チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「糊こぼし」

2018年02月28日 | 日々のこと

曇、7度、70%

 「糊こぼし」面白い名前の和菓子です。奈良の東大寺のお水取りの時に使われる「糊こぼこし」、このお祭りに合わせて作られる椿の造花を作るときに糊をこぼしたことから名付けられたそうです。今年もまた頂戴しました。満々堂通則の「糊こぼし」です。

 包み紙を紐解くと、赤い椿の箱が現れ、蓋を取ると椿をかたどった「糊こぼし」が現れます。この蓋を取る瞬間、中のお菓子がわかっていてもその色鮮やかさにハッと心が躍ります。お店によっては椿の形が違うそうですが、この横咲きの椿は楚々と見えます。

 お水取りにちなんで、お茶を点てお外でいただきました。 一昨日の夜に着いたお菓子です。夜は我慢して10時のおやつまで待ちました。というのも、とてもあっさりしたお味の「糊こぼし」ついついいくつも食べてしまいます。最後の一つを、グッと我慢して病院の義母に届けました。義母もまたこのお菓子を見て顔がほころびました。可愛いお菓子です。

 和菓子の季節感には心に馴染むものが多くあります。季節のお野菜、季節のお魚、季節のお菓子、日本人の感覚は豊かです。

 友人たちのおかげで日本中の和菓子、洋菓子を楽しませて頂いています。ありがとうございます。まだしばらく暖かさが続く福岡です。おやつの時間もデッキで春の息吹を感じながら過ごしています。

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アンちゃんとココさん

2018年02月27日 | もも

晴、4度、76%

 モモさんにはたった一人パグのガールフレンドがいました。2つ年下のまんちゃんです。出会ったのは香港の台風シグネル8が出ている日でした。 数年後、まんちゃんはパパのお国のオーストラリアに行き、そこで10歳を迎える前に亡くなりました。私にとってはまさかの出来事でした。そして、モモさんも日本に来てわずか3ヶ月で逝ってしまいました。

 今、まんちゃんのご一家はまんちゃんママの故郷神戸に住んでいらっしゃいます。そして、数ヶ月前、まんちゃんの妹、アンちゃんをお家に迎えられました。ご存知のように、我が家もモモさんが逝ってすぐにココさんがやって来ました。「アンちゃんに会いに行くよ。」と言いつつ、義母の入院などで延び延びになっていたところ、まんちゃんママとお嬢さんが先日我が家を訪ねてくださいました。

 ココさんはどんな方にでもすぐに懐きます。無愛想なモモさんとは大違いです。あんちゃんとココさんは約10ヶ月違い、アンちゃんもココさん同様、怪獣まっしぐらだそうです。ココさんもそうでしたが、あんちゃんも痩せ痩せでお家にやって来たそうです。ココさんこの数カ月で見事にパグ体形に変身しています。

 私がズボラなもので、ココさんのお洋服はほとんど頂き物です。ココさんの寸法を測って作ってもらったお洋服も頂き物もほとんど着ることができないくらい太りました。そこで、「よかったら、アンちゃんに。」とお渡ししました。

 早速、誂えた洋服をアンちゃんが着た写真が送られて来ました。見出し写真です。よく似合ってる。わざわざ首回りにレースを付けていただいたのに、ココさん、届いたその日にレースを噛みました。 ココさん、4ヶ月前の写真です。まだ細いですね。いつも頂いてばかりの私ですが、こうして頂いた服を着てもらえるココさんの妹分、アンちゃんが出来て嬉しく思います。

 まんちゃんとモモさんのツーショットのように、いつか、アンちゃんとココさんのツーショットを撮りに神戸までココさんを連れて行くつもりです。

 ちなみに、まんちゃんの本名は「まんじゅうちゃん」、アンちゃんの本名は「アンコちゃん」です。

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お昼ご飯はデッキで。

2018年02月26日 | 日々のこと

曇、6度、92%

 主人が飲まないで置いて行ったトマトジュースがありました。かなりの量です。この季節、冷たいものなんか飲みたくないしと思い、トマトジュースで手元にあるキャベツとソーセージを煮込みました。午前中いっぱいストーブの上でコトコト。庭のパセリを採ろうと窓を開けたところが、柔らかな日差しに庭の春の匂いが漂っています。「今日のお昼は、デッキで食べよう。」とココさんを誘います。

