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気ままに

大船での気ままな生活日誌

伊吹山 花畑とヤマトタケル

2012-08-18 11:14:38 | Weblog
旅行3日目、この日も天気予報は芳しくなかったが、霧の伊吹山ドライブウエイーを登り、9合目の駐車場に着いたとき、みな歓声をあげた。霧がはれ、雲間から一部青空もみえるほどだった、そして、周囲の山々も見渡せるし、下界には琵琶湖の一部がみえ竹生島も確認できる。三つの登山コースがある。比較的、ゆるやかな坂で、40分ほどで頂上に着くコースを選んだ。

そこから頂上まで至る道は、まるで天国への道のようであった。だって、十数種類の花々が咲き乱れ、見慣れぬ蝶やアブなどが花の回りを飛び交い、ふと目を上げると、うつくしい緑の山々が見え隠れするのだから。目はうつろ、心ときめき、白昼夢をみているような(笑)。

伊吹山は、ほぼ日本の真ん中に位置しているそうな。だから、ここまでしか育たないという意味の北限地、南限地の植物もあるし、太平洋側、日本海側だけに育つ植物もここでは仲良く育っている。だから、いろいろな花が見られる。珍しい植物も多く、新種もよく発見され、イブキ○○という名がついているものも多いそうだ。

今、咲いている夏の花。花火のような白い花を咲かせる獅子ウド。ピンク色の細かい花をいっぱいつけたシモツケソウ、紫色のルリトラノオやクガイソウ、キク科の黄色い花や、そうそう、コオニユリもちょこちょこ顔を出していた。あざみやふうろも。

以下、写真で紹介します。

ルリトラノオの群生 黄色の花はキンミズヒキ






ししうど





シモツケソウ




サラシナショウマ





コイブキアザミ


コオニユリ


ツリガネニンジン


ヒメフウロ


カワラナデシコ


ワレモコウ


花に蝶


人にも蝶


てんとうむしのサンバ そろそろ浅草カーニバルだ(汗)


頂上にヤマトタケルの像が。


何故、ヤマトタケルか? 伊吹山の山神と対決し、その傷がもとで亡くなったから。じゃあ、墓標のようなものかな。そんなら、山神さまの墓標もほしいな(笑)。先住民族の主なんだからね。

墓地から白鳥になって飛翔するヤマトタケル。
(6月の新猿之助公演ポスターより)


下山する頃、急に霧がたちこめてきて、その向こうから、伊吹山の山神さまがぬっと現れてきそうな雰囲気になった。
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