小雨、18度、93%
我が家は、20年以上も家の中でも靴を履いています。香港のマンションの作りは、日本のそれとは違いますから玄関なんて存在しません。ドアを開けたら、リビングです。一番困るのは、靴の収納。ウォークインクローゼットなどシャレたものもない狭いスペースです。しかも、40代の頃の私、やたらに靴を持っていました。
靴袋というものの存在は、まだ学生の頃何かの雑誌で、旅行用にネルの布で靴袋を作ると便利という記事で知りました。旅行用ではありませんが、手持ちの少ない靴にカーテンの残り布で靴袋を作りました。残り布で作りますから、いろんな柄があって楽しく、確かに旅行ならずとも、コンパクトに靴が仕舞えます。
靴を買うとついて来る靴袋、今ではほとんどの靴についている靴袋です。初めて、靴袋がついた靴を買ったのは、亡くなった高田喜佐さんの靴を買った時でした。薄いネルの生地で出来ていて、嬉しかったこと。30年近くも前の話です。
さて、靴の収納、狭いので靴が入っていた箱など利用出来ません。靴袋に、 シューキーパーをした状態で入れて、大きなワイヤーの籠にまとめて、ベットの下に入れています。50を過ぎて、ばっさりと靴の整理をしたので、シューキーパーも靴袋も余っています。最近靴について来る靴袋は、
イタリアの靴ですらネルのものが少なくなりました。ネルの袋に入れていると、なぜかピカピカになるような気がします。旅行に持っていく時は、シューキーパーを外して足先にソックスを入れて、靴袋に入れて持っていきます。