 この冬は寒すぎました。日差しも少なく、丸ふた月以上もデッキでのお昼ご飯から遠ざかっていました。デッキのテーブルにクロスをかけて、簡単なトマトジュース煮込みでお昼です。 暖かな日差しは、人間ばかりか動物にだって恵みです。植物だって恵みを受けています。遠目に見てもわかる新芽の膨らみ、球根の芽がまた少し伸びています。幹線道路にほど近いのに、こうしてデッキに座っていても聞こえるのは鳥の声です。

 私と一緒にお昼を食べたココさん、しばらく日向ぼっこをしていました。静かだなと思うとうつらうつらお昼寝体制に入ります。少しずつ目に見えて春が近づいています。

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北の国からやって来た桜のチーズ

2018年02月25日 | チーズ

曇、8度、81%

 まだ氷点下が続く北海道から桜の薫るチーズが届きました。福岡の桜の蕾もここ数日の暖かさで大きく膨らんでいます。早春を告げる梅は満開の木もあるほどです。

 以前、贈り主からこの桜のチーズの話を聞きました。どんなチーズかしらと想像しました。贈り主の方、このチーズのおそらく初物をお言葉を忘れずに送ってくださったに違いありません。 90グラムと小ぶりなチーズです。塩漬けの桜の葉っぱに包まれて、軽く熟成されています。桜の花の塩漬けが飾られています。お口に含むとホロリと溶けます。そして、その奥から桜が香ります。私たち日本人にとって忘れることもない桜の香りです。チーズ自体には塩気が少なく、その分桜の葉っぱからの塩味です。このチーズだけを味わおうと、パンなど添えずにいただきました。その花の色のように淡い桜のチーズです。

 食べながら、桜の香りと私たちが思っているのは、この桜の葉っぱの香りに違いないと思います。桜の木を匂っても、花を匂っても淡い淡い桜の香りです。ところが、葉っぱが塩漬けされると途端にいい香りを発します。

 牛乳とレモンだけで簡単なチーズを作ります。しっかり乳清を切ったそのチーズに次回は桜の葉っぱを巻いてみようと思います。素朴なチーズが桜の香りで奥行きを増すはずです。日本人ならではのコンビネーションです。

 北の国からいち早く届いた桜薫るチーズ。美味しく頂戴しました。

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ココさん、はなさんに会いに大濠公園に。

2018年02月24日 | ここ

晴、3度、65%

 ココさんが我が家にやって来てしばらく経ったときのことでした。私のブログに一つのコメントが届きました。先代のパグさん「桃さん」を亡くされて数年、今は繁殖犬の「はなさん」と保護犬の「まめ君」を飼っていらっしゃる方からでした。しかも、「桃さん」を連れてシンガポールのご主人の海外駐在を経験なさった方でした。お聞きすると、お住いは私が毎朝走る大濠公園のお近くです。ほどなく、ココさんに会いに我が家を訪ねてくださいました。以来、お食事に誘ってくださったり、福岡に不案内な私は何かに教えていただいています。その方が「はなさん」のママです。昨年の夏は暑すぎました。この冬は寒すぎました。そんなことで犬たちが会う機会が延び延びになっていました。

 お天気予報でも昨日は晴れ、気温も午後には上がる予想でした。お約束したのは大濠公園のボートハウスの前に午後2時です。ココさんも久しぶりのクレートで車に乗って出かけました。窓を開けて走ってちょうどいい暖かさです。「はなさん、初めまして。」「はなさん」は推定8歳くらいです。お耳が聞こえません。ずっとケージで飼われて繁殖を繰り返した繁殖犬ですから手足が細く小柄です。少しお散歩をして「はなさん」のお家にお呼ばれしました。

