チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「太宰府天満宮」詣

2020年12月31日 | 日々のこと

曇、1度、70%

 「年末に初詣」をと各地の神社ではその準備を進めていたようです。年頭の初詣の人混みは例年のことです。人気のある神社ではお賽銭箱の前に行くまでですら並んで待ちます。「護国神社」に詣でて人のいないところで手を合わせることの気持ちの良さを覚えてしまいました。そこで、昨日は「太宰府にお参りに行こう!」と意気込んだ次第です。

 菅原道眞を祀る「太宰府天満宮」は学業の神様でもありますから、受験前のお参りも多く全国でも人気の初詣スポットです。2年前のお正月の初詣では本殿前にたどり着くまで長い行列でゾロゾロとかなりの時間待ちました。小さい子供など足元で揉みくちゃになっていました。「年末の初詣」と言っても太宰府だからそれなりの人出の覚悟をして出かけました。駐車場はまだ満車ではありません。「しめしめ」

 参道も殆ど人がいません。門前のお店は開店しています。「暴風雪」の注意報が出ていますが、青い空が見えていました。2年前とは打って変わって、気持ちを平らかに本殿へ歩みました。孫娘、何をお願いしたのでしょうか。この一年のお礼と来る年への思いで手を合わせました。お札所も普通通りに開いています。主人へのお守りを求めました。

 太宰府には「鷽」と呼ばれる神の鳥が祀られています。「うそ」と読みます。幸運を呼ぶ鳥だそうです。木彫りの「鷽」が有名ですが、お札所には「土鈴」「土人形」の「鷽」も置かれています。

  本殿裏の小さな祠を回って、朝倉寄りの「秋月城址」をめぐり帰途につきました。福岡が近くなると予報通り吹雪はじめました。市内は雪の痕跡がありません。 車のバンパーには氷状の雪が付いていました。

 夕方、散歩の時は淡い雪が舞っていましたが、夜が明けて積雪はありません。強い風が雪を運んでいるのかもしれません。

 今日一日で今年も終わりです。明日からの新たな年を穏やかに迎えることができますように。例年とは違う「初詣」で心清められた思いがします。

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年末の初詣

2020年12月30日 | 日々のこと

大雨、9度、90%

 コロナ禍で、各神社は年末の初詣の準備をしていると聞きました。確かに年初の初詣の人混みは異常です。「護国神社」に電話で問い合わせると、社務所では来年のお守りや破魔矢を既に扱っているとのことでした。車で10分ほどのところですが、道は車の渋滞が出来るほどに人出があります。自宅で静かにと言っても無理なこの季節です。

 人の少ないお神社は幹線道路に挟まれた中心部にあるのに、静寂をたたえています。大きな木立、道向こうには私が毎朝走る「大濠公園」が控えて、その横は「福岡城跡」です。すっかり初詣の用意ができた境内を砂利の音を感じながら本殿に向かいます。「こんな静けさの中でのお参りが本来のお参りの姿だわ。」などと心が呟きます。

 家の内も外もたくさんのことがあったこの一年でした。孫娘が無事に小学に上がりこうして訪ねて来ていることと遠くで帰宅できずに働いてくれている主人への感謝の気持ちで手を合わせました。 社務所では干支の一刀彫りと孫娘のお守りをいただきました。

 その足で市内を東に抜けて「志賀の島」を目指しました。小学校の教科書にも出てくる「金印」が発掘された海に突き出た半島のような島です。西の博多湾の内海とは違い空の広がり海の荒さが日本海です。暖かく風も少なく人の気配もほとんどありません。お参りがあったのでココさんはお留守番でした。子供はどこに行ってもすぐに遊びを思いつきます。孫娘、「石入れをしようよ!」「石入れ?」今年の運動会で覚えた「玉入れ」の競技の石入れ版です。砂浜に円を書いてその中に集めて入れた石の数を競います。孫娘の指示で必死で石を集める私たちでした。もちろん優勝は孫娘でした。 人もいない砂浜です。「マスクを外そうよ。」と私。思い切り海の空気を胸いっぱいに久々の開放感でした。

 神社の静けさ、海と空の広がり、いつもの年末とは違うゆっくりした時間が流れます。雪予報が出ていた福岡地方ですが、雨で終わりそうです。今日は気温の上がらない寒い一日になりそうです。孫娘にも福岡の海が記憶に残ってくれることと思います。

