こんばんわ。
小田急線の大和駅に降り立ったのは、はじめてかもしれない。だから、駅から歩いて10分ほどのふれあいの森も、初の訪問の地となる。寒桜が咲いているという情報を得て、(最寄駅が二つ手前の、高座渋谷の)花の寺、常泉寺に行ったついでに、足を延ばしてみた。
駅前からプロムナードがつづいている。なでしこの道という名がついていた。何故、”なでしこ”なのか。しばらく考え付かなかったが、”オトコマエ”という珍しい店名の床屋さんをみつけて、それが、ぼくの思考回路への”発火点”となった。そういえば、森田りえ子画伯のシリーズに”オンナマエ”があったなぁ、なんてことを思いつき、さらに、ここは大和市、そうか、やまとなでしこだ! うん、たぶん、これで間違いないと思う。
なでしこの道
オトコマエ
このなでしこの道を歩いてゆくと、突然意味不明な立て看板が目に入ってきた。犬を水の中に入れないでください。???溺れた犬は棒で叩けというような(韓国の)諺を聞いたことがあるが、それと関係があるのだろうか。
しばらく、考えていた よくみると、看板の前の地は、窪んでいるようだ。もしかしたら、ここは、普段は人工の川で、水が流れているのではないか。そうであるならば、わかる。放し飼いをして、犬に水浴びをさせてはいけない、ということなのだ。たぶん、これで間違いないと思う。
ほんとに、はじめての町は面白いことばかりだ。と、そのとき、上空を大きな飛行機が轟音を響かせて通り過ぎて行った。それが、また、その後、たびたびで、これにはびっくりした。たしか、この近くに基地があったっけ。
はじめての町は、おどろかされることも多い(笑)。こうして、いろいろ謎解きを楽しみながら歩いているうちに、ふれあいの森
に到着。そして、川縁に、見事に咲きそろった、寒桜二本と大寒桜一本に出会ったのだった。
寒桜
反対側から
濃い目のピンクが大寒桜
うつくしい光景をみたあと、その先に中華風の建物が現れたのにもびっくり。
台湾亭という建造物で、戦時中、この地にあった海軍工廠で戦闘機”雷電”の制作に台湾の少年工8400名が従事していたという。そして、戦後、彼らは台湾に戻り、台湾工業化の中核となり活躍したとのこと。1993年に50年振りに再訪し、その記念として建てたそうだ。
さらに梅林も発見!白梅とピンク系の紅梅。満開であった。
お花畑も。
広大な敷地で、今回は半分も廻っていないが、四季折々、いろいろな花が咲くとのことで、また来てみたい。
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
(次回、報告の予定です、大阪城梅園にて)