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【cinema】『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(ジュード・ロウ舞台挨拶つき試写会)

2012-03-03 02:25:39 | cinema
'12.02.16 『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』
(ジュード・ロウ舞台挨拶つき試写会)@TOHOシネマズ六本木ヒルズ


migちゃんのお誘い。ジュード・ロウ舞台挨拶つきってことで、いろいろ応募したけど全滅・・・ よろこんで行ってきたーヽ(〃v〃)ノ

まずは舞台挨拶のレポから!

会場はTOHOシネマズ六本木ヒルズ。ジュードは映画館入口でのレッドカーペット・イベントにも登場。自身は残念ながら不参加だったけど、migちゃんは参加! なので詳しくはココで! 着いた時にチラリと見えたけど、小雪も舞う中、薄着&足元石田純一(素足に革靴・・・)でお疲れ様でした☆(o・ω・o)ゝ

19:00頃、女性司会者の方(お名前は失念・・・)の諸注意の後、ジュード登場! 黒の丈長めのコートみたいなスーツ。エナメルの靴ピッカピカ 足元、石田純一なのが・・・ メモ取ってなかったし、生ジュードに興奮してたので、あまり覚えていませんが・・・

ロバート・ダウニーJr.とは前作で初めて会ったけど、すぐに友達になれたし、良い関係が築けている。この映画でも2人のケミストリーに注目して欲しい。
日本で成功しなければ、成功したとは言えないと思っている。←リップサービス?(笑)
すごく楽しい映画になっている。自分と話しているより映画を見た方が楽しいと思う。←イヤ、もっと話したいです!
(日本語で)ありがとうごんざいます!←惜しい・・・

終始ニコニコ。前回ほどじゃないけど、通訳中に客席に手振ったりファンサービス。前回よりも数列後ろの右端だったけど、段差あるからよく見えた。表情も分った。すごく短く感じたけど、15~20分はいたのかな・・・。 子供達を連れて来日中のジュード。この日は銀座三越でお買物したらしいけど、この後はホテルへ? 日本好きだけに、長めの滞在楽しめたならいいけど♪ というわけで、本編へ!

*ネタバレありです!

「世界各地で頻発する爆破事件。謎を追うシャーロック・ホームズ。犯人は最強の敵モリアーティ教授。結婚を機に落ち着きたいと願うワトソン。ホームズは教授を捕らえることが出来るのか・・・」という話だけど、このシリーズもはやストーリーとかどうでもいいという感じ(笑) もちろんいい意味で! シャーロック・ホームズとなっているけれど、前作見た人なら、いわゆる英国紳士然としたシャーロック・ホームズではないことは承知していると思うし・・・ なのでこれは、ジュードも言っていたとおり、シャーロック&ワトソン、ロバダニ&ジュードのケミストリーを楽しむ作品なんだと思う。

冒頭から激しいアクション。前回も多用した超スローで相手の動きの予測、自分の攻撃のシュミュレーションを見せ、同じ動きを早回しで見せる。スロー&クイックの手法は健在。前回はちょっと飽きてしまったけど、今となってはこのシリーズはコレがないと!と思ってしまうから不思議。今作ではこの手法がさらにパワーアップ。全アクションシーンで使われるけど、うんざりすることはなかった。森の中逃げるワトソンの腿の辺りに銃弾がかすめるーーーっ、逃げるっ! みたいな・・・(笑) 上手く表現できないけど、そういう映像が面白かった。ただ、これが楽しめないと、ちょっと辛いかも・・・ というのも、前作にも増してアクションシーンが多く、ホームズもワトソンも常に動いているイメージ。シャーロック・ホームズといえばの推理も、このスロー&クイックの手法で見せるので、ついて行くのが大変。なので、この手法がダメだと推理自体が分らくなってしまう可能性も・・・

前作の感想にも書いたけど、原作は読んでないので自分なりのホームズ像はない。むしろNHKで放送されていたイギリス グラナダテレビのドラマ版のイメージが強い。ちょっとシニカルで神経質な英国紳士のイメージ。実は原作のホームズは格闘技もこなすそうで、あながちかけ離れたキャラではないらしいけれど、これはやっぱり前作の(多分今回も)舞台挨拶でジュードが言っていたとおり、新しいシャーロック・ホームズなのでしょう。原作を読んでいないので、今作のストーリーが原作にあるものなのかは不明。たしかモリアーティ教授と死闘を演じて、滝つぼ落下って場面は有名だった気がする。どうしてこんなことを書いているかといえば、このシリーズはシャーロックの推理自体をそんなに見せようとしてないのだろうと思ったので。もちろん探偵なのだから、推理や事件を描くのは当然だから、調査も謎解きもするけど、全てこのスロー&クイックで見せる全体の大きな流れの一部という感じ。上手く言えないけど・・・ 同じくNHKで放送されたBBCの現代版シャーロック・ホームズ「SHERLOCK」もすごいスピード感だったけど、あちらは現代アレンジされているとはいえ、原作どおり推理の過程も描いているし、謎解き場面はちゃんとある。でも、それすらないという感じ。イヤ、あるけど(笑) むしろ、今作の方が時代は合っているのに、現代的な印象すらすると言ったら大げさかな・・・

