気ままに

大船での気ままな生活日誌

鎌倉大仏さまとオバマッ茶ソフト

2010-11-13 21:11:20 | Weblog

今日、13日の午前10時から午後2時と明日の午後に、鎌倉で大規模な交通規制がひかれるという情報が入ったので、早速出かけた(汗)。オバマ大統領が小学生時代、鎌倉に訪れ、大仏さまの近くのお店で食べた抹茶ソフトが忘れられない、訪日のときは是非、また鎌倉へというニュースを聞いていたからだ。

大仏さままでの通りに、そのソフトクリームのお店があるに違いない、と左右きょろきょろみて歩く。結構、ソフトクリームを売っているお店は多い。と、長谷寺の入り口を通り越し、少し行ったところに、ひとだかりが、そして店先に”オバマッ茶ソフト”の看板が。そして、その横に例の新聞記事が。ここのお店だったのか。でもよくみると、そのまた、横に小さな、大新聞のお詫び記事のように、めだたない、小さな紙が貼ってあった。”小学生だったオバマ大統領が抹茶アイスを食べたお店は特定されておりません”なななんと、これでは、抹茶サギではないか、まあ許しましょう。商売上手なんでしょう。

大仏さまの山門前にも茶店があり、ここでも抹茶ソフトを売っていた。あの当時もお店があったなら、ここの方が自然だな、とぼくは、ここで抹茶ソフトを買って、食べたのです。こきん唐辛子ソフトは、尖閣問題以来、全然売れてないようです(爆)

すすきと紅葉の中の、秋の大仏さまは、この騒ぎの中、”かまくらやみほとけなれど・・・美男におわす秋木立かな”とゆうゆうとしていました。

警備は、厳重でした。境内で隠しカメラもみつけました。

帰ってからのテレビニュースでは、明日、オバマ大統領は、鎌倉においでになるようです。また、行かねばならぬ。今度は八幡さまで待っていよう。

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和本の世界へ

2010-11-13 10:35:16 | Weblog

この前、神田の古本市に行ったときに、古典籍展観大入札会というのがあって、その前日と前々日に一般公開(プレヴュー)があることを知った。昨日、それが開かれている東京古書会館に行ってきた。入札前の下見ということだから、蒐集のプロはもちろんのこと、ぼくらアマも、たくさん来ていた。

2,3,4階に分かれて、約2000点の主として江戸時代発刊の古書がずらりと、並んでいる。壮観である。そして、美術館などでは、決してできない、おさわりもできるのが、うれしいことだ。絵巻物でも開いてみることもできる。古今集、和漢朗詠集とかの和歌集、詩集や良寛さんや上杉謙信らの書もあれば、北斎画鑑や歌麿の金太郎髪梳之図まである。川瀬巴水の雪景色の新版画もあった。そうそう、このあと展覧会に行った、円山応挙の絵もあった。足のある幽霊のような絵だった(笑)。いちいち書いているときりがないので、パンフでその一部をおみせする。

いいものは、入札の初値、30万円という札がついている。入札現場をみてみたいものだ。何百万、何千万円するのもあるのだろう。安いのもあるらしく、これは1万円くらいですよ、というのもあった。ちょっと、気になったことがあった。中国語がきこえたことだった。富裕層が増えた中国人が、島だけでなく(笑)、日本の古書まで、買いっとってしまうのか、心配だ。

いつか古本屋作家の出久根達郎さんが講演で、和本はまだまだたくさん、うずもれていて、今後300年は商売できますよ、と言っておられた言葉を思い出した。現場をみて、なるほどと思った。

そのあと、神田の古本屋さんを回った。この前、買おうか買うまいか、迷っていた川瀬巴水と鈴木春信の画集が売れてしまっていた。やっぱり、買おうと思ったときに、買わないとだめだなと、思った。小林秀雄の生原稿は売れていた。これはあまりに高すぎて、はじめからあきらめていたので、何とも思わなかった(笑)。

まるで、大美術展をみるような、古典籍展観大入札会プレビューだった。これで無料です。来年も行きます。

この近くに、こんな碑が。ほほーと思った。小栗上野介は横須賀に、日本初の造船所をつくった人です。船で男をあげました。

センゴクきら(われ)上野介は、船で男をさげました。

天下のご意見番はいないのか、この政党には。

 

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