気ままに

大船での気ままな生活日誌

処暑の日は、えどはくで涼む

2012-08-23 21:52:11 | Weblog
処暑の日というのに、暑い一日だった。でも、えどはく(江戸東京博物館)内は暑さが収まっていて、一日、涼んできた。えどはくには、たいてい、国技館で相撲をみる日に行くので、ゆっくりすごしたことは余りなかった。

今日は、お相撲はないし、外で散歩という気候でもないし、特別展”二条城展”を観たあとも、涼しい常設展を廻り、特別展示の”市民からのおくりもの(新所蔵品)2012”も楽しんだ。加えて、7階の図書室では、浮世絵の本や映像ライブララリーの映像を楽しんだりもした。結局、午後4時頃まで、えどはくで涼んでしまったことになる。

今回、ブログ夕刊記事(笑)として常設展の方だけ、ちょっぴり、紹介しようと思う。

”市民からのおくりもの”から

プロレスのポスター。力道山と柔道日本一の木村との格闘技日本一を決める対戦。あのときは、すごい人気だったなあ。結局、力道山がはじめの打ち合わせを守らず、いきなり空手チョップで、木村をうちのめしてしまったのだ。

ライトとの対戦。ああ、なつかしい。ルー・テーズ、シャープ兄弟、ブラッシー、デストロイヤー・・・ラーメン屋さんや大久保くんちのテレビでみたっけ。


終戦の日の朝日新聞。この日から、突然、平和主義に。


大正時代の郵便袋。親書をこれに入れて送ったら、受け取るかもしれない。すっかり幼稚園児になってしまった某国大統領。 


新吉原細見


雪月花三美人図 北馬 (北斎の弟子)


”常設展”から

北斎の晩年の住居 えどはくの近くに生まれ、93回引っ越した。晩年はここに戻った。資料から住居と北斎の仕事振りを再現した。世界の北斎もこんな生活をしていた。


三越呉服店のポスター


歌舞伎 ”助六”


楽しい処暑の一日だったでござんす。
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北斎の描いた阿弥陀ヶ瀧&長滝白山神社

2012-08-23 09:08:17 | Weblog
北斎展となると、必ず展示される”諸国滝巡り”。そのひとつが、”木曽路ノ奥 阿弥陀ヶ滝”。先日、その滝を観てきました。天から落ちてくるような滝。天文年間に法師が祈祷していると阿弥陀如来が現れたという伝説から、その名がつけられた。




北斎はこんな風に描いている。滝の中途から見上げた図。


70歳を過ぎてからの作(1833)だという。この頃、名作、富嶽三十六景も描いているから絶頂期なのだ。 八つの滝を巡った。歩いてだから、すごい馬力。ぼくらはバスの駐車場から2,30分、歩くだけでふーふー。ちなみに、あと七つの滝は”下野黒髪山きりふりの滝 ” ”東都葵ケ岡の滝” ”相州大山ろうべんの瀧” ”木曽海道小野ノ瀑布” ”美濃ノ国養老の滝” ”東海道坂ノ下清滝くわんおん” ”和州吉野義経馬洗滝”。これをきっかけに八滝全制覇を目指そうかな。でも虎の門付近の滝(葵ケ岡の滝)はもうない。


白山信仰の修験道(滝行)の地でもある。近くに山岳信仰の雄、白山神社が。白山の美濃側の登山口にある。長滝白山神社とも称され、日本各地に分布する白山神社の中心的な神社の一つ。当然、北斎も訪ねているはず。美人の神主さんの奥さまがいろいろ説明してくださった。実妹が鶴岡八幡宮におつとめとの方に嫁いでいるときいて、びっくり。





拝殿。1月6日の花奪い祭は、賑わうらしい。郡上おどりの元祖もここだったとのこと。




境内には、谷崎潤一郎が”細雪”を執筆した”欄柯亭”が移築されている。


自宅兼博物館の若宮修古館には宝物がいっぱい。ご主人も出てきて下さり、白山信仰についてのおもしろ講義をいただく。


鎌倉にも、今泉方面に白山神社があるので、また、訪ねてみよう。滝はあったかな、鎌倉には。あ、そうだ、白山神社の先の称名寺の境内に小さな滝があったけ。これとセットで歩いて来ようかな。 暑いのはしょうがないかな、残暑でザンショ。今日は二条城へ。京都でなくて、両国でやんす。
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