こんばんわ。
いつも鎌倉一番で咲く妙本寺の梅が1月10日になっても、ひとつも開花していなかった。あれ以来、ほかのお寺の探梅で忙しかったので、ご無沙汰していた。あれから、もう一か月にもなる。梅の開花はだいぶ進んでいるはずと、午後に出掛けた。
妙本寺の梅といっても、それほど多くなく、祖師堂左の池の端に五、六本あるだけだ。
祖師堂
池の端に並ぶ梅。紅梅二本はよく咲いているが、手前の白梅は咲き始め。新婚さんもほころぶ。
白梅
蝋梅はひと月、咲き続けている。
妙本寺は4月に咲く海棠が有名。先方の柵に囲まれた海棠が散る頃、前の岩に小林秀雄と中原中也が座り、女優の長谷川泰子との三角関係を和解した。(小林秀雄の”中原中也のこと”)
この物語が映画になるとは思わなかった。映画『ゆきてかへらぬ』の舞台は大正時代。新進女優の長谷川泰子(広瀬すず)を主人公に、詩人の中原中也(木戸大聖)、評論家の小林秀雄(岡田将生)という男女の三角関係を濃密に描いた作品だという。2月21日、全国公開。ぜひ、見よう。小林秀雄は鶴岡八幡宮の裏山、中也は寿福寺の境内に住んでいた。
映画紹介ビデオの中に妙本寺の海棠が出て来た。おそらくラストシーンになるのでは。
近くの大巧寺の白梅もだいぶ開いてきた。
氷室雪月花もようやく開花した。
本覚寺の紅梅と木瓜と松も見頃になっていた。
なかなか楽しい花散歩の午後だった。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
月と木星のランデブー。満月まであと5日。
一瞬の事ですが、怯んでしまいました。
オズまで飛んでも困るし、メリーポピンズは東風。
枇杷湯に浸り、夕食戴きました。
梅の香りが漂う雰囲気ですね。
充分な見応え、感謝申します。
寒さに喘ぐ年齢になり、無理は致しません。
おやすみなさい。