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【cinema / DVD】 『愛と死の間で』

2011-09-11 00:00:00 | cinema / DVD
"引きこもり映画祭"1本目は、先日WOWOWで放送してた『愛と死の間で』前世の記憶をもとに、前世で夫婦だった2人が、40年前の殺人事件の謎を解く。前に見た時はスゴイおもしろかったんだけど、今見るとちょっと物足りないかも… おもしろかったけどね #eiga Posted at 01:24 PM



最近『マイティ・ソー』の監督をしたばかり、ケネス・ブラナーが監督 & 主演したサスペンス・ラブストーリー。相手役はエマ・トンプソン。当時は夫婦だったんじゃないかな? 2人の共演作は『ヘンリー五世』が有名だけど、こちらは未見。これ、以前テレビで見てすごく面白かった。久しぶりにWOWOWでやっていたので録画して見てみた。デレク・ジャコビやロビン・ウィリアムズとか出てて、キャストはけっこう豪華。

記憶を失った女性を調査することになった探偵がケネス・ブラナーの役どころ。催眠療法で彼女の記憶を取り戻そうと申し出る骨董商がデレク・ジャコビ。この催眠療法により甦ったのは何と前世の記憶! 実は、彼女と探偵は夫婦で、しかも妻は夫に殺されていたという話。もちろんこの女性の役がエマ・トンプソン。で、彼女の身元調査を進めるうちに、前世の殺人事件の真相も探ることになるというサスペンスもの。そして、前世からの強い絆で結ばれる2人というラブストーリーでもある。

この前世が40年前という設定。この作品が公開されたのが1991年。単純にその40年前と計算しても、1951年。前世で2人が出会ったのが第二次世界大戦後、数年経った頃ということだったと思う。以前、見たとき面白かったのは、この前世の映像がモノクロで描かれていること。前世が40年前なので、関係者の中に存命の人がいるということ。もちろん真犯人も! 前世の部分がとっても素敵だった印象だったんだよねぇ・・・

まぁ、素敵でなくはなかったのですが・・・ 前世の記憶が話の主軸というのはおもしろいのだけど、やっぱりサスペンス部分とかが、今見るとちょっと物足りない。前世の映像がモノクロとかの手法も当時としては新しかったのだろうけれど、今見てしまうと新鮮味がないし・・・ 俳優たちの演技も若干大袈裟な気もしないでもないけれど、そこは演技派ぞろいなので見ごたえはある。前世の記憶を持っているなんて荒唐無稽な話もすんなり受け入れられる。

すごくおもしろかった記憶が期待値を上げてしまった感があるなぁ・・・ それは、それはこちらの勝手。今見ると若干物足りない気はするけれど、よく出来ていると思う。20年前の作品なのでケータイが子機ぐらいデカイ! 記憶をなくしている役なのでエマ・トンプソンの現代の服装はファッション性はないけれど、ジーンズのラインとかが当時を思わせる。40年前は素敵★


http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』(試写会)

2011-09-07 22:51:39 | cinema
'11.08.29
『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』 (試写会)@ビルボードライブ東京

rose_chocolatさんのお誘い。これはスゴイ見たくてyaplogでも試写会募集があったけど、平日の昼間・・・ 諦めていたところにお誘いが! もちろん行きますぅ!

実はこれ、ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京で行われたプレミア試写会で、ゲストによるトークあり。気になるゲストはChar、小林克也、LiLiCo、そして鈴木おさむ。Charはギタリストだし、小林克也は音楽番組、LiLiCoは映画としても、何故に鈴木おさむ? まぁ、いいけど(笑) Charカッコいい! ベルボっぽいジーンズに、大きめタータンチェックのジャケット、白シャツにマフラー(?)、帽子、足元はブーツ。かっこよかった! LiLiCoのスカート短過ぎ! 正面に座ってたカメラマン達、絶対見えてたと思う! まぁ、余談だけど・・・。

