こんばんわ。
大相撲夏場所ももう中日。全勝照ノ富士に1敗の貴景勝と2敗の高安が追う展開。ぼくが優勝候補の本命とした高安は、なんとしても勝って、明日の照ノ富士戦に臨みたい。今日の相手は霧馬山。なかなか手ごわい相手だが、じっくり攻めて、貴重な白星を獲得した。
全勝の照ノ富士の対戦相手は、優勝経験もある油断ならない大栄翔。一気の押しで、照が土俵の外に突き出される姿がちらついたが、結果は逆だった。中日で勝ち越しを決めたのは、2015年秋場所以来、幕内で2度目だそうだ。
明日、早くも両者の対決。最近の対戦成績をみると、高安が4連勝と照に合口が良い。七・三で高安有利といいたいところだが、今場所はそうはいかない。照ノ富士の気構えが違う。是非とも優勝し、できれば全勝優勝し、横綱昇進の足場を固めたい、そういう気持ちが顔にも取り組みにも表れている。一方、高安はあわよくば優勝、場合によっては、二けた勝利で大関再昇進の基礎を残せばいいか、と言った程度の気構え。だから、七三ではなく五分五分まで押し戻されたか。こうなると勝負は時の運となる。
どちらが勝つか。今日、初花を観察したフェイジョアだけが知っている。
貴景勝は当面、高みの見物。明日も勝って、勝ち越しを決めたい。
朝乃山は4敗。どうしたことか。じっと手を見る。
朝の来ない夜はない。今朝の夜明け。朝乃山、がんばれ! おわってみれば、11勝4敗かも。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
今日の解説は鶴竜親方でした。