小雨、13度、90%
私のブログに、紅茶の缶で検索して訪ねてくださる人がいます。なんだか、とても身近に感じます。今我が家で使っている紅茶の缶をだして来てみました。思ったより少ないのです。好きな缶は、たくさん同じものがあります。好きでないものは、さっさと好きな缶に移して捨ててしまいます。
缶が欲しくて、中の紅茶の味も知らないまま、しかも、かなり高いお金を出して求めたのが、 このマリアージュの缶でした。今でも香港では、マリアージュの紅茶を扱っているところは数が少ないのですが、10年以上前に、レンクロフォードで求めました。その当時、マリアージュがどんな紅茶屋さんなのかも知らない私でした。とにかく缶が欲しかったのです。赤い缶には、クリスマスの紅茶。緑と黒には、お誕生日の紅茶が入っていました。それ以来、マリアージュの紅茶は、私にとって大事な紅茶になりました。
右手の、黒い缶に入ったマリアージュの紅茶は、封を切るとすぐに、上の缶の空いているものに移し替えます。それで、今では、下の黒い缶がたくさんたまってしまいました。缶ではないのですが、いつもはプロバンス地方のハーブが入っている素焼きのポットに、紅茶が入って売られていました。久しぶりにリンゴの紅茶もいいわね、と求めたのですが、開けると紅茶でなく、緑茶でした。ちょっとガッカリ。今はハーブが入っています。
この2つは、新しいものです。ピンクのフォーションのものと、TWGのものです。ピンクのには、赤ちゃんの誕生を祝う、ベビーソックス。黄色には、ティーパーティ−とはしゃぐウサギの絵が可愛くて求めました。中の紅茶の味は、私には今ひとつでした。
最近は、この手の紅茶の缶もよく見られます。缶自体はさほど好きではありませんが、空いた後に紅茶でなく、型抜きや、箸置きなどを入れて使っています。黒いのは、クスミティー。左のものは、日本のルピシアのものです。奥は、TWGのものです。ルピシアの桜の紅茶は、桜餅と一緒に飲むと後がさっぱりとします。
20年以上使っている、今はもう売られていない紅茶の缶を2つ。2つとも、クラブトリーエバリンのものです。20センチほどの高さで6角形。それぞれの面に、中国やインドの茶にまつわる絵が描かれています。絵は同じで紅茶によって、3色ありました。今私の手元に残っているのは、このグリーンが2つだけ。250グラムはいります。いつも何かお茶が入っています。
このクラブトリーエバリンのもは、20センチの高さの角柱です。4種類のフレーバドティーのティーバックが入っていました。マンゴにチェリー、バニラにラズベリーでした。おそらく、マンゴなどのフレーバドティーは、私にはこれが初体験だったと思います。今はクッキーの抜き型を入れています。20年近く前のクラブトリーの缶も瓶もそれは素敵なものでした。瓶の絵も色あせて仕舞いました。それでも、未だにに使っています。
好きでない缶は、手元に残っていません。