メモも取っていなかったので、あんまり覚えていないけど、小林克也がとっても熱く語っていた。結構ネタバレしてCharにツッコミ入れられてたし(笑) どうやら泣いてしまったらしい。詳しい内容などはちゃんとした記事があるかと思うので、特におもしろかったコメントを1つご紹介。たしか、ジミー・ペイジはインタビュー嫌いで、ほとんど取材を受けないことで有名だったのに、この作品ではよく話しているし、プロデューサーまでしているけど、どうしたんだろうという話題になってからの、Charの一言。

「大人になったんじゃないですか? ジミー・ペイジもやっと成人したんだと思う。ギタリストはギター持ったら13歳ですから(笑)」

まぁ、若干違う言い回しだったかもしれないけれど、内容的にはこんな感じ。この言葉、本作を見るととってよく分かるし、なんだかとって心にしみる。ってことで本題へ・・・


*ネタバレあり?

実はゲストたちが冒頭のシーンはビックリしますよと楽しそうに教えて下さったのですが、このシーン予告などで、さんざん使われているので、ビックリどころか見る前に分かってしまった(笑) この映画を見る人は、3人のファンか、ギターもしくはROCK好きの方だと思うけれど、それ以外の方には全くおもしろくないと思う(笑) 基本、ROCKもしくはギターの話しかしてないから・・・ 正直に言うと、3人とも特別にファンではないし、現在もしくは過去に所属していたバンドのファンというわけでもない。LED ZEPPELIN、U2、THE WHITE STRIPESについてはもちろん知ってたけど、LED ZEPPELINは曲とタイトルが一致するのは「移民の歌」くらい(笑) U2とTHE WHITE STRIPESはアルバムは持っているという程度。ジャック・ホワイトはむしろ『コーヒー & シガレッツ』の"Jack Shows Meg His Tesla Coil"で、姉でドラムのメグに、ニコラ・テスラのコイルのことを語っていた姿の方が印象的(笑) じゃ、何故そんなに見たかったのかといえば、ROCKが大好きで、ギターの音が大好きだから。なので、超有名ギタリスト達のセッションとあれば、これは見なきゃね(笑)

先日のBlue Note Tokyo同様、ステージに対して横向きのテーブル席。スクリーンはかなり上で、ずっと見上げている状態での鑑賞。首は痛いし、眠くなるし・・・。ライブ会場なわけだから、音はすごくいいんだけど、映画を見る環境ではなかった(涙) ちょっと集中力が続かなくて、淡々とした場面ではウトウトしちゃったり・・・。なので、ちょっと細かな部分とかは覚えていない(涙)

多分、それぞれのファンだったらもっともっと楽しめたと思う。彼らのギターとの出会いから、デビュー、そして現在に至るまで、それぞれがゆかりの地を訪ねながら語る。ジ・エッジはダブリンのマウント・テンプルスクールに行く。ここで、ラリーマレン、ボノ、アダム・クレイトンと知り合い17歳でU2を結成。練習をした教室とか、ライブをしたという校舎裏(?)とか、原点を見ることができるのはスゴイ。当たり前だけど、彼らにも高校時代があったわけだからね。この映画では「WAR」がフィーチャリングされているけど、U2の反骨な感じってダブリンという地の影響が大きいのかなと思ったりする。そして、この同級生という感じも・・・。上手く言えないんだけど・・・。それは、ナッシュビルの自分達家族以外はほぼ黒人という低所得者居住区で、9人兄弟で育ったジャック・ホワイトの何となく人をくったような、でもとっても傷つきやすい子供のような感じにもいえることかも。これまた上手く言えないけど・・・。でも、やっぱり育った環境は絶対に影響あるはずだと思う。その辺りは淡々と、彼らが語る姿を映すだけで、特に映像で何かを示唆することもなく、見ている側にゆだねていて、押し付けがましくなくて良かった。

