔ですらすぐに効きます。今まで「3」数える前にコトンと行きます。。予防接種は学生時代が最後です。多少なりとも不安を抱えて臨みました。事前には、離れて住む家族に連絡を入れました。接種後の経過も連絡します。「自分は大丈夫と思わないこと。」この年齢です。自分に言い聞かせます。用心深いぐらいが丁度です。

 歩いて数分の医院で受けました。今まで行ったことのなかった医院です。先生とも面識ができました。看護婦さんの様子も少しわかりました。近くの医院は何かと便利だと感じます。ほとんど病院知らずの私ですが、これからのことを考えると近くに頼れるところがあると安心だとも思いました。

 昨日は大事をとって夕方ココさんの散歩に出かけただけです。今日は朝から用事を片付けます。仮の接種完了書をもらいました。スマホで予約、変更もできます。接種後の管理もQRコードを使います。便利になったものです。

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イチジクのパフェ

2021年07月26日 | おやつ

晴、27度、70%

 庭の「イチジク」の木にたくさんの実がつきました。カラス防止にすっぽりと大きなネットを被せました。目敏いカラスは「イチジク」が色付き始めると監視にやって来ます。私の大好きな「イチジク」です。熟れたと思ったらすぐに取り込みます。イチジクのジャム、ドライイチジク、丸のままのワイン煮、お肉のソースと「イチジク」と夢見ます。

 雨も降らない暑い日が続いています。昨日のおやつに「イチジクのパフェ」を作りました。先日作った「ポルトワインのアイスクリーム」と「イチジク」にホイップクリームの簡単なパフェです。庭の「イチジク」はとても甘いのでクリームは甘味をつけませんでした。テーブルに置いてスプーンを取りに台所に行って戻ると、ココさんの目が点になっていました。 「ココさんも暑いよね、アイスクリームをあげるから、待ってて。」 

 「イチジク」も冷たくして食べます。この夏「イチジクパフェ」は定番おやつになりそうです。「ポルトワイン」と「イチジク」はお互いの香りを邪魔しません。「イチジク」丸のままのワイン煮に「ポルトワイン」を使ってみるつもりです。

 カラスとの攻防戦は11月まで続きます。

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タイ米を買いました。、5キロも。

2021年07月25日 | 日々のこと

曇、27度、72%

 「タイ米」を買いました。しかも5キロです。いえ、5キロだから買ったのです。

 お米には「日本米」のような短くて粘りの強いお米と、細長く粘りのないお米があります。お米が主食の国でも国によって採れるお米が違います。香港に住み始めて最初に困ったのはお米でした。当時は日本からのお米はなく、「日本米」種はニュージーランド産かアメリカ産の物を買うしかありませんでした。一般に香港人が食していたお米は中国の大米、タイのロングライス「タイ米」でした。日本人学校に通う息子の毎日のお弁当には、ニュージーランドの「ダブルシープ」という銘柄のショートライスを使っていました。アメリカ米の方が美味しい買ったのですが、お値段がそれなりに高かったと記憶しています。普段の食事も主人と息子は「ニュージーランド米」でした。今から30年以上前のことです。そしてこの私は「タイ米」が30年間の主食でした。

 「タイ米」を食べた方は臭いとかおっしゃいます。別名「ジャスミン米」とも呼ばれる「タイ米」です。「ジャスミン」の匂いがするのではなく、炊き上がりにいいご飯の匂いがするからです。「日本米」の炊き上がりの香りとは違います。土や水が違うからに違いありません。粘りが出ない「タイ米」はさらっと炊き上がります。粘りがない分お腹にすんなりと入ります。いくら食べてももたれません。ロングライスの特徴でしょう。インドの「バスマティライス」もその仲間です。そして「バスマティライス」もまた違ったいい香りがします。

 帰国の引っ越しの荷物にも「タイ米」を入れました。主人が帰国するたび少しずつ持ち帰ってくれました。ところがこの1年半、主人は帰国できません。とっくに「タイ米」は底をついていました。時折、輸入食品を扱う店でほんの500グラムぐらいが売られています。その値段を見ると高すぎてとても買う気になれません。しかも500グラムのお米なんかすぐになくなります。数日前、飲食関係の人向けの店に行きました。東南アジアフェアーでベトナム、タイの食材がいつもより充実していました。フォーメンやライスペーパー、ナンプラーなどは普通のスーパーでも手に入るようになりました。見つけたのは「タイ米」5キロ入り、値段は「日本米」5キロとほとんど変わりません。もちろん迷わず買いました。

 水加減は「すしご飯」を炊くときの要領で「日本米」同様に炊きます。粘りが出ませんが土鍋で炊いて、おひつに移すのもいつもの通り。土鍋の蓋を取ったときの香り!懐かしさがこみ上げてきました。私にとっての30年間の主食です。「これよ、これ!」と口に運びます。 香港の中華レストランでは「てんこ盛り」されて出てきます。もっと丸く盛り上がって盛られます。夏中、「タイ米」で凌ぎます。