うーん。おそらくこのシリーズは、この感じでやっていきたいのだろうというのはよく分った。前作では少し粗かったり、物足りなかったりした部分も、今回は過不足なく流れもスムーズだったように思う。ただ、前半はやや単調で、画面全体が暗かったこともあり、ちょっと寝てしまった・・・ ワトソンの結婚式のトコ。興味なかったらしい(笑) どのくらい寝ちゃったのか不明だけど、結婚式途中から記憶がなく、気づいたら新婚旅行の列車の中で敵に襲われていた でも、ここからの展開は全く飽きさせずおもしろかった。場面だけでなく、場所、登場人物、事件、推理、アクションシーンなど、めまぐるしく展開するので、寝ているヒマどころか、考えているヒマもない。これは感覚で楽しむ作品なのかもしれない。なにしろノオミ演じる女性については、一体誰で、どうしてわざわざ会いにいったのか、漠然と理解したままって感じ。イヤ、分ってはいるけど、別に特別出てこなくても成立するなと思った。それは、他の女性達にも言えること・・・ 今回は出番がなかったのでカメオ出演程度だったとはいえ、アイリーン・アドラーのレイチェル・マクアダムスにしても、時々いい働きをするワトソン妻にしても、特にいなくてもいい感じ・・・

ということで、今作でハッキリしたことは、このシリーズ最大の見どころは、シャーロック・ホームズの天才的頭脳でも、アイリーン・アドラーとの愛憎でも、宿敵モリアーティ教授との死闘でもなく、ホームズ&ワトソンのちょっと妖しい関係にあるのだと思う。同性愛者の方には全く偏見はありませんが、正直にいうと映画の題材としてあまり惹かれない。だから、イケメン2人が見つめあったというだけで、(´゚∀゚`)キタコレとなったりすることはない。でも、やっぱりこのシリーズはそういう要素があるのだと思う。結婚を機に落ち着きたいと望みつつ、結局シャーロックを放っておけないワトソンはともかく、完全に嫁に取られたか感の漂うホームズは、もう友情の域を超えてる感じだし、列車内でのベタ過ぎる女装は、そういう事を示唆していると思うのは考え過ぎかな・・・ まぁ、白塗り過ぎるお化粧がはげて、口紅も大きくはみ出した感じが『ダークナイト』のジョーカーみたいだったので、パロディもしくはオマージュかなとも思ったり。ジョーカーも女装したし(笑) 列車の個室で銃撃される時も、上半身裸のホームズとワトソンが密着してたし・・・ 間違いないと思う。そういえば、「SHERLOCK」でもベネディクト・カンバーバッチ演じるホームズはそういう感じを少し出していた気も・・・ 原作にもそういう要素があるのかな?

とまぁ、妖しい方向に展開してしまったけれど、正直ストーリー自体はそんなに印象に残っていない。でも、スロー&クイックを駆使した映像がすごくて、それらはぐるぐる脳内再生されたりする。世界各地で起きている連続爆破事件なので、ヨーロッパの主要都市が出てくる。パリ・オペラ座(オペラ・ガルニエ)が出てきたのはうれしかった! やっぱりガルニエは美しい。しかも、ホームズ達が潜入したのは、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」の舞台の真っ最中! このシーン好き♪ でも、ほんの数分でバーッと次のシーンに行っちゃう。ほとんどがこの感じ。舞台自体はセットだとしても、わざわざガルニエを撮っても、推理で重要なシーンでも、バーッと行ってしまう。1個くらいなくてもなんら問題ない。その、ある意味贅沢な使い方が斬新でおもしろい。2作目でようやく、やりたかった感じが理解できた(笑)

キャストは、もうホームズのロバート・ダウニーJr.とワトソンのジュード・ロウにつきるという感じ。あ、元祖ドラゴン・タトゥーの女ノオミ・ラパスも姐さんという感じで好演していたし、原作のヒロインともいえるアイリーン・アドラーのレイチェル・マクアダムスや、ワトソン妻よりは重要な役ではあったけれど、特別ノオミでなくちゃダメな役でもなかったかも。でも、このシリーズ女性を必要としてないよねきっと(笑) モリアーティ教授のジャレッド・ハリスや、シャーロックの兄で、これまた天才的頭脳の持ち主マイクロフト・ホームズのスティーブン・フライにしても、名脇役ではあるものの、正直地味な気がする・・・ ということは、このシリーズでは2人を見せたいってことなんだと思う。前述した部分も含んだ、2人のケミストリー。と、考えると2人は素晴らしい演技。真剣な部分と、軽妙な部分が絶妙なバランス。その兼ね合いもスロー&クイック。上手く言えないけど・・・ こういう作品はあまり演技に注目しずらいけど、後からよく考えると2人ホントに上手い。このスピード感で緩急きかせて、笑わせつつも、ホームズとワトソンの友情のあやうさまで感じさせるのはスゴイ。

前回の舞台挨拶で、見どころとして語っていた時代考証。そんなに詳しくないので、どの程度見事なのかは不明だけど、あえて作り物っぽい感じの街並みとかも好き。物語の中に自分も入り込んでいる感じというか・・・ 映画館のスクリーンで見たので、基本この感じだと思うけれど、かなり画面が暗い。なので、眠気に注意(笑)

原作の大ファンで自分なりのホームズ像があったり、シャーロック・ホームズの謎解きを期待していると、大きく違うかも。エンターテイメント映画として見たら楽しめると思う。オススメ♪

あ! オープニング&エンディングのシャーロックの現れ方に注目! これスゴイヾ( ・∀・)ノ

『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』Official site


コメント (8)
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【nephews】甥っ子2号お泊り

2012-03-03 00:00:00 | nephews
帰ったら甥っ子2号来てた!チーカマもらったよ♪ http://t.co/9BuUGUrg #pikubo Posted at 08:07 PM





家に帰ったら甥っ子2号がいた! どうやら、翌日お兄ちゃんの1号がサッカーの試合で早く出掛けなければならず、弟も仕事のため2号をあずかることになったらしい。持参したマイケル・ジャクソンのDVD見ながらマネしてみたりしてた。このtweetしてる時にはイスから飛び降りたりしてた(笑) いつまでも寝ないので、とりあえず自室に引き上げてきたけど、これからしばらくして寝たらしい・・・



http://twitter.com/maru_a_gogo


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