9月14日(日本時間)10時半、イチロー、彼らしい内野安打で、とうとう歴史的快挙を達成しました。9年連続200安打という米大リーグ史上初の大記録です。おめでとうございます。ただ、できれば大観衆のシアトルで達成してほしかったです。閑散とした敵地のアーリントンでは、イチローの大記録に対して失礼です。雨で6時間も延期になるという条件も悪かったのですが。
でも、世界中の人々が、大歓声を上げているのをイチローは耳にしたでしょう。早速、号外も出るでしょうから、大船駅に行かねば(汗)。本当にすごい。奥さんの弓子さんも、天才というより努力家という意味のことを述べています。
これほどの成績を残しているのに、何故、毎年、フォームを変えたり、研究に怠りないのか。ふと小林秀雄さんの”モーツアルト”の一節を思い出しました。
”天才とは努力し得る才だ”というゲエテの有名な言葉は、殆ど理解されていない。努力は凡才でもするからである。・・・天才は努力を発明する。凡才が容易と見る処に、何故、天才は難問を見るという事がしばしば起こるのか。詮ずるところ、強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう・・・これは、困難や障碍もない処で、精神はどうしてその力を試す機会をつかむか。何処にも困難がなければ、当然進んで困難を発明する必要を覚えるだろう。それが凡才には適わぬ。
さあ、これから号外をもらいに(汗)。手に入れたら、夕方に付け加えておきますね。