 

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年末のローストチキン

2020年12月29日 | 日々のこと

曇、7度、90%

 今年はローストチキンを昨晩焼きました。孫娘たちが福岡に年末帰省すると決まると、夕飯のご要望の一つとして「ローストチキン」を焼いて欲しいと連絡がありました。我が家の「ローストチキン」は記念日ばかりに焼くのではありません。主人が食べたいなどと言っても焼きます。後始末が大変なことを除けば、オーブンにお任せの料理です。「丸鷄」がスーパーで簡単に手に入った香港とは違い、帰国後は予約して買い求めます。「丸鷄」がオーブンの中で焼ける様子を見るのは楽しいものです。

 昨年は3キロもの「丸鷄」であまり美味しくなかったので、今年は「2キロ前後」と注文をつけました。「ローストチキン」を家で食べる一番の楽しみは、「皮」です。焼き立てのパリパリの「皮」を口の中で弾けるように噛み締めます。もちろん一番美味しいのは「レッグ」です。「ローストチキン」を切り分けるのは男の人の仕事、昨晩は息子がナイフを握りました。焼き上がり、肉汁がジュルジュルと鷄の中を一巡りした頃が切り時です。「レッグ」を外す頃にはうまい肉汁がお皿の底に溜まります。 

 最初の「レッグ」はもちろん孫娘に。 「お家だから、ホーク、ナイフを使わなくて両手で食べていいよ。」無言で食べ続けました。

 とても暖かだった昨日、午前中から大きな公園に行きました。みんなお腹がペコペコです。もちろんココさんも「今日は特別よ。」と一緒のお夕飯でした。次の「ローストチキン」は主人が目出度く帰国出来る時でしょうか。

 

 

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やって来ました!孫娘。

2020年12月28日 | 日々のこと

雨、9度、90%

 13ヶ月ぶりです。孫娘に会えることが出来ました。ギリギリまで止めたほうがいいのか悩んだ挙句の決断でした。東京からの飛行便は早朝、まだ真っ暗なうちに起きて空港に向かったそうです。

 ご存知のように私の車は2人しか乗れません。孫娘たちが来る時はレンタカーをします。今回、空港と我が家の中間地点、私の家の菩提寺で待ち合わせしました。お墓の掃除としばらくぶりの墓参です。先に着いた私が墓掃除をしていると、背がグッと伸びた孫娘がやって来ました。長かった髪も短くしています。すっかりお姉さんらしくなりました。

 家に向かう私の車の中で「ココとお散歩に行きたい。」とご要望。「はいはい、いくらでも。」午前中に主人の実家のお墓詣り、会えないけれど義母にお土産のお菓子を届けました。当分、老人施設は面会禁止です。やっと家に帰り着きました。雨が降り出す予報です。孫娘が行きたい遠くの公園までは無理、といつもの公園に向かいました。ココさんは息子が大好きです。ストーカーのごとく付いて回ります。孫娘とココが会うのは2年ぶり、少し孫娘の方が引けていますが、ココさんは興奮することもなく家族と認識しているようでした。

  いつもの公園、ココさん勢いよく「亀の滑り台」に登ったまではいいものの、いつもと違ってたくさんの人に見られて滑り降りて来れませんでした。 「降りてごらん。」と催促する孫娘。

 公園には3人姉妹が遊んでいました。皆、ココさんを怖がります。一番小さな子がココさんを撫でてくれました。孫娘「大丈夫よ、噛まないから。」とその子にリードの引き方や走らせ方を教えます。そういえば、2年前の大きな公園でも孫娘、同じように他所の子にリードの引き方を教えていましたっけ。

 随分その女の子とも打ち解けました。聞けば、同じ年、同じ月生まれでした。予報通り、雨が降り出しました。女の子のご家族も帰り支度です。「また会えるといいね。」女の子は孫娘とココさんを見送ってくれました。

 早朝からの移動、すっかりお疲れです。今日はゆっくり休んでもらいましょう。

 孫娘もココさんも随分成長したものだと感心しながら、私も早々に床に入りました。

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ファニーフラッグ 「The WONDER BOY of WHISTLE STOP」

