気ままに

大船での気ままな生活日誌

鶴岡八幡宮 節分豆まき

2014-02-03 18:40:13 | Weblog

3月3日、立春の前日の節分。節分といえば、豆まき。大船観音さまは2日前に早々と豆まきを済ませているが、八幡さまは正式な日に。春というより初夏といったぽかぽか陽気に浮かれて、また、出掛けてきました(汗)。

午後1時開始の40分ほど前に到着。豆まきの行われる舞殿にぐるりと縄張りがされている。その入口で整理券を配られている方が。事故のないように、人数制限しているのだという。整理券をもらい、しばらく境内を散策。

そして、午後1時。本殿への長い石段を、神職の方が登り始めた。これから本殿で節分会の神事が始まるのだ。ぼくらにはその様子が分からない。しばらくすると、節分会を終え、まず、神職の方々が降りて来られる。そして、年男、年女の人々と共にゲストの方々が後に付く。毎年、参加されている、中高年のアイドル、宮崎緑さんの姿も。そして、華やかな振り袖姿のお嬢さん。ミス鎌倉の文字の入ったたすきが誇らしげ。周囲から大きな拍手。

入場される。

神事を終えて降りてこられる。



ミス鎌倉嬢が現れる。

そして、豆まき前の集合写真。宮崎緑さんの姿も。ミス鎌倉は禿に隠れる(爆)。

舞殿では、次の儀式が始まる。”鳴弦の儀”。弓の弦を何度も鳴らし、その音で邪鬼を追い払うという意味があるそうだ。東西南北に向けて矢を放つ恰好をする。

それが終わると、いよいよお待ちかね、豆まきだ。時計は、もう2時を回っている。本殿側で待っていると、そちら側に、宮崎緑さんと3人のミス鎌倉嬢が集まってきた。ラッキーとカメラを構える。豆袋が飛んでくる。でも大部分は前方の人につかまれてしまう。それでも、一袋だけゲット。袋に”当たり”の文字が入っていれば、あとで、景品がもらえる。ぼくのは無印。

そして、節分豆まきは無事終了した。そして。今年、3度目の(汗)豆まきを観るために、鎌倉宮に向かったのであった。

 

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世紀の日本画展

2014-02-03 11:24:20 | Weblog
日本美術院再興100年記念の特別展”世紀の日本画展”が東京都美術館で開催されている。ぼくは、(改装中を除き)毎年秋、ここで開かれている再興院展を観に行っているフアンだから、文字どおり、一世紀に渡って、院展画家らによって描かれてきた名品を観るのを楽しみにしていた。初日は逃したが、3日目に、いざ上野へ、とはせ参じたのだった。

第一章 名作で辿る日本美術院
ここは、MOMATコレクション展のハイライトの部屋みたいな、巨匠作品展示。狩野芳崖と橋本雅邦の両横綱が、それぞれ”不動明王”と”白雲紅樹”。そして、大観、春草と”第三の男とは言わせない”観山の再興院展の三羽烏(前期に大観はこの章では出場しない)。何と言っても、下村観山の”弱法師”が光かっている。浜美でもみたばかり。ここの展示の方がよく見える。きっと、オールスター戦出場で作品自体がやる気を出して、内から光を出しているのだろう。

弱法師 (この写真はトーハクで撮ったもの)


白雲紅樹


そして、ぼくの”展覧会美人ベストテン”入りも有望な(笑)、安田靫彦の”飛鳥の春の額田王”と小林古径の”楊貴妃”(これは数年前足立美術館でみている)。前田青邨は”京名所八景”、平櫛田中は、国立劇場のロビーにもある”鏡獅子”。土牛は可愛い猫の”閑日”。今年から動物ベストテンも作る予定(汗)。

飛鳥の春の額田王


楊貴妃


閑日


第2章 院展再興の時代ー大正期の名作
ここでも、浜美でみたばかりの観山の”白狐”が登場。良寛フアンの靫彦は”五号庵の春”。

白狐


第3章 歴史をつなぐ、信仰を尊ぶ
ここでは、大正から昭和57年までの作品が。古径の”竹取物語”、平山郁夫の”祇園精舎”など。

竹取物語(絵巻です)


祇園精舎


第4章 花。鳥。そして命をみつめて
足立美術館所蔵の大観の名作”紅葉”。1/4期しか展示しないのでご注意。小茂田青樹の”虫魚画鑑”、須田きょう中”篝火”。平山郁夫は”天堂苑樹”。那波多目功一の”うすれ日”も印象的。

紅葉(大観の作品中、最も絢爛豪華、群青の流水に白金泥の漣を加え、真紅の紅葉を配す。足立美術館の大観コレクションで最高、最大の作品とのこと)




第5章 風景の中で
今村紫紅の重文、”熱国の巻”、前期は熱国之朝。速水御舟も登場、”洛北修学院村”青と緑の山里がとてもいい。まだ現役で活躍されている後藤純男は層雲峡の風景”淙想”。古径は宇治平等院の”阿弥陀堂”。ここに東山魁夷が入っていないのが残念。

第6章 幻想の世界
中村岳陵”婉膩水韻”。1931作、六曲一隻屏風、とても印象的な作品。現・院展同人の松尾敏男や郷倉和子の作品も。それぞれ、”樹海”と”真昼”。葉山の展覧会でみた庄司福。ここでは”風化の柵”。

婉膩水韻


第7章 人の姿
御舟と遊亀が舞妓で競う。”京の舞妓”と”舞妓”、どちらもみている。安田靭彦の変わった”風神雷神”、神というより二人の少年が駆け回っているような。堅山南風は”大観先生”。そっくり。西田俊英の”プシュカールの老人”は足立美術館賞を受賞。

プシュカールの老人


これを書いているうちに、ああ、いいなあ、また、行きたくなってしまった。2月と3月と、とびとび、合わせてもう、二回、都美へ行こう
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