気ままに

大船での気ままな生活日誌

富士山、国の史跡に 

2010-11-19 22:18:51 | Weblog

富士山が国の史跡に指定へ、というニュースが流れた。もうとっくの昔になっていたと思っていた。むかしから富士は日本一の山とみんなが言っていたではないか。何故、今頃か、北の富士さんに聞いてみた。そうだね、千代の富士は、とっくのの昔に、国民栄誉賞をもらっているしなあ、おれにもわからんよ。舞の海さん、どう思うかね。やっぱり、まだ休火山で、いつ爆発するかわからないと、品格を問われたのではないでしょうか。じゃあ、今、何故?。一応、2010年の九州場所まで噴火しなければ、国の史跡に、という密約があったのではないでしょうか。

なるほど。あんたは、小回りはきくから、なかなかの情報通だな、じゃあ、”世界遺産”はいつごろなんだ?北の富士さん、これは内緒の話なんですが、日本人横綱が誕生した場所に、決定するという、うわさですよ。じゃあ、当分、だめじゃないか。いや、それが来年にでも実現と、センゴクが動いたようです。このままじゃ、支持率は下がる一方だし、日本人横綱誕生と富士山の世界遺産登録の二大ビッグニュースで、国民の心を明るくし、支持率を上げるつもりのようです。

そうか、それで、まず白鵬に”暴力装置”をしかけ、”未だ木鶏たりえず”の不安定な心にさせ、稀勢の里には”はやぶさ”の気を入れさせ、連勝をストップさせたというわけだな。そうです、稀勢は、もう60億キロの旅をする気になっています。60連勝です。そうすれば、来年中には、稀勢は、大関、横綱となり、富士山も世界遺産登録となります。そして、センゴク・ミンシュ(カン・ミンシュではないのか?、いやもうみんなそう言ってます)は支持率を回復するはずです。

なるほど、きょうの稀勢も強かったな。好調の栃煌山をなんなく寄りきったな。本当に”はやぶさ”のようだった。あんたの言うこともガサネタではなさそうだな。

この話を聞いて、ぼくはセンゴクミンシュなんてどうでもいいけど、稀勢の来年中の横綱誕生を祈念して、昨日買ってきた、1000円のボジョレー・ヌーボーを飲んだのでした。

酔ぱらって、いい気持ちになっていたら、舞の海さんからメールが入って、ヤナギダ疱瘡が止まない限り、今の話は振り出しに戻るそうです。一気に酔いがさめてしまったではないか。でもねむくなってきた、おやすみなさい。

 

 

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東大寺/近現代の名品

2010-11-19 13:02:31 | Weblog

日本橋高島屋で表記の展覧会が開かれている。光明皇后1250年御遠忌記念特別展である。東大寺には創建以来、その時代時代の芸術家たちの寄進がつづき、近代、現代においても、とくに1980年の大仏殿昭和大修理の完成時には多くの作品が奉納された。それらが、一同に展示され、さながら現代版”正倉院展”のようだった。図録も買ったので、それらの写真を載せながら、紹介しよう。

会場に入るといきなり、平山郁夫の華やかな作品が目を奪う。”大仏開眼供養記図”だ。天平勝宝4年(752年)の儀式を描いている。最近、どこの美術館でも平山郁夫の絵をみかけるような気がする。

そして第一章がはじまる。

上の六曲一双の屏風絵は、江戸時代の作(特別出品)で大仏開眼(上)・大仏殿落慶(下)を描いたもので、平山郁夫のと同じ光景だ。この章の、圧巻はなんといっても、大仏殿昭和大修理に奉納された、当代の名画家による見返し絵、名書家による写経の昭和の”華厳経”だ。二十巻ある。書家の方は不案内で分からないが、日本画家には錚々たる方々が名を連ねている。東山 魁夷、平山郁夫、奥村土牛、高山辰雄、加山又造、堀文子、秋野不矩、上村松篁等々である。

東山 魁夷、平山郁夫;加山又造、堀文子

箱 昭和の華厳経を納める

聖武祭(小西国葉)、藤三娘(守屋多々志)、大仏殿(須田剋太);藤三娘は光明皇后のこと。

大仏殿昭和大修理落慶法要散華(さんげ) (杉本健吉)

そして第2章 修二会(お水取り)を中心とする諸行事の展示説明。ぼくは修二会のとき、夜、二月堂の内陣にも入って行を見学したことがある(女性は入れない、ワイフはぶつぶつ言っていたが、いい制度だと思った)ビデオで修二会の戒壇堂の別花から始まり、二月堂の二週間にわたる本行、お松明の様子がビデオでみられます。

東博の”東大寺展”で現在展示されている、国宝、誕生釈迦仏立像の模造(昭和9年作)が造花に囲まれていた。そっくりだった。花祭り(仏生会)の4月8日午前8時、花御堂の誕生仏に甘茶をそそぐことができるそうです。お近くの方はどうぞ。ぼくはその頃は、北国の桜見物で忙しくて行けません(汗)

そして第三章。茶道具、工芸品、絵画など現代の名工、画家の作品がみられる。まさに、現代版正倉院展だ。

絵唐津茶碗(十三代中里太郎右衛門) 備前茶碗(伊勢崎淳)

青龍香炉(帖佐美行)、白鳳凰華瓶(帖佐美行)

華厳経の教えのひとつに、”唯心”がある。心だけが真の実在であって、宇宙のすべての事実は、人の心の反映である、という。うーん、深い ヌーボー飲みながら意味を考えてよう。やっぱり、お刺身と日本酒にしよう。 これじゃ、いくつになっても悟れないな。

この11月4日に訪れた大仏殿。今年は東大寺に随分、縁があったなあ。

 

 

 

 

 

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