2020年12月27日 | 

晴、5度、84%

 ファニーフラッグ、10冊目の小説は今年の11月に刊行されました。彼女の代表作「フライドグリーントマト」を読んで以来20数年、新作を必ず読んできました。あいにく、日本では「フライドクリーントマト」以外は翻訳されていません。

 アメリカ南部アラバマ州の「ウィストゥルストップ」を舞台に繰り広げられる話がほとんどです。そしてその街も鉄道の荒廃と共に寂れて今ではどこにあったかもわからない街になってしまっています。

 1930年代から現在までの様々な出来事を、「ウィストゥルストップ」で生まれ育った「バッドゥ」という片腕の少年を追って話は始まります。時代は行ったり来たり、思い出もあれば今のアメリカの事情を反映する様々な出来事、でもそこには故郷を思う人の気持ちが脈々と流れています。

 片腕の「バッドゥ」は獣医になり今では80歳を過ぎ妻も世を去って、養老院暮らしです。近くに住む娘ルーシーとバッドゥとが主軸となって話は進みます。「ウィストゥルストップ」を最後に一目見たいと養老院を逃げ出すバッドゥはもうどこを探してもその街の姿を見ることが出来ませんでした。話は人と人の繋がり、過去まで遡り、ぐるぐると回ります。ひょんなことから、娘ルーシーが「ウィストゥルストップ」の街再建をすることになります。

 ファニーフラッグの話はどれも本当に普通アメリカ南部の人の日常です。ゴシップあり離婚あり殺人あり、でも最後はいつもハッピーエンド。どの本も読み終わった後に心温まるものが残ります。

  20年間、読み続けてきたファニーフラッグの本は全部香港からの引っ越しの荷物に入れて持ち帰りました。ファニーフラッグの本はアメリカ南部が西部や東部とは違うものだと私に教えてくれます。場所が違って人種も違うけどやはり人間は同じだとも私に教えてくれます。20年間いつも私の心の片隅に「ウィスットゥルストップ」の街がありました。普通の人たちの普通の話、アメリカの人たちからも支持されるのはそんな暖かさのある話からだと思います。

 今年はお家にいる時間が長かったのに、チクチクに時間が割かれ読んだ本が数冊でした。チクチク予定より遅れていますが、来年初めには完成予定です。

 すでに2冊新刊を予約しています。amazonのおかげで新刊が出て10日もすれば手元に届きます。来春は待望の「カズオイシグロ」の新刊も出ます。確か今回は日本語の翻訳本も同時出版だと聞いています。残念ですが「THE WONDER BOY of WHISTLE STOP」もきっと翻訳されないでしょう。

 

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クリスマスの朝はパネトーネ、おやつは栗蒸し羊羹

2020年12月26日 | クリスマス

晴、3度、70%

 クリスマスの朝は「パネトーネ」で始まりました。長時間発酵させた「パネトーネ」を数日置いて食べます。「パネトーネ」は菓子パンの香りに似ていますが、レモンピールなどの爽やかな香りが加わりしっとりとした口当たりです。 日本では「クリスシュトレイン」ほど知名度はありませんが、イタリアのホリデーシーズンのお菓子です。今年はクリスマスディナーは特別な料理を作りませんでした。「ローストチキン」は年末に焼くつもりです。

 クリスマスイブの夕方、郵便受けに「栗蒸し羊羹」が入っていました。友人が私のエネルギー補給にと送ってくれたものです。イブの晩の「栗蒸し羊羹」ってなんだかいい感じです。昨日のおやつは早速「栗蒸し羊羹」を切りました。蒸し羊羹は普通のお羊羹ほどくどい甘さがありません。 竹皮に包まれた蒸し羊羹、匂いこそ違えこの竹皮を見た途端、鹿児島の「灰汁巻き」を思い出しました。竹皮に包んだまま蒸し上げると、中のものに程よく火が通ります。 竹皮の筋目が「蒸し羊羹」の表面について均一でない姿も面白い。 大ぶりに切ってパクリ。栗が随分入っています。ほろりと崩れる栗がまた美味しい。「甘泉堂」というお店の「栗蒸し羊羹」です。この夏には同じお店の「水羊羹」を頂戴しました。その時も思ったのですが、甘さの加減がとても優しく、いく切れでも食べられます。普通のお羊羹はその甘さで一切れで満足するのに、「甘泉堂」のお羊羹はあとを引く美味しさです。いけません、うっかりすると全部食べて仕舞いそうです。大丈夫、今日のおやつにとってあります。

