晴、28度、84%
ポチリした「刺繍枠」が届きました。私の勘違い金属製の枠ではなく従来の木製です。木質が違うので同じ木製でも軽くなっています。早速はめてみました。四角の刺繍枠をご存じない方が多いのですが、上下の棒に刺繍布を仮縫いして、巻き取りながら布を張ります。この仮縫いは面倒でした。この新しい枠は上下の棒に布を挟み込む強化プラスチックがついています。あっという間に張り終えました。
「40センチ50センチ」の大きさはかなり大きく手に持って刺すなど出来ません。枠を支え、両手で糸を表裏に運びます。支え必要としますので、椅子に座っては無理です。床に座り韓国の小机「ソバン」を支えにしました。 小物なら場所も姿勢も気にせずに刺せるのですが、大きなものを刺す時はこうした準備が必要です。思わぬところに痛みが出ます。
刺し始めて枠のありがたさを改めて実感します。布は左右折りたたみ上下は40センチほど巻き取った状態です。全面刺繍ですから焦らずのんびりと。あといくつ刺繍ができるかわかりません。視力、手の握力共に衰えています。3,500円の枠を買うのを躊躇しましたが、スムーズな仕事が出来そうです。
私が床に座ったら、やって来ましたココさん。 モモは刺繍を指す間、私の膝上でした。ココさん膝に乗る気配はありません。抱かれるのが好きでないココさんでよかった。膝は重たくなるし、暑くて汗が滲みます。
「じーじー」と蝉の声を聞きながら、時折目を休めるので庭の緑を眺めます。私の見えるところにココさんは寝ています。まだ続くこの暑い夏、こうして時間を過ごします。