”美術館で旅行/東海道からパリまで”展が、山種美術館で開かれている。その後期初日に出掛けてきた。旅好きのぼくには、見逃せない美術展だった(笑)。
第1章は、”広重と歩く東海道と名所”。後期の五十三次は、袋井から始まり、京都三条大橋まで。どれも、一度はみているけれど、説明文を読みながら、なるほど、うんうん、と進んで行くと、東海道の宿場を泊まりながら旅しているみたい。二川の茶屋の柏餅が名物だって?しかし3代目中村仲蔵はまずかったと酷評したとな、好き嫌いがあるからのう。(滋賀の)草津にも名物の姥が餅があるそうな。乳母の乳房をかたちどったそうな。これは食べてみたいわな、触るだけでもいいがな(爆)。水口では干瓢を干している図。下野からきた人が広めたらしい、なるへそ。御油・旅人留女。引き止められてみたいにゃん(汗)。”五十三次”のほか、名作”大はしたけの夕立”もゴッホの模写と共に飾ってある。ああ、楽しい東海道の旅でござんした。
第二章は、”日本を旅する/北海道から沖縄へ”。岩橋英遠の”カムイヌブリ”(アイヌ語で神の山)から始まって、妙義山、華厳の滝、那須岳など山の景色がつづき、わが地元に到達。黒田清輝の”湘南の海水浴”。忙しくなってからは、鎌倉で絵筆をとることが多くなったそうだ。”晩秋の湯河原”は安井曾太郎。箱根もありんす。そして、この前、観てきたばかりの、長良川の”鵜飼”は川合玉堂作。画面が明るくて、かがり火らしくないけど、鵜匠と鵜はよくわかるからいいか(笑)。この画題で500点以上の作品があるというのにはおったまげた。このほかにも、琵琶湖の竹生島を描いたものもあった。奥村土牛の名作”鳴門”も大きな渦を巻いていた。旅こそ人生の東山魁夷は、京都の名作ではなく、田舎の風景、”春来る丘”。御舟も旅好き。墨の濃淡で”比叡山”。小さなな画面に大きな山。
第三章は海外旅行、”世界を旅する/マンハッタンからパリへ”。横山操の”マンハッタン”から始まり、平山郁夫のシルクロード関係、御舟の写生には、フィレンツェ、ベロナ、アッシジなどイタリアの名所が。そして、うれしい巴里の街。結城素明の”巴里風俗”5点セット。ルーブルもあれば、荷馬車もあり、サンタル門外も。締めは、巴里といえば佐伯祐三と荻須高徳。
ああ、旅に出たくなったなあ、というわけで(笑)、今日、これから北陸の金沢に3泊で行ってきます。
この間も、スマホ投稿する予定ですので、留守中もどうぞ、おいでください。では、行ってまいります。

今朝の朝焼け

朝焼けの電線
第1章は、”広重と歩く東海道と名所”。後期の五十三次は、袋井から始まり、京都三条大橋まで。どれも、一度はみているけれど、説明文を読みながら、なるほど、うんうん、と進んで行くと、東海道の宿場を泊まりながら旅しているみたい。二川の茶屋の柏餅が名物だって?しかし3代目中村仲蔵はまずかったと酷評したとな、好き嫌いがあるからのう。(滋賀の)草津にも名物の姥が餅があるそうな。乳母の乳房をかたちどったそうな。これは食べてみたいわな、触るだけでもいいがな(爆)。水口では干瓢を干している図。下野からきた人が広めたらしい、なるへそ。御油・旅人留女。引き止められてみたいにゃん(汗)。”五十三次”のほか、名作”大はしたけの夕立”もゴッホの模写と共に飾ってある。ああ、楽しい東海道の旅でござんした。
第二章は、”日本を旅する/北海道から沖縄へ”。岩橋英遠の”カムイヌブリ”(アイヌ語で神の山)から始まって、妙義山、華厳の滝、那須岳など山の景色がつづき、わが地元に到達。黒田清輝の”湘南の海水浴”。忙しくなってからは、鎌倉で絵筆をとることが多くなったそうだ。”晩秋の湯河原”は安井曾太郎。箱根もありんす。そして、この前、観てきたばかりの、長良川の”鵜飼”は川合玉堂作。画面が明るくて、かがり火らしくないけど、鵜匠と鵜はよくわかるからいいか(笑)。この画題で500点以上の作品があるというのにはおったまげた。このほかにも、琵琶湖の竹生島を描いたものもあった。奥村土牛の名作”鳴門”も大きな渦を巻いていた。旅こそ人生の東山魁夷は、京都の名作ではなく、田舎の風景、”春来る丘”。御舟も旅好き。墨の濃淡で”比叡山”。小さなな画面に大きな山。
第三章は海外旅行、”世界を旅する/マンハッタンからパリへ”。横山操の”マンハッタン”から始まり、平山郁夫のシルクロード関係、御舟の写生には、フィレンツェ、ベロナ、アッシジなどイタリアの名所が。そして、うれしい巴里の街。結城素明の”巴里風俗”5点セット。ルーブルもあれば、荷馬車もあり、サンタル門外も。締めは、巴里といえば佐伯祐三と荻須高徳。
ああ、旅に出たくなったなあ、というわけで(笑)、今日、これから北陸の金沢に3泊で行ってきます。


今朝の朝焼け

朝焼けの電線