 「はなさん」とココさん、おやつをいただくために待機中です。 「はなさん」はおとなしくココさんが遊びかけても応じません。歳が離れているとこんなものです。 はなさんご覧のように楚々としていますが、イチゴが出て来ると大きな目をして私の手からも食べてくれました。昨日はあいにく「まめ君」はお留守でした。お家の中は「桃さん」のお写真がいっぱいです。我が家と同じです。お手洗いにも「桃さん」が笑っていてくれました。午後の時間をココさんも私も楽しく過ごさせていただきました。

 さあ、またクレートに入れてお家に帰ります。行きも帰りもクレートの中で大暴れなココさんです。車に乗ってすぐ、とうとうクレートのドアを壊しました。もうサイズ的にも小さくなって来ています。モモさんのクレートでは大きすぎるし、新しくサイズアップしましょう。 私が叱った訳でもないのに、このしおらしいお顔、こういうところが私がココさんの演技力を認める所以です。まだまだ怪獣ココごんです。

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玄関の間に段通を入れました。

2018年02月23日 | 家の改築

晴、3度、70%

 我が家には玄関の三和土から上がると2畳ほどの玄関の間があります。この玄関の間に続く座敷同様、改築の際フローリングに替えました。そこにシルクのラグをひきました。 このラグの上で耳の聞こえなくなったモモさんが、家に私がいるにも関わらず、玄関を見つめて座っていたものでした。シルクのラグの模様も素敵ですが、シルクですのでウールに比べて薄手です。主人が厚い敷き詰めのカーペットに変えなさいと仰います。玄関は家の顔ですから敷き詰めるカーペットでは座敷とのバランスが取れません。そこで玄関の間にラグを探しました。

  座敷も大きなペルシャのウールのラグです。なかなかこれくらい大きなラグは見つかりません。このラグもシルクのラグも同じところから求めました。玄関には明るい色をと考えます。この店のサイトをのぞいていると、綺麗なブルーが目に入りました。中国の段通です。同じウールの絨毯でも、ペルシャと段通では柄はもちろん艶が違います。 中国の柄らしくダブルハッピネス、コウモリも織り込まれています。サイズも玄関の間に丁度です。このお店、ラグが世界のどこから発送されるのかわかりませんが注文後5日以内に届きます。早速玄関の間に敷きました。 

 毛足の長さも長くヌメッとした足の裏の感覚です。ブルーの色が玄関をさらに明るくしてくれます。玄関の間なんて無駄な空間です。座敷につながるこの空間は、玄関を入った方に余裕をくれるように思います。モモさんがいつも座っていた場所でココさんがお出迎えいたします。

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ラベンダーのバスソルト

2018年02月22日 | 日々のこと

曇、6度、69%

 バスソルトを使っていたのは30代のことでした。もう三十年近くも前のことです。肌が荒れたり、ジョギングを始める前で時折ぎっくり腰を患っていました。体を温める、肌に良いというので使っていたように記憶しています。ジョギングを始めて体質が変わりました。女性は大きく捉えて十年ごとに体調が変わっていくように思います。肌荒れも無くなりました。ぎっくり腰はすでに二十年以上一度もありません。そんな訳で、すっかりバスソルトとはご無沙汰でした。

 先日、主人がお土産にラベンダーのバスソルトを持って帰ってくれました。早速、その晩お風呂に入れました。粒状のお塩もラベンダー色でお風呂場中ラベンダーの香りです。お湯にはラベンダーの乾燥しの花が浮いています。こういうお風呂に浸かると幸せです。お風呂上がりに髪を乾かしました。ドライヤーをかけていると小さなものがふっと飛びます。よく見るとラベンダーの花です。体を拭いたバスタオルにも花が一杯付いています。お風呂場の床にも虫のように落ちています。バスタブにも花が流れずにシミみたいに付いています。後始末をしてやれやれ。翌朝、髪をとかしていたらブラシに花が付きました。

