こんばんわ。
秋の月がいっぱいです。
ほんとは、つるうめもどき。大巧寺にありました。
ほととぎすも境内のあちこちに。
ツワブキも。
蔦もさらに赤くなりました。
本物のお月さまは、だいぶ膨らんできました。あと三日で満月。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
こんばんわ。
秋の月がいっぱいです。
ほんとは、つるうめもどき。大巧寺にありました。
ほととぎすも境内のあちこちに。
ツワブキも。
蔦もさらに赤くなりました。
本物のお月さまは、だいぶ膨らんできました。あと三日で満月。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
おはようございます。
三菱一号館美術館から日比谷公園に向かって歩いていると、出光美術館の前に出た。時間も暗くなるまでたっぷりあるしと、名勝八景展へ。なかなか良かったですよ。最終章で思いがけず、いつか見たことのある華麗な”吉野瀧田図屏風(桃山時代)に出会ってびっくり。これを見ただけで、もとをとった感じ(笑)。
第1章がお馴染みの瀟湘八景で、それに関連した紙本墨画が並ぶ。まず、玉澗(南宋末期)の”山市晴嵐図”(重文)。素人目にはわからないが、室町将軍、豊臣秀吉、松平不昧など、当代一級の権力者や茶人の手を経てきた名品とのこと。ちらしに採用されている目玉作品。瀟湘八景のうちの一景である。山里が霞に煙ってみえる風景。
伝周文の瀟湘八景図屏風。雪舟は周文の弟子筋にあたる。
八景とは、瀟湘夜雨、平沙落雁、煙寺晩鐘、山市晴嵐、江天暮雪、漁村夕照、洞庭秋月 、遠浦帰帆。
雪村、久隈守景の瀟湘八景図屏風、探幽・安信の画帖も見ることができる。
第2章は、名勝として知られる西湖。ぼくも20年ほど前に訪れているので風景は頭に入っている。
元信の西湖図屏風
ほかに山楽、鴎斎 の作品も。
第3章が閑雅なる名勝 /文人たちのいるところ。「名勝」となるには、文人たちが文章や絵画に描き、継承していくことが欠かせない。ここでは、文人たちの描いた景勝地。
玉堂の雙峯挿雲図
芦雪の赤壁図屏風
そして、第4章は日本の名所。我が国でも、瀟湘八景にならって、鎌倉時代に景勝地金沢(横浜)に金沢八景の名がつけられた。西湖の白堤や蘇堤にならって金沢の内海に瀬戸堤を築いた。不忍池は小西湖と呼ばれたし、小石川後楽園も西湖堤がある。
冒頭に述べた吉野瀧田図屏風(桃山時代、作者不詳)はここにある。
ほかに、宇治橋柴舟図屏風(江戸時代) 、須磨・明石図屏風(土佐光起)、近江八景画賛 (仙厓)など。
すばらしい展覧会でした。
出光美術館から見た皇居の風景。木々の紅葉がはじまっている。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!