気ままに

大船での気ままな生活日誌

高安、中日白星で明日、照ノ富士と決戦

2021-05-16 22:29:45 | Weblog

こんばんわ。

大相撲夏場所ももう中日。全勝照ノ富士に1敗の貴景勝と2敗の高安が追う展開。ぼくが優勝候補の本命とした高安は、なんとしても勝って、明日の照ノ富士戦に臨みたい。今日の相手は霧馬山。なかなか手ごわい相手だが、じっくり攻めて、貴重な白星を獲得した。

全勝の照ノ富士の対戦相手は、優勝経験もある油断ならない大栄翔。一気の押しで、照が土俵の外に突き出される姿がちらついたが、結果は逆だった。中日で勝ち越しを決めたのは、2015年秋場所以来、幕内で2度目だそうだ。

明日、早くも両者の対決。最近の対戦成績をみると、高安が4連勝と照に合口が良い。七・三で高安有利といいたいところだが、今場所はそうはいかない。照ノ富士の気構えが違う。是非とも優勝し、できれば全勝優勝し、横綱昇進の足場を固めたい、そういう気持ちが顔にも取り組みにも表れている。一方、高安はあわよくば優勝、場合によっては、二けた勝利で大関再昇進の基礎を残せばいいか、と言った程度の気構え。だから、七三ではなく五分五分まで押し戻されたか。こうなると勝負は時の運となる。

どちらが勝つか。今日、初花を観察したフェイジョアだけが知っている。

貴景勝は当面、高みの見物。明日も勝って、勝ち越しを決めたい。

朝乃山は4敗。どうしたことか。じっと手を見る。

朝の来ない夜はない。今朝の夜明け。朝乃山、がんばれ! おわってみれば、11勝4敗かも。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日の解説は鶴竜親方でした。

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錦絵にみる明治時代/丹波コレクションが語るニッポン

2021-05-16 12:59:17 | Weblog

こんにちわ。

横浜の神奈川県立歴史博物館で錦絵にみる明治時代/丹波コレクションが語るニッポンが開催されている。事前予約が必要で、土曜日の午後、出掛けた。ちょうど学芸員によるレクチャー(コロナ対策上、展示室内ではなく講義室で)もあり、運が良かった。

歴博の建物は、1904(明治37)年7月に横浜正金銀行本店として建設され、重要文化財・史跡に指定されている。

丹波恒夫氏(1881~1971)の錦絵コレクションは6200点にのぼるそうで、その中に明治時代の錦絵が1000点近くもあるとのこと。本展では、これらの中から、第1部で明治年代記として西南戦争や大日本帝国憲法発布といった有名な出来事を画題にした錦絵を時代順に採りあげ、第二部では、文明開化の諸相を描いた錦絵を、1)文明開化の風景と風俗、2)明治の錦絵あれこれ、等のテーマでまとめている。

写真撮影も可能で、印象に残った錦絵をここに載せて、記録しておきたい。

第1部 明治年代記 

戊辰戦争に至る幕末の動乱を経て、明治を迎えると、西南戦争や内国勧業博覧会、大日本帝国憲法発布と議会開設など、政治や経済、社会の次々起こる目新しいできごとが錦絵に描かれるようになった。ほぼ年代順に錦絵が展示されている。絵を見ながら歴史のお勉強といったところ。

はじめに、幕末。ペリー来航に絡んだ画題が並ぶ。その一つ。

米船渡来 旧諸藩士固之図 (勝月)

海上安全万代寿(暁斎)将軍家茂が京都から江戸へ帰還する船の様子。天上では神々、狐が無事の航海を守っている。

その一部(暁斎らしい描写)

画巻国史 山岡鉄太郎西上之図(年英)勝海舟の手紙を駿府にいる新政府軍の西郷に渡すため急ぐ山岡鉄舟。

戊辰戦争

皇国一新見聞誌 伏見の戦争(芳年・年参)

箱根血戦(松山)箱根でも戊辰戦争があったのだ。

明治天皇が江戸城へ。

無題(明治天皇江戸城御入城の図)(芳年)

東京築地ホテル館 国輝(二代)

駒場野之風景 (芳虎)

内国勧業博覧会 開場御式の図(周延)明治10年に第一回内国勧業博覧会が開催された。

西南戦争(明治10年)

鹿児島新聞 熊本城戦之図 (吟光)

鹿児島新聞之内 田原坂進撃之図 国貞(三代)

鹿児島電報 双雄血戦之図 芳年  西郷は自刀していて、事実と違うが、城山で陸軍中尉と一騎打ちしたとして描かれている。

鹿児島水股戦争 (清親) 田原坂で敗れた薩軍は各地で転戦する。水俣戦争もそのひとつ。

西郷隆盛切腹図 (芳年) 西郷が荒海で自刀したように描かれている。

(つづく)

 

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