 幸せなお風呂タイムとともに後始末が大変です。それでも昨晩もお風呂に入れました。香りがとても強く感じます。お風呂の始末も終わって、老眼鏡をかけて10センチほどのボトルの裏を読むと、フランスのプロバンス地方のバスソルトです。香りばかりはお届けできませんが、合成されたようなラベンダーの香りではありません。自然のラベンダーの香りが豊かに広がります。

 ラベンダーが好きです。今、庭には3種類のラベンダーが植えられています。こんなにラベンダーの種類が多いとは日本に帰るまで知りませんでした。亜熱帯の香港ではとても育てることのできないラベンダーです。種類によって香りが違うと聞きました。

 バスソルトを入れたお風呂に入ると、体の温まり方が違うように思います。肌も柔らかく感じます。あと2回、ちょっと贅沢で後始末の大変なラベンダーのバスソルト入りのお風呂を楽しみます。

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穴子のお刺身

2018年02月21日 | お外の食事

曇、8度、60%

 主人が帰って来ると、夜ご飯にお外に連れ出してくれます。主人も私も福岡を離れて四十年以上、どこのお店が美味しいとか皆目わかりません。香港のように行きつけのお店もまだありません。ただいま、開拓中です。

 昨年末から続けて「おまかせのみ」というお鮨屋さんに行きました。予約をする私は、「おまかせのみ?」と訝しく思います。コース全部がお鮨というのも考えものです。初めに行ったお鮨屋さんは、その全部お鮨のみでした。思ったより量が少なくちょうど良いお腹の収まり具合、元気だった義母と息子も含めて4人でした。最近はこだわりを持ったお鮨屋さんも多いように思います。

 先日のお鮨屋さんは、 白子の小吸い物に始まりました。こうでなくちゃと思います。旬の博多湾のお刺身が続きました。そこに出て来たのが、「穴子のお刺身」でした。松島の穴子だそうです。 穴子の上にはウニとフグの肝を卵でつないだソースが載っています。穴子好きな主人ですら初めて食べる「穴子のお刺身」です。もちろん私は初めてです。少し不安持って箸を口に運びました。噛み締めると、身の締まった穴子の脂がかすかに口に広がりました。そこに肝のソースがいい具合に絡まっています。「美味しい。」2つ目を食べるのが勿体無いと思いつつ、美味しいワインと一緒に食べました。主人は地元のお酒と合わせています。きっともっと膨らみを持ったお味だったのではないでしょうか。

 福岡は今が旬のフグですが、薄造りではなく出て来たのは唐揚げでした。

この後赤だし、そしてお鮨のコースが続きます。博多ですからマグロはないかと思いきや、中とろ、赤身と出て来ます。 ご飯が光っています。締めは小さな玉でした。甘いものお野菜は一切なし。お魚を堪能しました。

 こういう形のお鮨屋さん、カウンターだけで1日のお客さんの数も決まっているようです。お支払いはいつも主人なので、お外で食べたもののお値段をよく知りません。今回何気に主人が払っているのを見て、えっと思ってしまうお値段でした。私一人では決して来ることのできないお店です。珍しいもの美味しいもの、ごちそうさまでした。

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ニュジーランドから飛んで来たパググッズ

2018年02月20日 | 日々のこと

晴、5度、75%

 パグの絵のついたもの、パグの形をしたもの、日本でもいろいろあります。Tシャツや顔バック、アクセサリーに食器まで。お店に売られていると目ざとく見つけます。不思議ですがセンサーが働いているようです。日本のパググッズと海外のそれはどこか違うような気がします。パグの捉え方の違いかしら。