そういう意味では、ファンであろうとなかろうと貴重な映像ばかり。小林克也が泣いてしまったというヘッドリー・グランジのシーン。イギリスの古い屋敷。実はここで「天国の階段」が録音された。あまりピンときてなかったのだけど、ファンなら垂涎の映像だと思う。泣いちゃった人がいるくらいだから(笑) なんだか、とっても落ち着いた素敵なところで、ROCKのイメージは全くないのだけど、画家を目指してサザン・アートカレッジに通っていたというジミー・ペイジは、わりとアート的な感じの人なのかな・・・。セッションの時も袖にフリル付いてるシャツだったし(笑) 今回のお目当ては、"ギターの神様"と呼ばれるギタリストの一人であるジミー・ペイジだったのだけど、とっても穏やかな印象。セットで3人で話している時も、にこにことMCのようなスタンス。熱く語る2人を見守っちゃうみたいな・・・。ぷっくりした下唇といい、フェイスラインの感じといい、なんだかおばさんみたいな・・・。それか関口宏のような佇まい。それは違うか(笑) でも、そんな佇まいの中、ダブルネック誕生秘話などが語られる。さりげなーく。その感じがいい。

3世代のギタリストと紹介されているけど、祖父 → 息子 → 孫というほどの年齢差はない。でも、いわゆるROCKのギタリストということで考えれば、やっぱり3世代ってことになるんだろうな。それぞれのデビュー当時の映像や、ライブ映像がおもしろい! 個人的にはTHE CLASHとかRAMONSの映像が見れたのがうれしい♪ もちろん世代じゃないけど、大好きなバンドのルーツがこの辺りなので(笑) やっぱり音楽的にも一番好きだし。映画を見るには最悪の環境だけど、音楽を聴くには最高なので、爆音で聴けてうれしい! 映像があったか不明だけど、ジ・エッジがサラリと「THE KINKSと対バンした?」とかジミー・ペイジに聞いてる感じにニヤリ(笑) とにかく、キラキラしちゃってかわいらしい。"一夜限りのジャム・セッション"と書かれているけど、ずっと3人でギター・セッションしているわけではなくて、以外にセッション・シーンは少ない。でも、コードを教えたりして3人で弾くのはやっぱりいい。3人が楽しそうというかうれしそう。キラキラしちゃってる。そして、やっぱりギターの音大好き!

3人とは関係ないけど、映画の始めの方で、ジ・エッジのローディさん? サウンド・エンジニア? 忘れちゃったけど、その人がジ・エッジのエフェクターとかサウンド・システムを嬉々として説明する姿も微笑ましい。もう、キラキラしちゃってホントに少年のまま(笑) もちろん、普段は違うのでしょうが、好きな事を語る姿がホントかわいい。Charが言ってた13歳ですからっていうのすごく分かる。tweetでも書いたけど、ギター小僧は永遠にギター小僧なんだね。ギターでも何でも、"これしかない"と思えるものに出会って、打ち込めている人は、大変なことも多いと思うけれど、やっぱりうらやましい。

書きたいことはいろいろあるけど、たいした知識もないし、それぞれの見方があるかと思うので、チラシや公式サイトで紹介されている、彼らの印象的な台詞をご紹介して終わりにする。

Jimmy Page:
私が音楽を選んだのか、それとも音楽に選ばれたのか分からない。でも、どちらでもいい。すごく楽しいんだ。それだけだよ。

The Edge:
僕は頭の中で聞こえる音楽を実際にスピーカーから出そうと自分を追い込んでしまう。それが俺の声だからね。

Jack White:
俺はいつでも満足することを恐れているんだよ。満足してしまったら、それは死を意味するのさ。

やっぱりうらやましい(笑) そしてカッコイイ キャァ♪(*ノ∀ノ)

音楽に興味がない人は面白くないと思う。でも、音楽、特にROCK、ギターサウンド、ギター好きの人は楽しいと思う。3人、もしくはLED ZEPPELIN、U2、THE WHITE STRIPESのファンの方は是非! オススメ!


