曇、17度、77%
「キクラゲ」が好きです。「クラゲ」も好きです。小さい頃から「博多ラーメン」にのっていた「キクラゲ」を食べていました。なのに「キクラゲ」は海藻だと思っていました。コリコリと「クラゲ」より歯応えあり、軟骨みたいです。「キクラゲ」がキノコだと知ったのは成人してからです。
お外で買ったお弁当の隅に黒っぽい「昆布の佃煮」に似たものが入っていることがあります。「なんか昆布ではない?何だろう?」歯触りで「キクラゲだ!」とわかります。ところがこのキクラゲの佃煮は売っているところが少ない、見つけて喜んで食べるとすごく甘辛い。ご飯のお供で食べるのではなくお茶請けで食べますから、甘辛さは後を引き喉が渇きます。こんなに真っ黒でなくても水飴でピカピカでなくていいからたくさん食べたいと、作りました。お鍋いっぱい炊いてもすぐに無くなります。「保存食」のつもりですが。
生の「キクラゲ」のシーズンは過ぎてしまいました。乾物だと戻すのが面倒ですが水に漬けて置くだけです。すっきりと炊こうと、お砂糖、お醤油のみで味をつけました。どちらかというと甘みが勝っています。そして最後に「サンショ」の緑の実をガバッと入れました。「サンショ」のピリピリ感と「キクラゲ」のコリコリ。止まるところなく食べます。
お漬物、佃煮、ご飯おおかずではない私は、おやつにお茶と一緒にいただきます。今、冷蔵庫に「ゆず大根」「キムチ」「キクラゲの佃煮」があります。そう思うだけでおやつの時間が楽しみです。