 パネトーネに始まり、おやつの「栗蒸し羊羹」、例年なら「クリスマスディナー」の準備で慌ただしいはずですが、のんびりとクリスマスの日を過ごしました。

 さあ、いよいよ年末に向けて最後の準備にかかります。

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ココさんから Merry Christmas

2020年12月25日 | 庭仕事

曇、8度、68%

 ココさんからクリスマスのご挨拶です。「Merry Christmas」

 「4歳、パグ、女の子、洋服を着るのが大嫌い。フリル、フード、紐がついていると頭にきちゃう。絶対に着ないわよ。」そんな我が家のココさんです。

 4歳になったら少しは大人しくなってくれるかと期待をしていましたが、一向にその気配はありません。昨晩はベットの上で小1時間、大暴れ、お布団を出たり入ったり。おかげで私は今朝は寝坊です。

 1歳の時に友人からココさんにサンタのマントを頂きました。紐、ボンボン。フードが付いています。見ただけで興奮して着せるどころではありませんでした。「かわいいよ。」などとおだててももう全然見向きもしません。

 昨日も赤いサンタのマントを出してくると、マント目掛けてジャンップ!「そのボンボン、食べてやる。」といった意気込みようでした。

 ところが、 いかがです?大人しく、可愛いサンタができました。ツリーの前で「はい、ポーズ。」 少し歩きましたので、マントが回っていますが悪しからず。

 「着れるじゃない。」とお思いでしょう。いや、「着せれるじゃない。」かな。

 裏話。 こういうもののお世話になりました。友人がココさんにプレゼントで送ってくれた犬のおやつです。ココさん、犬のおやつやドックフードをかれこれ1年は食べていません。お泊りに動物病院に行く時にはどっさり持たせます。このおやつの匂いを嗅いだ途端に座ります。ご飯をもらう姿勢です。通りでご覧のようにとった写真は座った姿勢、視線の先にはおやつです。

 「まあ、いいや。」赤いマントを着たココさんからみなさんに「Merry Christmas」

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クリスマスの飾り

2020年12月24日 | クリスマス

雨、9度、74%

 クリスマスが近付くと気持ちが高鳴ります。街中がイルミネーションで輝く香港に長く暮らしたせいかもしれません。プレゼントのための買い物も大好きです。今年は一転して、静かなクリスマスを迎えることになりました。私だけではありません。世界中が静かなクリスマスを迎えることになると思います。

 一人で迎えるクリスマスですが、先月末には飾り付けを済ませました。特別なものはありません。古いものは40年前から変わらずクリスマスに出してくるものばかりです。長い付き合いになったそうしたオーネメントを手にすると、重ねて来たクリスマスが思い出されます。

  アイアンのロウソク立ては毎年もみの木代わりです。白木の小さなオーネメントは息子が小さい時から変わりません。数年前、スウェーデンの妖精たちを足しました。暖かみを増した我が家のツリーです。カポックなどの観葉植物に飾った時代もありました。

  数年前、ニュージーランドの友人がモモさんに送ってくれた「パグのオーナメント」です。箱を開けて取り出した時、はたと気付きました。2つの大きさが若干違います。よく見ると顔つきまでが違います。向かって右がココさんに似ています。左は少し大きなモモさんです。嬉しい発見です。

  これはクリスマスのために刺した一番古い刺繍です。40年、生地が少し黄ばんで来ています。親子3人でひっそりと迎えたクリスマスを思い出します。 馬小屋での生誕の様子の刺繍は、星を金糸で刺しました。金糸と生地の麻布が絡んで刺し難かったものの、出来上がりは華やかです。これも既に30年を越しています。

 随分以前、帰国時に「文化村」の展覧会に行きました。ミュージーアムショップに売られていた北欧の木のベルです。 男女一組、犬が雪の上でツリーを引っ張っている絵が描かれています。毎年私たち夫婦とモモを重ね合わせて眺めています。