『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』Official site

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【Googleのロゴ】フレディー・マーキュリー生誕65年

2011-09-05 00:22:49 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



本日9月5日はフレディー・マーキュリー生誕65年!

これ、スゴイ!!
ロゴ中央の再生ボタンを押すと、"Don't Stop Me Now"が!
しかも歌詞に合わせたアニメ映像が流れる♪
昔のゲームキャラみたいでカワイイ★
すごいぞGoogleの人っ!!

そして!

Happy Birthday Freddie

※上のロゴ押しても動画は流れません・・


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【cinema】『グリーン・ランタン』(試写会)

2011-09-04 03:37:13 | cinema
『グリーン・ランタン』(試写会)@一ツ橋ホール

yaplogで当選!いつもありがとうございます。詳しくはないけど、アメコミ映画好きだし、ちょっと見たい理由があったので応募。見事当選した。


*ネタバレありです!

「優秀だが自信過剰なテスト・パイロット ハル・ジョーダンは、その性格ゆえトラブルばかり起こしていた。ある日、突然緑色の光に包まれ、不時着した宇宙船へ導かれる。瀕死の宇宙人アビン・サーから、自分が宇宙の平和を守るために選ばれし者であると告げられて・・・」という話。まぁ、あらすじだけ読んだら何だそれという感じだけど、前半はほぼそんな感じ(笑) でも、アメコミだって分かって見ているわけだから、その辺りの荒唐無稽さは気にならない。来年公開の『アベンジャーズ』へ向けて、アメコミ作品が次々公開されているため、若干食傷気味なのと、少々地味というか小粒な印象ではあったけど、おもしろかった。

先日の記事でtweetしているとおり、実は来年公開の『アベンジャーズ』の一員なんだと勘違いしていた! ご存知の方も多いかと思いますが、毎度のWikipediaによりますと、『アベンジャーズ』とは、1963年にMARVELコミックが、"それぞれ違う能力を持ったヒーロー達が協力して戦う"というコンセプトのもと、すでに個別で活躍していたヒーロー達により結成したチームのシリーズもの。どうやら、この『グリーン・ランタン』の版元DCコミックが先に結成していたジャスティス・リーグに対抗するための結成だったらしい。はからずもライバルを見てしまったわけですね(笑) 両方ともアメコミにありがちな、それぞれの年代のシリーズごとに内容や性質などが違っているようだけど、『アベンジャーズ』がメンバーチェンジしているのに対し、基本創立メンバー達は今も現役とのこと。ちなみに創立メンバーは、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、二代目フラッシュ(後に戦死)、二代目グリーン・ランタン、アクアマン、マーシャル・マンハンターの7人とのこと。で、この二代目グリーン・ランタンが本作の主人公。で、長々何が言いたいのかというと、要するに見るきっかけとしては勘違いであったということ(笑) まぁ、これも見たいと思ったわけだから、別に間違いじゃないけど(笑)

グリーン・ランタンは初代から六代目までいるそうで、初代がオールアメリカン・コミックに登場したのは1940年。ほとんどが白人男性だけど、中には黒人男性もいるし、六代目は女性で初代の娘なのだそう。前述したけれど、DCシリーズのジャスティス・リーグのメンバーであり、本作の主人公でもあるのは二代目グリーン・ランタン。二代目は実は故郷を破壊されたことに対する怒りが抑えきれず、狂気に走り魔人パララックスになってしまうらしいけれど、映画ではそこは描かれない。Wikipediaの情報が膨大で、しかもマニアックなので全然理解できず(笑) ただまぁ、この二代目がヒーローとなり地球を救うまでを描いている作品であることは間違いない。で、長々書いているのは、一応調べたので書いておこうかと・・・(笑)

