おはようございます。
イワタバコといえば東慶寺。ときどき観察に出かけているが、昨日(5月29日)、ほぼ見頃になりました。花菖蒲もだいぶ咲いて来ましたので、ここらあたりで報告しておこうと思います。去年はコロナ閉鎖で見られなかったので二年振り。
イワタバコの群生地は三か所ほどあるが、まず、メイン道路にあるこの岩壁。
以前は一面にイワタバコが群生していたが、だんだん減ってきている。こちらのお地蔵さん側が残っている。
だいぶ咲いています。
ここよりも、この階段を登った後醍醐天皇皇女、用堂女王墓と覚山尼の墓の岩壁がすごい。
右のやぐらが用堂女王墓と左が覚山尼の墓。
とくに覚山尼のやぐらの周囲に群生している。
歴代住職の墓の周囲にも。
最高の見頃といって良いかも。
もう一か所は有名人墓地の方。安宅コレクションで有名な安宅英一の墓のうしろの岩壁。大拙の支援者、安宅弥吉の長男。山種美術館の御舟コレクションや大阪市立東洋陶磁美術館の陶磁コレクションの元は安宅コレクション。亡くなられてからはイワタバココレクション。
ここのはまだ見頃になっていない。これから一週間は楽しめる。
さて、今の時期の東慶寺は花菖蒲もきれい。70%ほど咲いています。高貴な紫色が中心。
本堂裏のイワガラミはまだ一般公開していない。本堂に上がり、お参りしてからちょっと覗いてみる。そろそろ見頃に入るかな。
石楠花がまだ咲いている。
紫陽花もだいぶ色づいてきた。
さて、今日はどこのイワタバコ、紫陽花、花菖蒲を見に行こうかな。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!