気ままに

大船での気ままな生活日誌

南都七大寺(2)西大寺

2010-11-07 18:02:50 | Weblog



西大寺は、奈良時代には東大寺と並ぶ、大伽藍をもつ大寺院だったが、その後衰退し、鎌倉時代に復興した。しかし、創建当時の規模にはならず、現在も、本堂、愛染堂、四王堂などがある、小規模なお寺である。ぼくらも、今回、はじめての訪問であった。写真は本堂と以前、その前に聳え立っていた東塔跡がある。”まぼろし、と呼ばれた大寺がある”のコピーの入った奈良の観光ポスターが本堂の壁に貼られていた。この景色を撮ったものである。静かな、いいお寺であった。

当時の規模がわかる絵図をみることができる。下部に東塔と本堂がみえるが、現在はここの周囲だけである。


本尊は釈迦如来像で、とてもうつくしい、尊いお顔である。衣装も波型模様で、身体のラインがはっきりわかるものだった(汗)。


そして、ここにかわいらしい仏像さんがいらしゃる。灰谷健次郎が”兎の眼”という本に”あいかわらず善財童子はうつくしい眼をしていた。人の眼というより、兎の眼だった。それは祈りをこめたように、もの思うかのように、静かな光をたたえてやさしかった”と紹介されている。


そして、いつもは、公開されていない、愛染堂内の秘仏、愛染明王坐像(重文)。思ったより小さい愛染明王さまだった。写真はお寺で買った写真集からのもので、モノクロだが、実際は真紅色が十分残っていた。我が国の愛染明王の代表作のひとつということだ。善円の作。愛染明王さまは、愛欲を人間の本能として否定しないので、遊女にも信仰されたそうだ。めったに拝観できない仏像さんに会え、うれしかった。


真紅ではない、青い衣の観音さまも境内におられた。おうつくしい姿だった。


。。。。。

今夕の、白い衣の大船観音さまも、夕焼け雲に映えて、おうつくしい姿だった。下落合ドラゴンズの敗戦をお祈りした。

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5時間43分 日本シリーズ最長試合を観る

2010-11-07 09:55:43 | Weblog


プロ野球日本シリーズ、”新記録”の記念すべき試合を観ました。名古屋ドームで・・・なくて残念ながらテレビですが。なななんと、5時間43分のシリーズ最長時間試合となった。試合終了は0時5分前。いつも11時に寝るぼくも、つい引きずられて、晩酌のお酒も少なめにしたせいで(よかった)、眠らずに最後まで。

エース対決の投手戦で、なかなか点が入らず、緊迫した試合。ぼくはこういう試合の方が好き。延長戦に入ってからは、逆の意味で緊迫。両チーム、走者は出すものも、送りバントの連続失敗や、好機での凡打、ファインプレー等で、点が入らず、とうとう引き分け。久しぶりにみた、エクサイティングな、いい試合だった。

千葉ロッテに決めて欲しかったけど、引き分けに持ち込み、まだまだ有利。今日、是非決めて、下落合ドラゴンズをガックリさせて欲しい。理由はこの前、書いたので、ここでは云わない。もし、ロッテが優勝を逃したら、落ち葉ロッテと、くそみそにこきおろして、ロッテのチューインガムは一生買いません。



試合途中、チャンネルを変えて、フィギアスケートもちらりちらり。美姫、鈴木がワンツートップ。これでGPファイナル出場の可能性が高くなった。真央ちゃんはもう絶望的なので、二人には、がんばってほしい。


それに、男子は小塚がパーソナルベストで優勝。こちらも、高橋と共に、GPファイナル出場、間違いなし。中国大会での優勝だから、よけいにうれしかった。


こっちも中国に勝ってもらいたかったけど、残念だった。尖閣ビデオ流出の効果がなかった。


スポーツ三昧の5時間43分だった。
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