チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

8月9日は「パグの日」

2024年08月10日 | パグ

晴、29度、87%

 昨日8月9日は「パグの日」でした。この日、日本のパグたちは「パグの正装」ほっかむりをします。どこのどなたかが決めたのか?どうして「ほっかむり」なのか?おそらく誰も知りません。私もモモの頃から8月9日にはほっかむり用の手ぬぐいを出してきます。かれこれ20年。

 毎年新しい手ぬぐいをいただきます。 今年はこの手ぬぐいです。8月9日が過ぎてしばらくすると次の年の手ぬぐいを送ってくださいます。 もちろん、「パグ柄」です。

 一番厄介なのはモモもココも被り物が苦手で被せたと思ったら、頭を振って脱ぎます。写真に収めるにはあの手この手を使います。一昨年も8月9日には孫娘が家にいました。今年もココのお付き添いです。 いかがでしょう?緩く結んだからかココが落ち着いています。8歳のココ、そういえば最近動きが静かになりました。やれやれ、これで今年も無事に一つ行事を済ませることができました。

 HAPPY PAG'S DAY !  みんな幸せでありますように。

 でもどうして「ほっかむり」なのかなぁ?

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「パグ」との出会い

2024年07月30日 | パグ

晴、29度、87%

 古い写真の箱を整理していたら、雑誌の切り抜きが出てきました。 4つ折にされた小さな紙切れです。この小さな紙切れを手帳に挟んで持ち歩いていた時期があります。25年ほど前のことです。

 「ナショナルジオグラフィック」の記事で目に留まったのは小さな黒い犬です。記事の内容はフランスからイギリスにドーバー海峡を渡るこの犬には「生体チップ」が組み込まれていて、税関でチップを読み取る機械をかざすと、犬の情報がわかると書かれていました。やっとこの数年、日本でも推奨されている「生体チップ」です。

 「この犬なんていう種類かしら?」鼻はぺちゃんこ、目付きが悪くて、変なのに強く惹かれてしまいました。香港でも、日本に帰国している時でも「ペットショップ」に立ち寄っては「この犬、なんていう種類でしょう?」と尋ねました。みなさん首を傾げます。新宿のガードを潜ったところの小さな「ペットショップ」のおじさんが「パグかもしれないね?でも、違うかも」と教えてくれました。「パグ、パグ」と名前を記憶に留めました。今だったらこの写真を携帯にかざして、検索すればすぐにわかることです。「パグ」という名前に辿り着くまで数年時間を要しました。

 香港は今でこそ犬を飼うのが当たり前ですが、当時は「ペットショップ」はあるものの犬種も少ない時代でした。繁華街「トンローワン」の「ペットショップ」に「パグ」を見つけた時は心が昂りました。毎晩、仕事帰りにその店に行き「パグ」を眺めました。主人に「パグ」を飼いたいと言っても、「お母さんや父母に何かあった時、誰がその犬の世話をするの?」と反対されました。主人は犬好きですが、確かに理に叶っています。それから数年後パグの「モモ」を家に迎えるまでにはいろいろ経緯がありました。そして今ではパグの「ココ」がそばにいます。

 私の「パグ」との出会いはこの雑誌に載っていた小さな黒い「パグ」です。「パグ」の中でも変な顔つきの「パグ」です。

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こころちゃんに会いに行く

2023年05月15日 | パグ

晴、16度、94%

 先日の上京の目的の一つはパグの「こころちゃん」に会いに行くことでした。「こころちゃん」のお母さんのことは10数年前から存じていました。お会いするのは初めてです。本当は「こころちゃん」の先代犬、「えまるちゃん」に会いに行こうと私が思いついたのがことの始まりでした。「えまるちゃん」は3年間「パグ脳炎」と戦っていました。日々のその様子をインスタで見ていると、3歳になってもまだパピーのような体つきと表情に胸を熱くするものがありました。でも残念なことに三月の初め、「えまるちゃん」は亡くなりました。お母さん、お父さんのお気持ちを私がモモを亡くした時に重ね合わせていました。