主人公ハル・ジョーダンは冒頭から寝坊。お持ち帰りしたっぽい女性を置いて、慌てて家を出る。幼なじみで社長令嬢、そして仕事のパートナーでもあるキャロルの苦言にも聞く耳持たない。どうやらこの会社、戦闘機を造っているようで、軍関係者にプレゼン中。キャロルとハルのコンビが、この無人戦闘機と対戦するらしい。もちろんテスト・パイロットとしての腕も必要だけど、ここは商品を売り込まなくてはならないところ。でも、ハルは相方のキャロルを囮にし、限界に挑戦してまで撃墜してしまう・・・。同僚は大喜びだけど、全員呆然。見ている側も呆然(笑) いわゆるアメコミものの特徴である自信過剰で鼻持ちならない主人公と、彼を見守る美女という王道設定。なるほどと思うけれど、やっぱり好きになれない。でも、彼のそういう一面はこの辺りだけで、実はトラウマを抱えていたり、瀕死のアビン・サーを必死で救おうとするいい人でもある。まぁ、瀕死の人物を救おうとするのは、普通のことではあると思うけれど、あからさまに人間ではないので(笑)

でも、この辺りのことや、実はアビン・サーが地球を含むセクター2814を守るグリーン・ランタンであり、彼が保持していた指輪が、自分を選んだのだということをアッサリ受け入れてしまう。突然、指輪パワーにより宇宙の彼方へ運ばれて、体が緑色になっても、ちょっとビックリしたぐらいでむしろ喜んでいるし(笑) 着脱可能なマスクをつけていても、キャロルにはアッサリ見破られるし、彼女も彼がグリーン・ランタンであることを普通に受け入れる。この辺りのことは、真面目に見ちゃうとツッコミどころ満載となってしまうのだけど、これは同時期にスーパーマンやバットマンが活躍する、アメコミ界というパラレルワールドの話なのだと考えれば、見ている側も受け入れやすいかも。そういう意味では人間的な部分での描き込みは足りないのかもしれないけれど、そこはアメコミなのでヒーローになってからの苦悩ならばともかく、ヒーローになるまでに、あんまり悩まれてもウザイのでOK。

正直、グリーン・ランタンの世界観というか・・・ 敵とか・・・ そういうのがイマヒトツ分かりずらかったのが残念ではあった。惑星オアの円形の広場に円柱のようなものがぐるりと取り囲むように立っていて、その上にヨーダのような賢者(?)達がいるのだけど、どうやらその一人がダーサイドに堕ちて、パララックスになったらしい(笑) その辺りの説明とか、ハルがグリーン・ランタンとなるための訓練シーンとかは、若干中だるみな感じで、ちょっと寝てしまった・・・ まぁ、こちらも悪いけど、寝かすもの悪い(笑) ただ、どうやら続編があるらしいく、本作はご紹介的な要素が大きいかなと思うので、重要な部分ではあるけれど、ザックリ急ぎ足な感じも仕方がないかなと思ったりもする。アメコミ・ヒーローものなのでやっぱり見せ場はヒーローが活躍するアクション・シーン。そこを見せるために時間を取っておかなきゃならないし、かといって尺が長くなると飽きてしまう。この感じはよかったんじゃないかな・・・。きちんと理解できなくても楽しめたし。ラスボスよりも分かりやすい悪役も出てくるし。どうやらハルとキャロルの幼なじみみたいけど、見た目からして10歳以上年上に見えるんですけど・・・(笑) ピーター・サースガードがこれでいいのか?という役を演じている。

で、グリーン・ランタンとなったハルの活躍となるわけだけど、指輪に選ばれたものの、グリーン・ランタンとなるためには"恐怖を克服できる者"でなくてはならない。ハルは幼い頃に目の前で父親を失いトラウマを抱えているという設定で、その辺りをどう克服するのかというのも見どころとなっている。アッサリ克服できちゃった気がしないでもないけど、地球のピンチにぼやぼやしている暇はないからね(笑) で、正直に言うと、ここまでの流れはCGとかいろんな要素を含めて、ちょっと地味で小粒だなと思っていた。途中寝たし(笑) でも、このグリーン・ランタンの技(?)がおもしろい! 実は彼らのパワーはランタンのような形をしたパワーバッテリーでチャージしなくてはならず、パワーが続くのは24時間。ただし、この間のパワーは無尽蔵。この光線状のパワーは、そのままでも攻撃できるけれど、主人公の思い描いたとおりのものに形を変える。ヘリの墜落を避けるために、汽車を出したりとか・・・ ハルの思い描くものがチビッコ発想でおもしろい! これは好き!

