雨、20度、90% 東京
20年以上も履く黒革のスニーカーがあります。専ら旅行専用です。今でこそスニーカーで星がいっぱい付いたホテルにも行くことができますが、スニーカーにGパンでは憚られることもありました。走るため、歩くためだけのスニーカーではなく、ファッション性の高いスニーカーもたくさん出回っています。底が厚め、時にはメタリックのトゲトゲが付いていたり、そんなスニーカーを薄く柔らかなロングドレスと合わせている人などを見ると素敵だなと思います。
私が朝一番に履くのは走るスニーカーです。雨さえ降らなければ毎日お世話になります。走るスニーカーは年々軽くなって来ました。地面とのフィット感も優れて来ました。新しいスニーカーに履き替えるたびに進化を感じます。散歩や町歩きの時にはマルニの布製のスニーカーを履きます。2つあるマルニののスニーカーもこの革同様に細身です。そしてこの旅行用の革のスニーカー、これだけあれば十分で、流行の底厚スニーカーはまだ先の話です。
この黒革のスニカーでたくさんのところに行きました。確か最初に行ったのは、インドです。インド北東のコルビュジエが設計した街として名高い「チャンディガ」でした。シンガポールなどの東南アジア、ロンドンやパリ、リスボンにもこの靴でした。
キーパーを入れて時折磨きます。 いい艶が生まれています。毎日履かないので底の擦れも酷くありません。いつもはパンツスタイルにこのスニーカーですが、時にはひざ下のフレアースカートにも合わせます。梅雨前にもう一度、点検。まだしばらくお世話になりそうです。次の出番はいつかしら。