 見出し写真の瀬戸物のツリーは「ディヤドロ」のものです。20年近く前に頂きました。「ディヤドロ」らしい色合いが素敵です。15センチもありません。それでも存在感十分。頂いた先のお宅の二人の女の子と二匹の猫、暖かだったご家庭の様子が思い出されます。

 代わり映えしない飾りですが、私にとっては生活して来た一年一年の思いが詰まっています。毎年クリスマスが過ぎると、お正月準備ですので早々に仕舞います。今年は孫娘にこの飾りを見せて二人で一緒に箱に戻そうと思っています。結婚43年、今までのクリスマスを思い出しながら。

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孫娘へのクリスマスプレゼント

2020年12月23日 | クリスマス

晴、4度、80%

 12月には20数個の小包を出します。昨年、一番近い窓口があるローソンに一度に10個ほどの荷物を持ち込みました。箱の形も大きさも皆送り先が違うのでまちまちです。送り状は家で書いて行きました。受け付けてくれた店長さんが5個ほど処理したところで、「こんなにたくさんの小包は郵便局へ持って行ってください。他のお客さんに迷惑だから。」と言います。「すみません、そうします。」と私。すまないと思ったのか「今は空いているからいいけど。」と店長さん。朝の通勤通学時間を外して持って行ったつもりです。でも店長さんのいうことは理解できます。以来、多くの小包は郵便局へ持って行きます。今年の送り物は12月10日頃に済ませました。そして最後の一つを先日送り出したところです。

 最後の一つは孫娘への「クリスマスプレゼント」です。プレゼントの用意は随分早くから始めます。チクチクと刺した物などは夏から刺し貯めました。街に出た時に目に付いたものは早めに買って置きます。10月、今年一番に買ったプレゼント用のものは「マトリューシュカ」でした。ロシアの入れ子のお人形です。買った時、誰のあげるかはまだ決まっていませんでした。孫娘もいいな、友人の一人の顔も思い浮かびました。家に置いて私へのプレゼントでもいいなあ。それからふた月、友人への物は別の物が決まりました。

 孫娘は今流行りの「毀滅の刃」のキャラクター物や「リカちゃん人形」「レゴ」「ゲーム」とありとあらゆるおもちゃを持っています。「たくさん買い与えると良くないわよ。」と親たちには忠告します。流行り物を持っていないと話に付いて行けなくなるのはこんな幼い時から始まっているようです。孫娘が喜ぶのを思えばこうした流行り物をプレゼントするのが一番です。考えましたが、大きくなっても手元に残りそうなものをと思いました。

 10月に買ったプレゼント用の「マトリューシュカ」はクリスマスに因んだものです。テント型の木の入れ物の中には「キリスト誕生」の小さな木製の人形が5体入っています。珍しさもあって求めたものです。

 クリスマス少し前に到着するように送りました。小さな箱の中には、この「マトリューシュカ」と私が焼いた「パネトーネ」にカードを添えて。箱を開けてもさほど喜ばないことは目に見えています。

 何を贈るか、毎年心を悩ませることと思います。孫娘のそばにいつまでも残ってくれるものをと考える、ちょっと頑固なババです。

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小さなクリスマスカード

2020年12月22日 | クリスマス

曇、6度、80%

 ここ数年クリスマスカードをいただくことが随分減りました。そんなこと言ってますが、私自身もクリスマスカードをプレゼントに入れて出すことが多くなりました。昨日、小さな小さなクリスマスカードがポストに入っていました。

 緑色の封筒、「あっ!」誰の字だか直ぐに分かりました。「孫娘」からです。定形外の大きさ、葉書にテープで留められて送られて来ました。こういう郵送方法があるのを初めて知ります。

  住所はお父さんが書いたものです。 小さな封筒です。書き辛かったと思います。自分の名前は立派に書けています。宛名には私の名前と一緒に「カカ」という呼び名まで書かれています。

 カードにはとても東京が寒くなったこと、福岡に雪が降っているのでびっくりしました、と書かれています。 読みながら孫娘が声を出しながら書いている様子が思い浮かびます。文章が大人びて来ました。

 

 あと幾つ寝ると孫娘に会えるかしら?もう直ぐです。幾度も取り止めを考えました。予定通り冬休みに入るとやって来ることになりました。コロナが心配です。無事に着きますように。無事に年が明けたら帰京できますように。一年ぶりです。もうすぐです!

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