 買ったお店の店長さんに常時「タイ米」を置くのかと尋ねました。このフェアーの間だけだそうです。残念。

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「オリーブキタリッジ」 エリザベスストラウト

2021年07月24日 | 

曇、27度、78%

 エリザベスストラウト、アメリカの女性作家です。日本でも最新作まで全て訳本が出ています。「オリーブキタリッジの生活」の原作「Olive Kitterige」は10年ほど前の作品です。アメリカ北東部メイン州が話の舞台です。

 主人公は72歳のオリーブキタリッジ、所が変わっても国籍が違っても人間である以上皆が持つ心の動きを様々な角度から書かれています。作者はほぼ私と同年代、アメリカが舞台でなかったらもっと身近に感じることができた本だと思います。「同性の結婚」も日本でも増えつつありますが、身近では耳にすることがありません。人種、宗教も多く、西と東、南と北では違いがあると聞くアメリカです。海外の小説を読むとそうした背景の違いをまざまざと知らされます。

 オリーブキタリッジはアメリカではテレビドラマにもなっています。それほど「オリーブ」に共感する人が多かったのでしょう。反感なのかもしれません。人一人単純であるはずがない、矛盾だらけで自分でわかっていてもそれを制御できないそんな複雑な思いが後に残ります。

 昨年末に「オリーブキタリッジ」の続編が刊行されました。 こちらもすでに日本語訳が出ています。「Olive Again」早速引き続き読み始めました。

 ピュリッツアー賞を得ている「エリザベススタウト」全部で7冊ほど本が出ています。この勢いで全部読んでしまいそうです。人の心の中、しかも女性の微妙な心の動きをよく表している作家だと感じます。

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「しみしみしみ」「しわしわしわ」蝉の声

2021年07月23日 | 日々のこと

晴、27度、76%

 雲が空に広がると涼しくなったように感じます。庭の芝が気になっていました。ずいぶん伸びています。日差しがあると庭に出る気になりません。雲が広がったのを機に芝刈りを始めました。もう少しで終わりそうという頃、また陽が照り始めました。途端、蝉たちが鳴き始めます。

 7月に入ると、庭に丸い穴がポツポツ、 いよいよ蝉の登場です。ひと夏何個のまん丸な穴ができるのか、庭から出てくる蝉の数はかなり多いと思います。そして、木や石にしがみついて脱皮します。 脱皮してすぐは全体が緑がかって透明です。しばらく近くの木陰で茶色になるまでじっとしています。茶色に変わると「じじじ」と下手くそに鳴いて飛び立ちます。ほんの一時間ほどの出来事です。

 芝刈りがあと一息、蝉たちはマキの木やモチの木で大合唱を始めました。下では私が地面を這って芝を刈っています。「しみしみしみ」トーンが高くなる「しわしわしわ」まるで私をあざ笑っているみたいに「しみしみしみ」「しわしわしわ」とうるさく鳴きます。「はいはい、シミもシワもいっぱいですよ。」時には私目掛けてシッコまでします。

 今日も晴れ、午前中一杯は蝉たちの鳴き声の中で暮らします。見出し写真はいざ飛び立とうとする生まれて間もない蝉です。よく見るとまん丸な目、愛嬌があります。

 

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イチジクとカラス

2021年07月22日 | 

晴、27度、72%

 「イチジク」が数え切れないほどに実をつけています。私の夏中の大事なおやつです。いよいよ赤く熟れ始めました。「イチジク」を待っているのは私ばかりかではありません。「カラス」です。

 夕方になると同じ方角に向かって「カラス」の群れが飛んでいくのが見えます。「どこが家なのかなあ?」と見上げます。朝が4時も過ぎると鳴き声が聞こえ始めます。暑くても寒くても同じです。元気な「カラス」たちです。でもこの「カラス」にメダカが食べられました。赤く色付いた「イチゴ」も取って行かれました。初めての甘いオレンジ色の「トマト」も数個見えなくなっていました。全部カラスの仕業です。気付いてからネットで「カラス防止」を始めました。「イチジク」は一つも渡したくありません。早々にネットをすっぽり被せてみました。 大きなネット一つでは足らず、木の根元にもう一つ足しています。たった4年で大きく成長した「イチジク」です。

 昨日、2個収穫しました。おやつに食べました。唇がべたつくほど甘い「イチジク」です。

 「カラス」は目がいいと聞きます。ネットを張る前はつがいで「イチジク」の木の周りで監視していました。ところがネットをかけると姿が見えなくなりました。ネットに足の爪が引っかかるのが怖いそうです。でも賢い「カラス」です。いつかこのネットの弱点をついて「イチジク」をかっぱらって行きそうに思います。

  40年も我が家の壁にかかっているこの壁布、よく見ると屋根に4羽も「カラス」が描かれています。お皿を洗っていると、 目まではっきりとした「カラス」の絵です。気付かぬ内に家の中にも「カラス」です。「カラス」と仲良くしなさいと言われているかのように思います。

 裏庭の「枇杷」は私が好きでないので「カラス」に全部あげています。でも「イチジク」は大事な大事な私のおやつです。11月ごろまで実をつけます。ネットを被ってみっともない様子ですが「イチジク」の攻防戦は始まったばかりです。

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