 ニュジーランドに住む友人は、ご自分はパグを飼っていないのにパグの物が売られていると目が行くのだそうです。一昨年は、モモさんにクリスマスのオーナメントをいただきました。陶器でできた赤いマントを着たパグのオーナメントは、昨年のクリスマスもツリーにぶら下がりました。5センチほどのパグの焼き物、色や顔が日本では見られないものです。2日前ポストを覗くと小包が。日本の包みと違いますから、すぐに誰からだかわかります。

 開けると出て来たのが、パグの大きなキーホルダーとアイマスクでした。同じパグさんかもしれません。困ったような顔をしたちょっとココさんに似ているパグさんです。

 アイマスクを着けてみましたが、あいにく自分ではどんな風に見えるかわかりません。そこで、主人に着けて貰いました。 あまりおかしいので写真は載せません。ただ、夜中に急に横を見てこのアイマスクを着けてる人がいたら、びっくりすると思います。

 この家に帰って来て、急に鍵が増えました。マンション住まいの時は鍵は2個、それが今では家の鍵だけでも8個もあります。大ぶりな輪っか、落としたら大きな音がするキーホルダーは大助かりです。

 欧米のパグはかなりの巨体に見えます。日本のパグたちは若干細めでしょうか。日本の健康志向はパグの体型にまで影響しているのかもしれません。我が家のココさん、巨体とまではいきませんがムクムクむっちりとして来ました。

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ココさん、ごんちゃんに会う。

2018年02月19日 | ここ

曇、7度、66%

 この家に帰ってきて一年、ほとんど近くでパグさんに会いませんでした。お散歩の時ばかりではありません。歩いていても、車に乗っていてもパグさんを見かけることがありません。柴犬やチワワさんばかりです。ホームセンターのドックフード売り場にもパグ用のフードはありません。少しがっかりでした。

 1週間ほど前、川沿いの桜並木の下を歩いていると、向こうから2匹、黒とフォーンの動物がやって来ます。歩き方を見れば一目瞭然、「あっ、パグよ、ココさん。」ココさんも立ち止まって犬たちを待ちました。ところが、黒い方がやたらに吠えます。確かにパグさん2匹ですが黒が吠えるので、飼い主さんは挨拶にも応えずにさっさと行ってしまわれました。とても残念でした。近くを一回りしていると、先ほどの2匹は川沿いのお米屋さんの家の方に入って行きました。きっとお米屋さんがお家に違いありません。

 一昨日、いつもより随分早い夕方のお散歩に出かけました。またしても、川沿いの桜並木です。向こうからはちょっと足をひいているフォーンのパグさんがやって来ています。ココさんも、私も期待に胸が膨らみます。

 初めてお目にかかります。お聞きすると、10歳、オスのごんちゃんです。 初対面の犬がやって来る時はココさん常に伏せで待ちます。教えたわけではありません。

ごんちゃんのお母さんは、ココさんを気に入っってくださって写真をバシバシ撮られます。ごんちゃんはお歳のせいで後ろ足がやや不安定。お母さんが写真を撮る間、川沿いのフェンスに繋がれました。ココさん、じんわり寄って行きました。 時折ごんちゃんは遠吠えします。ごんちゃんのお母さんも「この近くにはパグがいませんねえ。」と喜んでくださいます。そして、川向こうのお米屋さんを指して「家はあそこです。」とおっしゃいます。「もしかして、黒パグさんもいますか?」とお尋ねすると、よく吠えるので連れてこなかったとのお返事です。先日2匹を連れていた方はお若い女性でした。私も家の在処を伝えると、すぐに「木ノ実がいっぱい落ちている、改築なさったお家ですね。」とご存知でした。昨年、モモを亡くしたことも少しお話ししましたが、私は出かける前です。主人も家で待っています。「どうか、家に遊びにいらしてください。」と言って別れました。

 ごんちゃんはちょっと引っ込み思案な、おおらかそうなパグさんです。「ココさんよかったね。ごんちゃんにまた会ったら、お家に遊びに来てもらうよう頼もうね。」ココさんも私もニコニコで主人にごんちゃんの話をしました。

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