気ままに

大船での気ままな生活日誌

写真供養感謝祭

2010-11-06 17:52:44 | Weblog


毎年、今頃、瑞泉寺で”写真供養感謝祭”が開催されている。不要になった写真を、お坊さんの読経のもと、お焚き上げしていただけるのだ。去年は、亡くなった母が所持していたアルバムの中から、大事なものだけを残し、ここで写真供養していただいた。

今年は、自分たちの関連の写真を持参した。ワイフが、半年がかりで(ときどきだが)、アルバムの整理を行い、ダイジェスト版だけにして、あとは整理することにしたのだ。結婚以来のアルバムだから、相当な量になる。ふたりで、それぞれリックを担いで、瑞泉寺に向かった。

11時開始に少し遅れただけだったが、すでに大勢の方がみえていて、整理券を渡され、結局、30分待ちになってしまった。


10組ずつ呼ばれ、お焚き上げの鉢の回りから、写真を入れ、燃やしてもらう。みなさんが放り込む、結婚式の写真やら海外旅行の写真や愛犬の写真なども、次々と炎の中で燃えつきていった。お年寄りが多かったが、若い人も結構いた。

写真は、ゴミ出しするには忍びないし、焚火で燃やすのも、マンション住まいでは不可能なので、こういうお寺の、行事はとてもありがたいことだ。ぼくらや友人たちの過去のしるしが、昇天していくのは、さびしいことだが、自分自身がいつどうなるかの年齢になってきたのだから、仕方のないことだ。

ぼくもワイフも、両親を見送ったし、もう自分たちのことを考えるだけでよくなった。写真のみならず、いろいろなことを整理していかなければならないと思っている。


写真供養感謝祭を終え、石段をのぼり、本堂の境内に入った。10日程前、真盛りだった、秋明菊が、もうおわりに近くなっていた。その代わり、梅の木の回りの、水仙が少しだけ、背を高くしていた。


吉野秀雄の歌碑をしみじみとみた。
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南都七大寺(1)東大寺

2010-11-06 10:09:11 | Weblog
今回の奈良旅行は、正倉院展のほかに、南都七大寺も巡っている。それらのお寺についても、順不同で紹介したいと思います。第一弾は東大寺。

南大門には、向き合った、阿吽の木造金剛力士像が睨んでいる。金網があってよく撮れなかったが、足だけは撮れた。運慶、快慶ら作。


大仏殿前の国宝、”八角燈籠”(人がたかっている場所)は上野に出張中で、さびしかった。

たしかに八角だ


大仏さまは、見上げるような大きさだったが、なんとか全体像が撮れた。

そして、鑑真和上ゆかりの戒壇院。


うつくしい四天王さま(国宝)も公開されていた。踏まれている餓鬼がかわいそうだった。悪妻に踏まれているぼくのようだった(爆)。

持国天像            増長天像

広目天像             多聞天像


そして、正倉院。北倉、中倉、南倉と三分されている。平城遷都1300年記念で、特別に開門されている。東大寺の管轄ではなく宮内庁とのこと。でも中味は、ぼくの頭の中のように空っぽです。木造なので、火災が心配ということです。門の左側に、コンクリートの保管庫があり、正倉院展に出品される9000件の宝物が保存されている。




帰り途の寺院の土塀がうるわしかった。三月堂は改修中ということで訪ねなかった。


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