キャストは名前だけ聞くと豪華なんだけど、意外に見せ場が・・・なので、とっても小粒な印象。お目当てだったティム・ロビンスも別にティムじゃなくてもいい役だし、すごく残念な感じだし(笑) ピーター・サースガードは演技上手かったけど、ビジュアル的にとんでもないことになっちゃうし・・・。キャロルのブレイク・ライブリーはゴージャス美女。アメコミ映画のヒロインではかなり上位のゴージャス美女では? 旧『スパイダーマン』シリーズのMJは・・・だったしね。あ、でもキルスティン・ダンストは演技上手いから!(←フォロー) 重要な役でマーク・ストロングが出ているけど、顔赤いしM字型額の変な髪形で全然誰だか分からない。今回あまり生かしきれていない気がするけど、続編では重要な役どころっぽい。正直、ライアン・レイノルズ主演というのが地味な感じになってしまった理由かなと思ったり・・・。別に演技下手なわけじゃないんだけど、何となく決め手にかけるというか・・・。何だろう・・・。マスク似合わないし。まぁ、あんな"二○加煎餅"みたいなマスク似合う人少ないとは思うけど(笑)

と、なんだかけなしているみたいだけど、おもしろかったんだよ! それなりに(笑) ちょっと世界観を好きになるまでには至っていないけど、技のおもしろさとスピード感がいい! それだけでも見る価値あり。

エンドロールの字がグリーンなのが好き。エンドロール中にもおまけ映像ありなので、本編終了後すぐに席を立たないように!

そんなに難しい事考えずに見られるので、ちょっと楽しみたいと思った時にオススメ。アメコミ好きな方は是非!



二○加煎餅

『グリーン・ランタン』Official site


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【cinema / DVD】『刑事』

2011-09-04 00:00:00 | cinema / DVD
前に録画してたピエトロ・ジェルミ監督の『刑事』見た。今となってはオチは弱いけど、面白かった。女優達の色っぽさときたら… #eiga Posted at 04:26 AM



ずいぶん前にNHK BSで放送したのを録画してた。見ようと思いつつ、ずーっとHDDで眠ってた ちょっと寝られなかったので発掘して見てみることに。ピエトロ・ジェルミ監督の名前はもちろん知ってた。ピエトロ・ジェルミ監督といえば『鉄道員』だけど、実は未見。この『刑事』もその音楽とともに国際的に評価されたのだそう。実はこの主人公の刑事もピエトロ・ジェルミ監督自身が演じている。監督としてしか知らなかったので、見ている間は全く気づいていなかった。エンドロールで知ってビックリ!

冒頭、高級アパートの男性宅に泥棒が入ったところから始まる。その調査を進めるうち、同じアパートに住む女性が殺害される事件が起こる。容疑者は彼女のいとこで医師、そして彼女の夫・・・ 冒頭から伏線が張ってあって、意外な犯人が明らかになる。tweetしているとおり今見ると、そんなにビックリなオチではないけど、当時としては画期的だったのかも。殺害された夫人宅の女中役でクラウディア・カルディーナーレが! 彼女や夫の愛人役の女優の色っぽさといったら! クラウディア・カルディナーレは、ブリジット・バルドー(BB)に対し、CCと呼ばれたそうだけど、ここではちょっとコケティッシュ。でも、やっぱりイタリア女性の迫力はスゴイ(笑)

というわけで、なんだか変な感想だけど、なかなかおもしろかった。昔の映画は今見るとちょっと、まだるっこしかったりもするけど、その分品がある。


http://twitter.com/maru_a_gogo


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