 心が落ち着かれて、四国のブリーダーさんを訪ねられ、そこで出会ったのが「こころちゃん」です。その前後の経緯もお母さんが知らせてくださいました。「こころちゃん」がやって来てひと月、そのおおらかさをインスタで見ていると、「えまるちゃん」の看病で疲れたお母さんを慰めているかに見えました。

 午後便で福岡に帰る私のためにわざわざ出向いてくださいました。あいにく、雨。駒沢公園でお会いする予定でしたが、公園近くの犬も一緒に入れるカフェでお会いしました。孫娘も息子も一緒です。孫娘など私が上京する前から「こころちゃん」と会えるのを楽しみにしていました。

  初めまして「こころちゃん」。パグの中でも綺麗な顔つきな「こころちゃん」です。パピーですから急に暴れることもありますが、この日はおとなしくしてくれました。歯固めの時期です。私や息子の手を甘噛みします。嫌がることもなく私の膝に座ってくれました。お天気が良ければ、孫娘は公園を一緒に走りたかったのです。別れ際、小雨になったので「こころちゃん」のリードを持たせてもらいました。 

 飛行機の時間があります。長くはご一緒できずに残念でした。

 実は「えまるちゃん」が亡くなった後、気分転換に福岡にいらしてくださいとお誘いしていました。ところが私に用事が重なりご夫婦は四国へ向かわれました。車がおすきなお父さんは福岡まで車でとおっしゃいます。近いうちに、我が家のココと「こころちゃん」が会えるかもしれません。

 実際にお会いするのは初めてなのに、とても懐かしいと感じるお母さんでした。わざわざ、出向いてくださってありがとうございます。またお会いできる日を楽しみに。本当に楽しい時間でした。

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大好きなパグちゃんがお空に旅立ちました。

2023年03月07日 | パグ

晴、8度、78%

 大好きなパグちゃんがお空に旅立ちました。まだ3歳、「パグ脳炎」を患っていました。このパグちゃんのご家族も我が家と同じように先代パグの亡き後、新しくパグを迎えられました。もう10年以上前、Twitterのハッシュタグでパグ仲間が集まっていた時から存じ上げています。先代の黒パグは男の子、やって来たのはフォーンの女の子でした。その子が1歳になるかならないか「パグ脳炎」と診断されました。

 「パグ脳炎」は短頭種の犬に見られる病気で以前は治療法がないと言われていましたが、完治しないまでもすぐに亡くなる病気ではなくなりました。この2年間、ご家族はその時その時に対応して看病しているのをInstagramで毎日見ていました。病気のせいでほっそりと成犬になりきらないままの姿です。少しずつ病状が進んでいるのを察します。不安にならぬようにとご家族は床で添い寝で過ごされていました。

 いつかは逝くと分かっていながら、看病をするご家族の気持ちは私に6年前のモモの時を思い出させます。一番身近で見ている者は死期が迫っていることを感じています。本人もそれを動物なりに感じ取っているはずです。痛み、苦しみを伴う場合は、早くこの苦しみから解放してやりたいと思う気持ちとまだ側にいて欲しいと思う気持ちがせめぎ合います。モモの最後のひと月、私の心の中はこの葛藤でした。思い出しても胸が苦しくなります。このパグちゃんの飼い主さんも同じように綴っていました。

 1週間ほど前、日帰りでこのパグちゃんに会いに行きたいと思いました。でも、義母が入院しています。それ以外にも大きな用事を抱えています。か細い体をそっと撫でさせてもらいたい、あどけない目を見つめたい、そんな想いは叶わぬまま3日前亡くなりました。昨夕、お空に旅立ちました。

 ちょうどその時刻、家に戻った私は空を見上げながらココと庭を回りました。目に付いたのがクリスマスローズ「ウィンターシンフォニー」です。小ぶりな花で淡いピンクの花色、その姿がお空に上がっていくパグちゃんに重なりました。

 義母が退院して用事がひと段落ついたらこのご家族を訪ねるつもりです。手のひらで包めるほど小さくなったパグちゃん、「会いたかったよ。」それまで「ウィンターシンフォニー」を見ながら偲びます。

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