気ままに

大船での気ままな生活日誌

天晴れ!大阪城梅林

2017-03-05 22:01:26 | Weblog

こんばんわ。

今回の京都梅見の旅は三泊四日だったが、三日目は大阪で一日、過ごした。午前中は市立東洋陶磁美術館で特別展”故宮博物院の北宋汝窯青磁水仙盆”の鑑賞、午後は大阪城内の梅林を訪ねた。

大阪城パークセンターの案内をみると、この梅林は、府立北野高校の卒業生が開校100周年事業として、22品種、880本を大阪市に贈ったことがはじまりで、昭和49年3月に開園となったそうだ。それが拡大し、現在は、100品種、総数、1,270本になっているとのことだ。

たしかに品種も多かったし、本数も半端じゃなかった。たとえば、ほかと比べてみると、京都の北野天満宮が50種、約1500本、京都府立植物園でも60種品種(150本)だから、品種数では大阪城が圧倒している。関西一である。それでは、ご案内いたしまする。

2017年2月28日 大阪城梅林

見ごろとなり、人出も多い。

ついピンク系に目が。

お城もみえる。

高層ビルも。

ふと、どこかで見た品種が。鎌倉の瑞泉寺の黄梅ではないか!牧野富太郎博士が瑞泉寺で見つけて命名したという貴重な品種。花弁が退化している。ここでは本黄梅という名。本家争いか(笑)。

その近くで、この品種はここと、もう一か所くらいしかないものだという話声。よく知っている方のようで、5か所という説もあるが、自分で確かめたそうだ。近寄ってみると、華農玉蝶という品種名の名札が。開花した花びらの中に、もう一つ蕾があって、八重の花を咲かせるとのこと。貴重な梅の花を見ることができた。

これは、どこでも見られるが、思いのまま。紅梅と白梅を同じ枝に咲かせる。

1.7ヘクタールもあるという広大な梅園。一回りすると、いろいろ面白いことに出会う。大勢の人が集まっている。


な、なんとうつくしい小鳥が二羽、仲良く梅の枝に止まっている。

どうも、インコのようだ。

このおじさんが飼っているインコらしい。もう二羽、袋の中から出してきて、枝に止まらせる。

そこへ、先ほどのインコが寄ってくる。

そして、とうとう四横綱揃い踏み。最後に来たのが、稀勢インコ。大阪場所も、もうすぐ!

おじさん、ありがとう。楽しいショーをみせていただいた。大阪の人はサービス精神が旺盛ですね。

大阪城を背景した梅の花でさようなら。

大阪城梅林は、珍しい品種もあり、インコの芸もありで、まことに天晴れな梅林であった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(今日の八幡さま、天晴れりす君)

コメント (2)
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啓蟄朝散歩 さくらんぼの花と土佐みずき

2017-03-05 09:21:54 | Weblog

おはようございます。

今日、3月5日は二十四節気の啓蟄。春分もすぐそこに。今朝の啓蟄朝散歩で、ぼくがはじめてみつけた春の花をご紹介します。

まず、さくらんぼの花桜桃というのかな。街の大通り沿いにあるのだが、ぼくはこの道を通らずに駅に行くので、咲き始めたのを気付かなかった。家内が咲いているよ、と教えてくれたので訪ねたのだ。もう、五分咲きくらいになっていた。啓蟄の日に初見が出来てよかった。

メジロがやってきた。街中に一本だけのさくらんぼの木なのに、さすが、目が大きいだけあって、目が早い。

そこへ、獰猛なヒヨドリが二羽やってきて、可愛いメジロを追い払ってしまった。勝ち誇るヒヨ。

啓蟄とは、春になり地温が上がってきて、冬籠りしていた虫がもぞもぞ這い出るという意味らしいが、植物でいえば、ふきのとうが似合いそう。まるで、土の中からもぞもぞ這い上がってきたような花芽。それもみつけました。

以下は、今日はじめて見たというわけではないが、一層、春めきて、という感じ。

ヒカンザクラ

ミモザ

ミツマタ

それでは、みなさん、そろそろ布団の中からもぞもぞ起き出して、今日も一日、お元気で!

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