晴、12度、81%
暑い夏にはあまりクロワッサンを食べたいと思いませんでした。しかも作るとなると、バターが溶け出してくるので冷房を効かせていても生地がダレてしまいます。ひんやりした空気が漂ってくると私にとってクロワッサンの季節です。
お家で焼くので焼き上がりの熱いところを食べることができます。フランスパンとクロワッサンに限り焼き上がりのパンが一番美味しい。幾重にも層ができるように生地を折りたたみます。長方形に伸ばした生地から二等辺三角形にしたものを切り取ると、どうしても端には二等辺にならない生地が2つ残ります。残った生地も形作って焼きます。お店では商品にならない「端っこクロワッサン」です。 こちらが二等辺三角形に切ったクロワッサン。 こちらは「端っこクロワッサン」の断面です。不恰好ですが、端っこクロワッサンは真ん中よりバターが多く感じます。 均一に巻けないので、綺麗な層が出来ません。
焼き上がりに頬張るのは、決まって「端っこクロワッサン」です。いつもはオーブン前でパンが焼けるのを待つココさん、昨日はバターの香りが家中に充満しているのにベットで寝ています。しめしめと一人で食べていると、やって来ました。 「そりゃあ美味しいもんね。」
「端っこクロワッサン」のこれまた両端は、バターがジュワッと滲み出て来ます。ここだけはココさんにもあげません。私専用です。
お家だと好みのバター、好みの粉でクロワッサンを焼くことができます。そう言ってもクロワッサンは毎日では飽きが来てしまいます。やはり私の定番は小さなバゲットです。